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私の戒名 - 2008年03月11日

戒名っていろんな考え方があるよね。
私も以前まで何の関心もなかった。普通暮していてあるはずがない。何となく仏壇にある位牌に書いてある 文字 としか解らなかった。
5年前に一緒に生活を共にしていた最愛の祖父が亡くなった。私をとにかく可愛がってくれた。もちろん厳しくも育てられた。食事のマナーから、敬語、それはそれは厳しい祖父だったが、常に家族を愛してくれた。最期の3年は寝たきりの生活だったが、どうしても施設や病院を嫌い私の母が最期まで自宅で愛情一杯の介護をしてくれた。祖父もきっと喜んでるに違いないし、母も偉大である。
そんな祖父が亡くなり、葬儀一切を坂本家16代目の私が仕切ることとなった。何も分からないながらも、私たちを愛してくれた祖父を最後は立派に送ってあげたいと思い全てにこだわって段取りをしていた。
そんな中で直面したのが『戒名』という問題だった。
・・・・・どうしたものか?先祖の過去帳を広げる。我が家は代々あるので30名以上の戒名がそこにあった。そんな中に祖父が一番尊敬していた祖父の伯父畠山鶴吉の戒名を見つける。
鶴吉の父と母は我が家坂本家の墓に眠っているのだった。
『大歩院殿鶴翁光含彰徳大居士』
よく分からないながらもさすが立派な戒名・・・・。
祖父は熱海つるやホテルの役員として会社のため、伯父のために人生を捧げた人だった。伯父の戒名にも『鶴』の文字がある。祖父の名前の一字『徳』もある・・・これは祖父も喜んでくれるなぁ。
菩提寺のご住職にお電話し、戒名には是非『鶴』の文字を入れてくださいとお願いした。
通夜の日、ご住職から祖父に戒名が与えられた。

『圓融院鶴嶺寿徳大居士』
・・・・・・母と私と涙がでた。祖父にお似合いの名前がついたね。
祖父の父(私のひい祖父さん)は『法光院』という。『法光圓融禅師』というのはお寺を開いた開山様の名前で、その名前を親子で頂いたと聞きました。その翌年に私も大本山・南禅寺の管長中村文峰老大師様に『武徳』という戒名をいただきました。
立派な戒名は生きてる人間の見栄だとか、金の無駄とか言われますが、最愛の人が亡くなったらやはり喜んでもらいたいと思うのが人間、家族ですよね。
見栄っ張りだって思われても祖父が喜んでくれたら何よりなのです。
だってね、先祖がいて私の存在があるんだから・・。感謝ですよ。

祖父と2歳の頃 私も50代はこんなになるのではないかな・・・。

私と寅さん - 2008年03月13日

『男はつらいよ』って、とにかく大好きなんですよ。
どのくらい好きかって言われると『毎日見てます』って答えるほど。
本当にほとんど毎日見てるんですよ、DVDで。あの流れる空気感、風景、どれをとっても素晴らしいけど何といっても渥美清さんの演技は最高です。

私にとって寅さんはなくてはならないもの。
正直、『睡眠剤』のようなものです。・・・・あやしいかな。
でも、何となく毎日制作やら日々の雑事でついつい考え事が多くて眠れない時、寅さんが私を助けてくれるんです。時にはねずみ小僧寅吉だったり、有名な画家になったりして・・・(わかる人には解るよね)ゲラゲラ笑ったり、泣いたりしながら見てるうちにぐっすりと休めるんです。
もちろん、全て見つくしてるんで今は47作すべてを30回づつ以上は見てますからセリフまで分かってますけど(笑)
あと不思議と今日見たい作品を棚から何気なく手にとって再生するんですが、私のその時の環境にあった作品が流れるんですよねぇ。第37作『幸福の青い鳥』で長渕剛演ずる若者が公募展に出品した作品が落選する話があるんですが、不思議と自分の作品が良くない時にあの作品を手にするんです。怖いくらいにそれを手にしたその日に落選通知が来たことも。他にもそんな経験は数知れず・・・・。まあ、毎日見てますから。
そんな中でも私の一番のおすすめは、第17作『寅次郎夕焼け小やけ』です。始めからかなり面白い。太地喜和子演ずる芸者ぼたんと、宇野重吉演ずる日本画家青観と寅次郎のやり取りが見事だし、涙が出るくらい寅次郎の優しさに感動します。しかし、太地喜和子はすごい女優だね。渥美清さんもそうだけど亡くなってしまって残念ですよ。詳しい内容はご自身でご覧ください。
そうそう、最後に青観が描いた赤いボタンの絵が出るんですが、あれって誰の描いた絵なのかな?素人の作品ではないので、有名な画家が描いた作品だと思いますが。ご存知の方は教えてください。
さて、本日は・・・リリーと寅さんに癒されて寝るとします。

おまけ  アトリエの本棚より

祖母と駄菓子屋岩崎さん - 2008年03月14日

今日、ホワイトデーは私の祖母の祥月命日でした。
私が中学2年の今日、祖母は他界しました。67歳でした。とにかく人に好かれる人で穏やかな人でした。いつも祖母の周りにはたくさんのお客さんがいました。
沼津の行商のおばさんや呉服屋さんなど、どんな人にも休んで行きなさい、食事をしていきなさい、泊って行きなさいと言う人で本当にいろんなお客様が家に帰るといたという印象です。
小学校時代、私と祖母の毎日の日課は夜、私がお風呂からあがると近所の駄菓子屋の『岩崎さん』に出かけて買い物をすることでした。
行くと岩崎さんのお兄さん(祖母がお兄ちゃんって呼んでたけど私から見たらオジサン)が赤い丸い椅子を一つだしてくれるんです。そこに祖母が座る。それから『たけちゃん(私の本名はたけのりです)、今日は何を買うの?』って言葉からから買い物スタートです。予算は一日1000円。
まずは冷蔵庫から祖母にイチゴ牛乳、私は丹那コーヒー牛乳をだして飲む。ベビースターラーメン、かっぱえびせんか、カールを。ペンシルカルパスのサラミを3本、10円のガムを数個買う。
残ったお金で祖父に雪見だいふくのアイスをおみやげ。祖父はなんだかこれが好きでしたよ。いつも車を買ってた『ヤナセ』からレディーボーデンのアイスの券が送られてくるとそれも岩崎さんで換えてたなぁ。とにかく毎日ぴったり1000円使い切るまで買い物してました。
よく考えたら駄菓子を毎日1000円買うなんて・・・。祖母も太ってましたが・・・私もその頃は痩せてましたがね。
岩崎さんで売ってた焼きそばパンも美味しかったな。毎日なかったけど、ケースにあるとやったー!って喜んでたよ。懐かしいな。
祖母が亡くなってしばらくして岩崎さんは閉店となりました。
お兄さんに僕が毎日買い物来るから辞めないでって言ったのを覚えてます。僕が毎日1000円買ってもね・・・。
今でも閉店した岩崎さんのお店の前を通るたびに祖母のあたたかなまなざしを思い出します。

祖母と(3歳ぐらいかな、変な口してるね・・・) 

黒 - 2008年03月21日

私は20歳の頃から『黒い服』しか着ないことにしている。
約12年の月日が流れた。
人にも何で?とか同じものしか着ないの?って言われるよ。
そんな時は『黒の服だと影が出ないから痩せて見えるでしょ』とだけ答えてきたがそんなの関係ない。

きっかけは母が買ってきた 黒い上着 だった。

その頃、大学で彫刻をやっていたので登下校も つなぎ でいることが多かった。
何となくだらしない。彫刻の研究室もアトリエも更衣室もそれはそれは汚いなんてもんじゃなかった。
掃除好きの私からしたら毎日が苦痛だった。
つなぎかジーンズと簡単な上着で通う日々。まあ、正直服につぎ込むお金もなかったし、興味もなかった。
そんなある日、母が知人の洋品店から一枚の上着を買ってきてくれた。
それが運命の出会い。黒い服だった。
それまで、黒の服なんて葬式の時に着るものとしか考えてなかったが、着てみるとその心地よさと体中にビリビリ電気が走った気がした。

何だろう?この気持ち・・・。

次の日、さっそくそれを着て学校へ。なんか自分が変わったような気がする。いや、本当に変わってる自分がそこにいた。なんだか堂々と自分らしくいれるんだ。
それからはとにかく黒い服を買い集める。
気に入ったものは4枚まとめて買う。本当に黒い服を着始めてから自分らしくいられるんだ。
黒ばかりはダメだよ、運気が下がるなんて人から言われても黒しか着ないし買わない。
伊勢丹の私の担当の高田さんもアルマーニの方ももちろんわかってるので黒しか勧めない。
私のクローゼットは黒一色。
もちろん下着も靴下もすべて黒です。
こだわりというか黒は私の体の一部になってるような気さえするんです。


『渚の月』  8号  個展より


春に想う - 2008年03月21日

春って素敵だよね。桜や花がやわらかく美しい。個展会場にもたくさんのお花をいただきました。
癒されるし、描けるし嬉しいよ。

今回の個展では『宇宙や月・星』をテーマに描きました。
毎回、あまり個展のテーマは決めて描いたことはありませんが、今回は自然とそうなったんだ。
人間て不思議だね。
結局、宇宙の一部であるし、太陽や月がなければ生きていけない。
私たちの体や生活に欠かせないというか、宇宙の中に生かされてるんだよね。
私の部屋から見える海の潮の満ち引きも月の引力によるんだもんね、不思議だよ。
普段は考えることもないけれど、絵を描いていると生きている不思議さを実感する。
悩ましい毎日だよ。・・・・春なんだね。

今日もたくさんの友人が来てくれましたよ。ありがとう。
参議院議員の榛葉賀津也さんも国会の忙しい中をわざわざ来てくれました。
ほんとありがとうございます。県内のファンがものすごく多い榛葉さん。いつも感謝してます。

花も団子も - 2008年03月27日

昼前の電車で伊豆熱川の教室に向かう。
伊豆急は伊豆高原のさくら祭り目的であろう多くの人で混雑している。
今日は暖かく天気も良いので桜見物には最高でしょうね。
途中、車窓からも美しい桜が・・・・。
春はいいですね。
夕方に教室から家に帰ると、友人の社長が彼の会社の有能なディレクターと私を待っていた。
その後、彼らと隣町の焼き肉店に打ち合わせに出かける。
まあ、本当はその焼き肉店の名前も公表したいのですが、今後の混雑を予想するので内緒です。
とにかく安いし、旨い!
まずは塩レバーを。う、旨い。私は生肉はほとんど食しませんがこれは最高です。
臭みなんか全くないしね。驚きますよ。
その後はいつもの厚切りカルビを。見てくださいこの厚さ!サシもほどほどに柔らかくて素晴らしい!

ご主人がまた最高なんですよ。
まあ、決してきれいとは言えない店内ですし席も狭いの。
『あ、ちょっと狭くて座れるかな?』って私の一言に『じゃあ、痩せてから来いバカヤロウ!』って(笑)。
とにかく口は悪いようですが、本心でないの。優しいんですよ、実際は。

とにかく、どんだけ食べてももたれないんですよ。
タンもロースも最高です。正直、ここで食べたら他の焼肉屋は行けないよ。
しかし、毎日食べることばっかりですが私こんな毎日ではありませんので・・。
今週はたまたまなんです(汗)・・。
で、その後に今日の本当の目的である新規事業の打ち合わせに三島へ。
充実した内容ある話でした。やっぱりみんなが集まるといろんなアイデアがでて面白いよ。
H氏はなかなかの切れ者ですな。
社長、良いスタッフを見つけたね!これから楽しくなりそうです。

打ち合わせ後、三嶋大社にお参りと桜見物。
遅い時間でライトアップは消えてましたが、みんなで春のひととき。
花も団子も良い一日でございました。
今年はとにかくいろいろ頑張りますよ。

疲れ - 2008年03月31日

都内から帰ってから最近の疲れにダウン。
歯がガタガタとなる・・寒い。
熱を測ると39.6度!
こんな高熱は久々で、そのうちに体中が痛い。
寝ていても苦しい時間。
朝、病院に行こうと思うが体が思うように動かない。情けないね。
午後にかかりつけの病院に。炎症反応が機械の数値を超えてエラーに。
点滴で少し落ち着きました。今週は点滴に通います。
全く、最近の疲れがたまってたにしろ弱い自分が情けないよ。
桜をスケッチに出かける予定もなくなりそうです。

我が家の吊るし雛

海と桜と - 2008年04月01日

今日も点滴に通う。
昨日の夜中は5分ごとにくるお腹の痛みに全く眠れない。
主治医の先生から入院の相談もありましたが、市内の病院に個室の空きがないとのことでしたので
自宅から点滴に通うことにしました。どうも、他人と同じ部屋では全く眠れないのと、気になってよけい潰瘍になりそうなので・・。
ああ、こんな時に湯河原の吉田理事長が生きてれば・・・とお世話になった理事長を思い出す。
私もこんな体をして年に何度か具合が悪くなります。
そんな時にいつもわがままを聞いてくれたのが、湯河原のI病院の吉田理事長でした。
『おお、どうしたんだ?この御飯だと物足りないだろうから特別メニューを作らせるよ』など
いつも温かな応対でした。坂本君の個室はいつもあいてるよって(笑)。
昨年、惜しまれながら理事長は亡くなりました。理事長ありがとうございました。やすらかに。

点滴が終わり自宅に帰る。
腹痛は続いていましたが、気分を変えたいので母と母の友人でいつもお世話になっている伊豆山の原さんの運転で湯河原の千歳川の桜を見に行きました。
美しいね。


桜ってなんでこんなにも心に沁みるんだろう。
満開も素晴らしいけど、散るのも切なくて美しい。京都もそろそろかな。
帰り道、そばの加賀屋さんで加賀そばを少しいただく。
これを考案したのが私の絵画教室の生徒さんで熱海高校教諭だった杉田先生だとか。

この加賀屋さんの前に海と三ツ石海岸を背景に桜がありました。
体調良かったらスケッチしたいのにね。残念なくらい美しかった。

春ですね。

神様 - 2008年04月02日

朝から点滴に。昨晩の辛さがウソのようにかなり良くなりました。

健康こそ宝ってよく言いますが、ほんとだね。
具合悪いと仕事はできないし、食事もできないし、夢も悪夢ばかり・・。
健康だからこそなんだよね、何事も。有難いことです。
医学にしてもお医者さんも素晴らしい仕事ですね。
私も小学3年の時の文集には医者になりたいって夢が書いてありました。
つらい時に助けてもらったりすると、その人はヒーローや神に見えるもんね。
日頃お世話になってる荒竹弁護士や白弁護士にしても憧れますね。
人を助ける仕事、何がどうとはわかりませんが素晴らしい。
絵描きもそうだと思う。私も高山先生の絵に助けられたし、救われた。
そんな絵が描けたら死んでもいいかな。

夜、少し良くなったことをいいことにJC下田委員長、鎌田委員長合同委員会に出席。
まだ不調なのにこれなんだよな。休んでいられないの。
特に下田には世話になってるからね。これも私なりの友情かな。
明日は休養します。

写経 - 2008年04月03日

朝からブログなどを見て心配してくれた友人知人からお見舞いメールをいただきました。
本当に嬉しいです。
病は気からでしょうか、治るのも嬉しいメールが薬になったようでほとんど良くなりました。

でも、今日はのんびりしようと決めたので家からは外には出ませんでした。
また今日は祖父の祥月命日でもありましたので、仏壇の前で般若心経を唱え合掌。
何人かの方がお参りにも来てくださいました。感謝。
こんな日は祖父やお世話になった方への感謝もこめて写経をする。
私、写経は日ごろからします。特にお世話になった方へのご供養のためと自身の気持ちの統一のため。一枚に3時間以上かけることも。
6日も私の大恩人のご主人さまのご命日。
感謝とご供養をこめて写経。

香を聴く - 2008年04月07日

昨日の夜は何となく考え事や雑務が多く、朝の7時過ぎまで眠れない。
スケッチをしようかと花を眺めるが手につかず。
結局、2時間ほどの仮眠で起床。
心がザワザワしてる。いつものことですが、こんな時は香を楽しむ。
京都の松栄堂が好み。
練り香では『梅が香』、線香は『堀川』を。
高い安いよりも私の心にはこの二つが安らぎを与えてくれる。
9月に京都に出かけた時に購入した象さんの香炉。鼻から香が香る可愛いでしょ。

嗅覚は記憶に直結しているのか、この香りには嬉しい思い出が。
ああ、あの時間はもう二度とかえってはこないけど・・・。
もう、忘れましょう。思い出しても仕方ない。
結局、人間は独りで生まれて独りで死んでいくのだから。
ぞうさん、あんたの顔は前向きに見えるよ。ありがと。
明日はY新聞社の方が取材に。
朝起きて60キロ痩せてたら竹之内豊のように・・・・見えるわけないか(恥)。
まあ、だから今の自分が本当の自分なんだよね。

取材をうける - 2008年04月08日

夜中からの暴風雨。凄まじいくらいの風に怖いくらいでした。
楽しみにしていた牡丹の鉢が一つ駄目に、写生楽しみにしてたのにがっかりだよ。
朝も昼も変わらずの天気。自然の力には勝てませんね。
海も唸ってる。

午後、読売新聞社のT支局長さんが取材に。
昔、私が絵を志すきっかけになった絵本『かさの手紙』の受賞も読売新聞社主催でした。
取材ってある意味自身を見返すきっかけになりますね。過去を思い出しながら、自身を話す。
約2時間楽しい時間でした。
中学時代の思い出、何で絵描きを志したのか、先生との出会いなど。
確かに熱海在住だった藤島先生に出会わなければ絵描きにはなってません。
絵で生活できるなんてそれまで想像できなかったし。
絵描きなんて言っても、教師退職者や他の仕事をして収入を得てたり、出品すれば必ず入選の公募展も様々ありますし、なんとか国際展入賞とか、なんとか展に何十数回入選したとか・・・。
画家なんて資格が無いからね。
今日から誰でも画家と言える。そんな出会いばかりでしたから。
しかし藤島先生は違いました。絵を描いて絵で生活をし、家族を養っていた。素晴らしいことだと感動しましたよ。
つい5日ほど前にお電話をいただき、70歳を前にして『たけちゃん、絵を描くのは難しいよ』ておっしゃってました。40年以上のベテラン日展会員の作家が難しいと言って絵を描いてる。
絵描きもある意味職人ですから、納得なさるまで探究する。
世の中では定年でゴルフ三昧の年齢。
絵描きは素晴らしいなぁって思いました。
少なからず、日展の日本画家の先生方はみんな素晴らしい生き方をしてます。
私もそのはしくれになれるよう今後も努力します。

今日の取材の様子は今月の21日頃の新聞紙上でご紹介いただけるようです。
掲載されましたらご報告いたします。

『自画像』 高校時代のコンテデッサン

不思議な力 - 2008年04月10日

昔から『正夢(まさゆめ)』というのか霊視というのか、私には変な予知能力があります。
それの始まりは小学校時代から。
その日、夢見た出来事がその日のうちに実際のできごとになった事実がよくあるんです。
本当はあまり言いたくない話ですが、まあ話半分に読んでください。

最近でもかなりありますが、話しても良い身近な例で言います。
夢の中で祖父の頬がパンパンに膨らんでまるでこぶとり爺さんのように・・・。
そのうちにその頬からピンク色の水がどんどん出てくるのです。もちろん現実ではあり得ない話。
今までにもかなり正夢があったので朝起きて、母にその話を。
その時は笑い話で私は出掛けたのですが、その数時間後元気だった祖父に異変があり血尿が。
その日のうちに祖父は入院しました。その病が原因となり祖父は旅立ちました。
私もそんなことが続くので、夢で気になったことを言っても良い間柄の人にはそれから言うようにしています。
親友のYも数年間会ってませんでしたが、その日はYが交通事故に遭う夢を・・・。
数年も会ってない友人にこんな話をするのはためらいましたが、すぐに電話を。
その日は休日で彼女(今の奥さん)とドライブ中だとのこと。夢の話をすると、ハハハと馬鹿にしてる。
まあ、仕方ないですよね。
やはりその夜、Yから電話。久々に熱海に帰って来て、横から来た車と衝突。交通事故・・・。
しかし、瞬間、私からの電話をふと思い出し大事には至らなかったとのこと。
今、近くの交番にいると連絡が入り私もそこに行きましたよ。しかし車は大変なことに・・。
ある大きな地震の日も沼津教室で生徒のOさんに『今日は地震があるような気がするよ』と話してその晩に地震が。Oさんからもかなりびっくりされました。
まあ、そんなことを含めてかなりありますから私の中ではああ、またかと。
人に会っても見えるんですね、これが。
ああ、彼女は幼いころに父親から暴力をうけてたな、この人は弟さんが亡くなってるよとか・・。
写真を見てもこの赤ちゃんは鼻が悪いねなんて。
聞くとほとんどそのようです。
ああ、笑顔満面の夫婦だけどこりゃ駄目だなんて。数週間後離婚に。
気になることはいつも。
毎日、毎回判りませんがね、それをかなり感じる日はあるんですよ。
でも、人間って気ってありますもんね。感じて当然でしょう。
今日も熱川教室の帰りの電車で気になる少年が・・・。
大丈夫だと良いのですが・・・。
全く仕方のない感覚ですね。

まあ、友人知人でもこの私のこの能力(?)をあてに相談もたびたび。
過日も小学校からの友人Rが結婚してなかなか子供ができないとのことで
相談を受けました。その日はよく見えたんですよ!
もちろん彼女の家には行ったこともありませんが、鮮明に見えました。
ベットの周りにたくさんのぬいぐるみがあるのが。
それが見つめてるんですね、ああ、これが駄目だと。
だから彼女と旦那に言いましたよ。そのぬいぐるみを片付けるか、方向を変えなって。
ビックリしてましたよ、何で判ったのかって。
ついでに旦那が玉ねぎばかり食べてるのも見えたので、それも控えたらと。
再度、ビックリしてました。最近、血液サラサラを考えて毎食玉ねぎサラダだったそうで。

それから四か月後、電話が鳴りました。『たけちゃん、ありがとう!子供できたよ!』って。
まあ、ほんとに良かったね。もうすぐ出産だね。おめでとう。
みんなが幸せになれば一番ですよ。
これで自分のことがわかれば最高なんですがね・・・。

『月夜に』  3号

心地よい日 - 2008年04月11日

朝から忙しい日。
教室の問い合わせが数件あったり、今月末の展覧会の資料つくりなど。
資料は昔のパソコンが便利でいまでもワープロ代わり。
午後からは自宅での教室、夕方は多賀教室に。
まあ、普段のんびりしているのでこういった日は考え事をする暇もなくて良いね。

仕事のパートナーが私の時間は私のさじ加減でどうにでもなるんだろう?って言いました。
確かにそうなんだけどね、毎日の予定を自身で組み立てるのはなかなか難しいんだよ。
自分でも理解に苦しむくらいですから。
私は親戚にも毎日遊んで暮してるように思われてるみたい。
まあ、サラリーマンのように週休2日で朝から晩まで仕事ってことはありませんがね。
教室だけが仕事なら週休6日で一日3時間の仕事かもしれませんが(恥)。
絵も描いたり、打ち合わせをしたり、写生したり、人と会って食事するのも
旅に出るのも仕事のうちなんですよ。
遊んでるようで頭の中は働いてます・・・・まあ、理解は求めません。
でもこうやってなんとか一度もアルバイトもせずに、絵を描く生活を10年以上やってますね。
大学を中退したのが21歳。その時に親の世話にもなりたくないし、でも絵以外でアルバイトを
して収入を得てしまっては甘えてしまうと思って自宅で初めた絵画教室。
この4月で11年経ちました。通って下さった方は現在の方を含め120名以上になります。
感謝しますね。

さて、教室から帰って友人たちと会食。隣町まで新しい事業の打ち合わせを兼ねて出かけました。
最近、毎週来ているいつもの焼き肉店。
牛タンが最高でした。

そしていつもの厚切りカルビ・・・。

小学校時代、一緒に塾に通った仲間。
二十年経ってこんな仕事の話で盛り上がるなんてね、嬉しいよ。
食後のデザートも美味しかったね。
今日はなかなか深い話で盛り上がる。
来週の木曜日は都内に視察に行く約束を。

食事が終わり空を眺める・・・・美しい三日月が。

ああ、毎日忙しいサラリーマンはきっと空を眺める暇さえ無いのでしょうね。
人間の一生って何なんでしょうかね。
お金のために働く、趣味のために仕事を頑張る、家族のために・・・?
幸せの瞬間は誰もが感じるのだけれど、その環境は様々。人と比べる必要もないし、自身を信じる以外ないよね。
今日はなんだか久々に朝から心地よかったなぁ。
そんな日は夜まで気持ち良い。
だから寝るのがもったいないから、嫌な事務仕事を片付けますよ。
明日は絵を描きたいのでね。

HERO - 2008年04月14日

昨日の晩、何となく夜の森林の空気が吸いたくて私のスタッフだったI君の運転でドライブ。
途中、TSUTAYAに寄りました。
この数か月、テレビが嫌いになってしまいテレビはほとんど見ません。
何より殺人事件とか悪いニュースは気持ちが悪くなるのでね。ネットでのニュースのみ。
たまに都はるみがどうのこうのとか、森ちゃん寿司なんかで聞くと世事的なことの無知に気がつきますが、まあそれも良いのかと。
でもDVDはいろいろ見ますよ。
今日は何となく新作の場所に・・・。
木村拓哉さん主演の『HERO』を手にとりました。
木村さんとは何となくご縁がありましてね、まあ何とはここでは申し上げられませんが。
お母様もいつもお元気で。
出演の大塚寧々さんも私の大学の先輩ですしね。
そんなこともありまして、映画では拝見できなかったのでレンタル。

細かい内容はともかく全体の空気感が良かったね。
もちろん木村さんの演技はもちろん他の出演者のバランスも。
特に服部隆之さんの音楽は10年以上前のフジテレビドラマの『それが答えだ!』からのファン。
それが映画をグンと引き締めていて・・・なかなかでした。

映画を見終わって『仕事』ということを考えさせられました。
私にとってのヒーローはやはり師 高山辰雄先生でした。
どんな仕事も誇りと信念を持ち続け、徹した時にその仕事や人々ののヒーローになれるんでしょうね。
そうなりたいと思うことも必要かも知れませんが、仕事を極めたらカッコいいね。
一流と呼ばれる人たちはそんな空気がありますもんね。
私もいつも身近な友人たちの頑張りが励みで、さらに自分もそんな友人に負けまいとそう思って生きてきました。
中学には中学の友人、高校時代は同じクラスだったチェリストの青木祐介、
プロボクサーだった篠崎宏樹、フジテレビアナウンサーの渡辺和洋君。
大学時代も舞台やジャニーズで活躍してた友人、スタジオジブリで頑張ってる山田の伸ちゃんなど。
そんなみんなが喜びだったし励ましでした。
みんなそれぞれの分野で活躍し、ヒーローになってる人もいるよね。
最近、そんな身近な刺激が無い生活かも。これも私の頑張りが足りないのかな・・・。
こんな現状に満足してるつもりはありませんが、さらに自分の目的のために今日から再出発かな。
そんな気持ちにさせられる映画でしたね。

祖父の遺言 - 2008年04月15日

祖父が亡くなって、一通の手紙とマイクロテープに吹き込んであった私への遺言がありました。
それには祖父自身の生い立ち、私への想いなどがありました。
愛情いっぱいに私を育ててくれた祖父。本当に感謝しています。
我が家は山梨県大月市が故郷。そこで曾祖父までは坂本材木店という材木屋を営んでました。
先祖代々の山林から木を切って商売をしていたのだそうです。
現在もその山林、屋敷はそのままにあります。

我が家の山林

小学校時代は別荘として夏休みは一か月、その家で過ごしていました。
友人のターボーやたこちゃん達とも泊まった思い出が・・・。
不思議なのは『坂本吉衛門大明神』という、私の先祖が神として祀られていること。
詳しくは書いてありませんが、昔は我が家にお札の版もあり、村の人がお参りに来てたとの話も。
屋敷の奥には今でも先祖からの宝の『丸い石』が二十三夜様などと祀ってあります。
親戚もよくその石はまだあるのか?と聞いてきます。私には普通の石にしか見えないけど。
庭には沢が流れています。その沢が大水になって石が流れた時も、村中の人と我が家の使用人の
人たちが総出でその石を探した昔話も。

そんな遺言の中でも3つのお願いがテープにありました。
まずは『政治家にはなるな』というものでした。
我が家は代々政治家一家。祖父は親の市議会議員選挙や伯父の衆議院選挙で
苦しんだこともあってでしょうね。財産も選挙で減らしたようですし。
まあ、選挙に出て当選する度に私腹を肥やす政治家よりはましかな。
また『政治家は自分より馬鹿な人間に馬鹿だと言われる』とも。
もちろん、今までも正直ちょっと話くらいはありましたが、祖父の遺言ですから
もちろん政治家にはなりません。まあ、なれないでしょうが。

『男なら人に使われるな、自分で事業を起こせ』ともありました。
まあ、小さいながらも私も一人で頑張ってますからね。
バイトも就職もしないのも実はそれもあって頑張ってるのかも。
親の七光りで親からの会社をやってる訳でもないしね。

最後は『親戚の会社に勤めるな、親戚とは事業を起こすな』とありました。
まあ、祖父もそれで苦労したせいでしょうか。
全て、自身の苦労からの遺言ですね。
どんな時も私を可愛がってくれた祖父でした。
苦しい時も、悲しい時も私を守ってくれました。
病院で最後の言葉は亡くなる10日前でした。私の誕生日、今日はみんながお祝いしてくれるよ
との呼びかけに『おめでとう』と声をかけてくれました。
最期の言葉までが私への祝福でした。涙が止まらなかった。

感謝をこめてその頃27歳の私は祖父のためにお墓を新しく建てました。
以前よりは小さいお墓になりましたが、私の精一杯の気持ちでした。
20代で墓も土地も家も買って、普通の20代とは違う生活を送りました。
そのころはほかの同級生は、カッコイイ新車を買ってオシャレをし、
彼女や友人とスキーや海外旅行といった爽やかな青春時代。
私は日展の勉強や教室、個展と仕事に夢中の寂しい20代で残念でしたが。
今はその分、自分の時間を充実して送っているように感じます。
それも家族や皆さんの応援のお陰。
人に愛されることは嬉しいですね。


鎌倉散歩 - 2008年04月15日

本当は京都に桜の散るのを見に行こうと決めていたのだが、起きたら11時。
昨日は夜中2時近くまで下田とJCの資料作り。
まあ、仕方ないよね・・・。
先日、親友のカズミが奥さんと鎌倉に行って心地良かったとの話が脳裏にあったので
いざ鎌倉へとなりました。
いつものように御朱印帳をカバンにいれて出かけました。
天気は良いし、お寺を参拝するのにはちょうど良い気候。

東海道線グリーン車内は空いてましたね。
海はきれいだし、気分は爽快。
大船で乗り換え北鎌倉に到着。と、同時に携帯が鳴りました。
『こんにちは。ぶでんさん』・・・・友人でオペラ歌手の近藤辰俊さんでした。
今日は近藤さんお勧めのイタリアンでのお食事のお誘いでした。
ちょうど、都内も近いので鎌倉散歩を終えたら連絡しますと約束。
駅前の円覚寺へ参拝。修学旅行生がいっぱいでしたよ。

山門からぼちぼち歩いて方丈へ。いやはや本当に天気が良い。気持ちいいね。
途中の道にはシャガの花がたくさん咲いてました。桜も八重が咲いてました。

春はとにかく花がきれいでいいね。
円覚寺をあとにしてまたぼちぼちと散歩。天気が良すぎて暑くなってきたよ・・。
建長寺、うーん、円王寺、うーん、ビーフシチューの去来庵は・・・うーん。
暑いのでまたに・・。
とにかくだんだん足は痛くなってきたし、今日の本当の目的である鶴岡八幡宮の牡丹苑に。
牡丹はちょうど見ごろのはず。絵に描くにもまずは見たいしね。
とぼとぼ歩いてやっと八幡宮に着きました。
また階段が・・・。頑張ってのぼって参拝。きれいな眺めだよ。

ここでももちろん御朱印帳を。書いてくれたのが若いイケメンの神職さんでした。
顔もまるで神の鹿のような感じでしたし、何より字が美しいですよ。
彼はなかなかの人物になるよ。
さて、待望の牡丹苑に。いやいやなんとも素晴らしい。

近くの椅子でしばし牡丹に酔いしれていました。
写生するようにスケッチブックは持ちましたが、そんな空気ではないので心に焼き付けました。
とにかく、足も痛いし。なんて体力ないのかね。
自分で自分の重さを久々に感じまして。
小町通りの笹寿しに・・・休み。玉子焼きのおざわに・・・休み。
火曜は休みが多いようですね。残念。
キャラウェイは開いてましたが、カレーという気分でもなくて。
ああ、料亭の『やなせ』がやっていたら良かったのにね。
ビルの建て替えで2年前に無くなりました。私はいつもやなせの松花弁当が好きでした。
駅前の豊島屋のビル三階の和風茶寮『扉』へ。
まずは鎌倉ビールとやらを。ちょっと甘みがあり美味しいね。

小腹がすいたので、一口かさねとかいうお弁当を注文。
いろいろなものから三種類選べるという小さな重箱弁当。

見た目はね、きれいで女性には人気かもね。
味は豚汁・・・・は?弁当も・・・・え?
それ以上は言えません。まあ、観光地の見た目美しい弁当ということでしょうね。
若い女性の店員さんはね感じよくハキハキしてましたよ。
そんなこんなですっかり疲れてしまい、都内に夕食に出る元気はなく・・。
近藤さんに今週の他の日にとのことでメールしました。
12月も仕事の関係で鎌倉に来ましたが、まあ人出はありますね。
熱海もこのくらい活気が欲しいよね。
久々に歩き回りましたから今日はよく眠れそうです。
明日もちょっと散歩に出かける予定です。


また?鎌倉散歩 - 2008年04月17日

昼からパートナーとの仕事の打ち合わせ。
2時間があっという間でしたね。お互い遠慮なく話しあえるのは大切な証拠です。
午後は再来週に控えた展覧会の準備。
その後は小田原で仕事の話し合いがあって出かけました。

会合はすんなり終わり、その直後に親友の下田から電話。
『あんたさぁ、今から鎌倉行かない?』・・・・・・は?
彼は今日は東京で花のレッスンだったようで、帰りに鎌倉に向かうとのこと。
聞けば私が鎌倉に行った話をしたので、気分転換に行こうとの電話でした。
しかし、あーたね私は一昨日行ったばかりだよ!
まあ、小田原にも出てるし、しょうがない行くかってことでまたいざ鎌倉へ(笑)。

今日はあいにくの雨模様。
やはり東海道線グリーン車内は空いてました。
鎌倉に着いたのは4時過ぎ。
下田とは駅で待ち合わせ。もうアイスを食べたとか・・。
どこに行こうか?まあ、ひとつくらいお参りして鎌倉の町並み散歩をすることに。
まあ、男同士ではありますが彼も花を勉強してるので見る物のセンスはあいましたね。
さすがに花屋だけあって花屋があると勉強のためかすぐに入る。
良いことですね。
路地を散歩。小さいギャラリーとか、かわいい花屋がありましたよ。
雨もあがりました。

鎌倉はなんか家も雰囲気ある家が多いよね。
こんなところに家があったらいいよなーなんて話しながらいろんな路地を歩きました。
そう言ってる間に5時過ぎ。
鶴岡八幡宮に参拝。ボタン苑はさすがに閉まってました。
急で用意もしなかったので御朱印帳はありませんでしたが、お札で頂きました。
おみくじを引く。下田は大吉、私は中吉。
二人で足が痛いねとか言いながら、キャラウェイに入りホタテカレーを食べる。

私は朝から何にも食べてなかったので、懐かしの味に満足。
下田もお腹いっぱいだからと言いながら私より早く完食。
駅前に着くと雨が。
時間をみながらルノアールでお茶をして帰ってきました。
滞在時間は実に約2時間。
でも、下田は休みはちょっと寄り道がなかなかいいねって言ってました。
そうだよね、目的をちょっと変えると不思議に良い時間になったりする。
私もそんな空気が大好きだな。
続けて鎌倉へ、こんなこともあるんだよね。


雷と満腹 - 2008年04月18日

朝からもの凄い雨でした。
雷って昔から嫌いです。自然の恐ろしさを感じるね。
雷が酷いと外にも出たくないよ。そのくらい嫌いだよ。
さて、午前中に熱海市立桃山小学校の教務主任のF先生から電話がありました。
今年も桃小で文化庁の文化大使として日本画の授業をすることが正式に決まったとの連絡でした。
健ちゃんや太朗ちゃんはもう中学生になったから会えないのは残念。
5月から伺うことになりました。楽しみです。

今日も再来週の展覧会の準備。
案内状の原稿作成から会場の手配、新聞広告の以来、生徒さんの額の手配、
懇親会の準備から会場の当番のシフト作成までもちろん私一人ですべてを準備します。
40人の120点を展示。今までも数十回の展覧会や個展を準備してきました。
慣れとは言え、最近はちょっと一人での準備は時間的に無理が・・・・。
まあ、会員皆さんの笑顔のために頑張りますよ。

そんなこんなで朝にサンドイッチを2かけ食べただけ・・。
夕食は前から親友のカズミ夫妻との食事の約束でした。
7時にカズミがわざわざ車で迎えに来てくれ、小田原の『相州鳥ぎん』へ。
この店は昨年に小田原城そばの『お堀端画廊』で個展をした時に毎日通って以来のファン。釜飯と串焼きが美味しいね。
カズミ夫妻も都内の帰りにはここで食事をすることが多いとかで。
そうそう、ちなみにお堀端画廊のロゴ文字は私の作品です。
鳥ぎんについて、三人で『あー、お腹すいたー』って(笑)。
まずは私は鳥ぎん特製の梅酒ソーダを注文。きれいな出し方だね。

三人で食べきれないほどのメニューを注文しました。
これもその一部。まずは蟹サラダのわさびドレッシング。
わさびの風味がいきてる。ほんと良い味!川エビのから揚げ。

串焼きをじゃんじゃん・・。

あとね、この鳥のもつ煮が最高でしたよ。柔らかくて味噌の味がとっても良かった。
人気で売り切れも多いとカズミが言ってました。

さてもうすでに満腹でしたがここへきて釜飯を食べないわけにはいかない。
釜飯は五目と、鳥と明太子の二種類を注文。美味しかったね。

満腹で外に。そういえば雨や雷はいつのまにか止んでる。
雷様はおへそをとるんだっけ?
こんな満腹なお腹ならおへそもとり易かっただろうに。

私の『ねえ、デザートはどうする?』の問いかけに二人は爆笑。
そんなにおかしいかね?そう言いながら三人でサーティンワンアイスアイスクリームを目指す。
9時過ぎでやってない。残念。
そんなこんなで小田急OXで山のようにいろんなものを買い込んで家路につきました。
気の合う仲間との食事は最高の幸せですなぁ。


スマートブデン(読売新聞から) - 2008年04月20日

そうそう、本日の読売新聞朝刊(静岡欄)に私の紹介が掲載されました。
詳しい内容はまたアップいたしますが、何人かの方から『坂本君痩せて写ってたよ』って(笑)。
私の話題はどうしても体重なのかね?
まあ、私もキャラクターつくりのためにこのドラえもん体型を維持してるんですよ!正直なところ・・・。
太ってから何となく幸せになったし。
でもね、今年の年末にはびっくりするような変身した私をご披露できる自信あります。
乞うご期待ですよ・・・・・・ね、河西先生!

でも、支局長さん本当に良い写真と記事で感謝します。
また応援いただきました川合様感謝します。

私の名前のついたバス停! 『山梨旅日記』 - 2008年04月20日

私の元スタッフのI君が『連休が取れたので先生のために車を出しますよ』と嬉しい申し出を・・。
あ、申し遅れましたが私は自動車の免許証を持ってません。
どうも、教習所のような’そのことをするために通う学校’という雰囲気が苦手で
遠のいてます。まあ、今のところ不自由なくてね・・・。
先生どこか行きたいことろは?って言ってくれたので迷わず『山梨にお墓参りに行きたい!』
とお願いいました。
今まで、二か月に一度は行ってましたが以前のお願いしていた運転手さんの都合がつかずに
夏のお盆から行けてませんでした。
思い出すといつも気になっておりましたし、お寺にも用がありまして。
というわけで、一泊の予定で午後から出かけました。

三島を抜け、御殿場から東富士五湖道路、山中湖から中央高速で大月へ。
大月市が我が家のお墓もある故郷なんです。
その途中にいつも立ち寄る場所!それがこのバス停『たけのり入口』です!

私の先祖の故郷にあって私の名前(本名は たけのり です)がついたバス停!
そうです、私の誕生を祝ってつけたバス停なんです・・・・ってもちろん違いますよ。
近所の老人に聞きましたが、この道が たけのり っていうそうなんですよ。
くわしい名前の由来はわかりませんでしたが、嬉しいですね、なんか。
そしてお墓に着きました。
二時間近くかけて道から墓石を掃除。なんでお墓参りってこんなに気持ちいのかな。
心がすっきりしました。
もう夕方。お腹も空いたので今日の宿の富士吉田市にあるホテル鐘山苑へ。
ついてすぐ夕食会場の美厨(みくり)へ。
オープンキッチンで気持ちいいよ。どんな料理か楽しみだね。

サクランボの食前酒から始まり全部で13品なかなかの内容でした。

まあ、正直印象に残るメニューはありませんでしたが、愛鷹牛のフィレ肉のポワレは良かったかな。
スタッフはみなさん気持ち良い応対。
最後に金井調理長がご挨拶にみえました。ご丁寧ですね。
寒いのでここでは今日からが桜祭りとかで、夜桜を見物に。
きれいでしたね。月に桜なんとも言えないモチーフ。

みたらし団子と桜湯のサービスもしっかり頂戴し、休みました。


涙の再会 『山梨旅日記』 - 2008年04月21日

朝はホテルの玄関から美しい富士が雲の帽子をかぶって登場。

富士山は良いです、最高です。
朝食はバイキング。この料金とってバイキング?ってちょっと疑問でしたが
好きなものを好きなだけいただけるのでまあ、良いとしましょうか。
ホテルを後に、今回の大切な用事である菩提寺の上野原市にある青苔禅寺へ。

このお寺は桜が素晴らしいですよ。
ご住職からあと5日早くお見えになったら素晴らしかったのにと・・・。
でもまだいい桜ですよ。

正式なお寺の名前は『臨済宗 南禅寺派 飯盛山 青苔禅寺』。
一緒にいたI君が『先生、めしもりやま(飯盛山)ってすごくないですか?』って。
ああ、『めしもり』 ではなくて 『ばんじょうざん』 って読むのです(笑)。

昨年にお願いしました境内の美寶観音の観音堂に、我が家の先祖代々の供養のお位牌が安置され
そのことでお伺いいたしました。

山梨までなかなかお墓参りに来れないので、せめて毎日菩提寺でご住職に先祖供養を
したいただきたいと思いました。
奥さまにお抹茶をいれていただき、ご家族とお話し本堂へお参りに。
そこで私の屏風作品『日月富士』と再会!嬉しかったですね。
先の桜と琴の鑑賞会で本堂正面に飾っていただいたとのことでした。

旧作と出会うと本当に嬉しいです。
天気も良く、ささやかな良い旅になりました。


無知の知 - 2008年04月23日

夜は熱海青年会議所の勝又さんが主宰する金融・経済勉強会に久々に出席。
駅前のプランタンビルで毎月開催されてるんですよ。
今日の講師はやはり熱海JC会員でクレヨンハウス代表取締役の梶原さん。
『1時間で確認!ワードのビジネスレイアウト術』と題したお話でした。
私も何かとワードは使いますが、文字がガタガタになってしまい苦労することがあるの。
そういったことが10分のお話で解消しましたよ!!
梶原さん、話も解り易いしホントためになりました。
来月も必ず出席したいデス。

人間って知らないことを学ぶことも大切ですが、知らないということ事態を知ることは本当に大切だね。
生きていると自分の世界だけで満足してしまう。
私も無理にいろんなことを吸収したくはない。
先日も友人たちと話をしましたが、気の合わない人と一緒にいることは苦しいね。
その空間にいるだけで辛い。
聞きたくないことも聞かされなくてはいけないし・・・。知りたくないことも知らされることも多い。
同じ世界に生まれて出会う。
素晴らしいことだけど、幸せもあり苦しみもある。

人間って難しいですね。

食欲の初夏!? - 2008年05月01日

彩遊季展二日目。今日も多くの方々が来場。
人の出会いって素晴らしいですね。
笑顔が溢れている。良い気をたくさん頂き元気になりました。
昨日は熱海新聞社の取材、本日は伊豆毎日新聞社、伊豆急ケーブルテレビ、静岡新聞社
の取材をいただきました。
地元紙の取材は本当に有難いし、何よりの情報発信になりますよね。

さて、夕方は私のマネージャーのカム・アクロスの迫さん、近藤さんが来てくれました。
5時に閉場して、我が家の茶房月の渚へ。
ちょうど母が用意していたお弁当が4つ、まことに都合が良い!
教室会員の根岸さんも合流し、4人で食事をしながらいろんな話に盛り上がりました。
飛鳥で船の旅に行こうとか、銀座界隈の話とかね。
こんな時間は本当に楽しいね。
そこに親友の下田登場・・・。私の同級生と言ったらみんなが下田が若いと褒める・・・。
そうかねぇ?僕の方が若々しいけど・・・。
7時にミニ座談会を終了し、下田と夕飯に出かけました。
近所のイタリアンレストランMONに行きました。
このお店のご主人は私の後援会の会員として応援下さってますし、奥さんは私の幼稚園の恩師。
お店の中央には私の作品の大きなバラの絵があります。
『あんたさ、俺エプロン姿で良いのかね?』と下田。良いんじゃない!君のスタイルだから。
前菜の盛り合わせ、アサリ入りミックスピザ、魚介のぺスカトーレのパスタを注文。
MONのピザは生地がパイなの。私は小さい頃から大好き!



二人でパクパク食べました。食欲の初夏でしょうかね。
食後に某ファミレスにフレッシュマンゴーを食べに。
まあ、僕も食べるけど下田も良く食べる。健康な証拠だね?!
食べながら6月の二人展の話や、将来について語りました。
でもさ、高校時代の会話はくっだらないことばかりだったけど、
15年も経つとお互いに仕事や会社経営やら結婚やら大人の会話になりましたなぁ。
変わらないのは食欲だけで・・・。

百円均一で商店街が変わるのか? - 2008年05月03日

彩遊季展は連日大盛況。今日も数百人が訪れました。

入口に溢れる人・・・・。

熱海駅前の平和通り商店街の週末の人はもの凄いらしい。
私も以前、どこか空き店舗でギャラリーでもやりたいと考えましたがね、なかなか空いてない。
まあ、その人たちがみんな買い物をしてるわけではありませんが凄い人ではあります。
商売も絵の鑑賞も人が来なければ話にならない。
今、私も所属する熱海青年会議所・まちづくり委員会では商店街の活性化に
何か協力提案できないかと日々活動しています。
山形県の新庄市の例を軸に100円均一商店街にスポットをあて毎回議論。
今日の夜はその会合。

とあるお店で座談会を兼ねた食事。あ、食事を兼ねた座談会か。
僕は食事がメインになってまして・・ゴメンお腹空いてたし。
JCの先輩から素晴らしい意見と助言を頂き、理事長も下田委員長も気合いが入りましてね・・・。
帰ったのは3時半。昨日もDと話し合いで4時・・・ふぅ。
朝から展覧会、夜は朝方まで話し合い。
そりゃ11キロもやせるのは当たり前だよ。目標はあと55キロの減量。
大丈夫だ!自信あります!
松屋のグループ展の絵の制作、注文画の締切、文化庁の小学校の授業の準備、
その他も雑務や仕事が山のように。
毎日、私が遊んでいるように思ってる人が多いけどね。普通に仕事してますよ。

熱海囃子でフィナーレ - 2008年05月05日

展覧会最終日。朝からもの凄い人・・。
午後までに500人が来場!!合計で2000人以上!凄いでしょ。

作品もみな頑張りましたね。素晴らしい!



普段があまり立ち仕事でないのでふくらはぎが痛い痛い。
この一週間、毎日バランスを考えた昼ごはんのおかげで乗り越えられました。
カズミとトモちゃん喜与味弁当ありがとう!
今日も美味しかったよ。
もちろん、教室の会員の皆さんの協力もあってですよ。感謝申し上げます。
終了近く、庭で太鼓の演奏。


熱海囃子にフィナーレを飾っていただきました。
一週間、準備に一か月。やっと終わりました。
ああ、もうすぐお祭りですよね。

パワースポットで運気上昇 - 2008年05月07日

パートナーのDも疲れ知らずだけど、僕もなんだかんだ最近は働きづめ。
なのにせっかく痩せた体重がまた戻る・・・何で!
まあ、午前中はとある都内の森に。ここには運気上昇のパワースポットが!
Dと二人でのんびり歩く。若芽の美しいこと!癒される。

天気も良い中を一時間ほど歩きました。
空気は良いし最高です。都会の真ん中にこういった場所があるんだね。

さあ、目的のパワースポットに。確かにそばに行くと気が溢れていました。
このお水でいつも身につけている水晶を清める。

不思議とね、手相が良くなったの!嘘だと思う人は行きなさいよ。
僕は今までにこういった場所や空気で生かされてきました。
こんな下手な絵描きがここまで生きていられるのは、人との出会いの幸運と自身のアンテナと
そして自然や気のおかげ。宗教とはちょっと違うけど気の力ってあるからね。
その後の昼食に飲んだお水が美味しかった。

写真集や情報誌をいろいろ買いました。
それを見ながら眺めの良いカフェでグランベリージュースを。
リラックスのひととき。


パワースポットの力か充実した一日でございました。
一月まではDとは隔週にいろいろ勉強に出かけていたんだけど、
最近は予定が合わなくて久々。一人の力や感性より二人だと大きくなるね。
JC例会に間に合うように新幹線に乗り家路につきました。

森が続く日 - 2008年05月09日

朝9時過ぎにDがアトリエに。
今日はちょっとDの仕事場の工事があったので合間に来たようでした。
そのまま私も書類の整理に。私の後援会の会報の送付準備。
午後は市役所、銀行、郵便局と廻る。

『先生、どこ行くんですか?』・・・・
市役所の入口で私の後援会幹事をお願いしてる市議の橋本一実さんに会う。
そういえば個展のパーティー以来。元気そうで何より。
民主党県連副幹事長にもなったので忙しいようで、頑張ってね!
ぼちぼち歩いて親友の下田の花屋の萌に行く。
うひゃー!相変わらず凄い量の花!綺麗ですね。
母の日に贈る花の注文のお客さんが何人も来てました。
私もいろんな場所にお世話になってる母がいるので、何件か注文。
メッセージを書いていると
『坂本君、このダリアは珍しくて絵にしない!?』・・・・社長様である母上が・・・。
さすが爽やかな営業を。ダリアは私の絵のモティーフには?ってことでまたに。
私も今日は固定資産税や絵の具代でびっくりする金額を支払ったのでお財布も余裕ないの。
すいません、社長。下田も苦笑い。

夕方からは絵の制作。
なかなか思うようにはならない。あと4日。
夜も制作してると10時過ぎに電話が。
釜鶴のK君だ。『たけちゃん、これから軽く森ちゃんどうよ?』
先日、私が森ちゃんに連れて行ってからかなりお気に入りの様子。
本当は絵を描かなければいけないんだけど・・・
じゃあ気晴らしに行きますかってことで雨のなかを森ちゃんへ。
暖簾をくぐると満員!ちょうど二席だけ空いてる。
『おーう、先生いらっしゃーい!』いつもの笑顔。
『今日は先生の好きなタコあるよ』
コハダ、タコ、シメサバ、イカ、カツオ、イカゲソをつまみにビール。
コハダにはスダチを搾ってガリといただく。カツオはニンニク醤油で。
タコは塩がいい感じ。
森ちゃんがタイラ貝を炙ってくれました。甘くて最高!

握りはコハダ、タコ、赤貝を。タコはツメで。
穴子は塩。最後は大好きなトロタク巻き!
こないだヒネのたくあんが無かったので、今日は伊豆山の原さんから戴いた大事なたくあんを
持参。K君にも食べさせたかったし。
『ありがとう、先生。昨日ねK禅寺のTさんが持って来てくれたよぉ』
あ、じゃあ僕のたくあんはまたにしてトロタクを。

旨い!最高!
やっぱり締めはこれでございます。
K君の嬉しそうな笑顔。良いねぇ。
しかし森ちゃん続くなぁ。夏は多い時は週に4回。
熱海の夏が始まります。


海より深き母の愛 - 2008年05月11日

母の日ですね。
『親孝行、したい時には親は無し』なんて言葉がありますよね。
どうしても毎日一緒に暮らしていると、感謝の言葉は恥ずかしくて言えないものです。
また最近は、30歳も過ぎますと母と食事に出るってことも少なくなります。
今日は言葉にはしないまでも母に感謝をして一日過ごそうと思いました(恥)。
朝に下田に頼んだ母の日のカーネーションが届いた様子。
私は本当はカーネーションはあまり好きではないんだけどね・・。この犬みたいの何?

『たけのり、ありがとう。母さんにはいいのに。あなた他にもたくさん贈ったんでしょ?』
さすが・・・母親!何にも言わないのに良く解ってるね~。
確かにいつもお世話になってる母のような方々10人に花を贈りました。花屋の萌からね!
お世話になりながらも、母の日ですから近くに子供さんがいらっしゃる方にはもちろん御遠慮させていただきました。
下田からも『あんたが今回の一番の上客だよ!毎度!』って・・・。
人にお花を贈れる機会はなかなかありませんからね。とても嬉しいことです。

今日も制作のために家からは出ない。
でも夕食は母と食事に出かけました。近所の欧風料理クレールへ予約。
以前にもご紹介しましたが、大好きなお店です。
ドアを開けると超満員!美味しいものね!
あ、そうそうここにも私の絵が3枚かけてあります。
熱海の人気店、繁盛店に共通することは・・・・そう!私の絵をかけてあることかな(笑)。
自画自賛とはこのことか。
でも、三木製菓さんも、MONさんも、クレールさんも、カフェキチさんも、カフェプランタンさんも私の絵がかけてあるでしょう。
釜鶴さんも、古屋旅館さんも、河西内科循環器科クリニックさんも、内田耳鼻咽喉科さんも
熱海の忙しいところには私の絵が必ずあるんですよぉ。本当に!
熱海だけでなく三島のすみの坊さんには十数枚の作品があります。
もちろん味は最高だし、大繁盛の人気店!
あ、話がそれましたね・・・ごめんなさい。
クレールでの食事。
前菜に生ハムのシーザーサラダ、真鶴産イカのリング揚げ、車海老のレモンバターソース、
網代産アジのフライをいただきました。
クレールのタルタルソースは最高です。魚屋さん直営ですから魚介は鮮度も最高。




いつもの大好きなトマトのグラタンスープ、鯛のムニエル、若鳥のニンニクソースをいただき満腹。
少し食べすぎました。
今日は母にゆっくり食事をとのことでしたが、結局私の好みばかり。
でも、いつも感謝してますよ。長生きしてくださいね。

鶴吉と月 - 2008年05月12日

グループ展のための作品の制作が続く・・・・。
今日で完成させないと明日が搬入なのに終りが見えない。
人の作品の良し悪しは解るのに自身の作品は盲目だ。

うーん、もう一息か。
そう考えるうちに5時過ぎ。
家康来熱400年委員会の食事会を兼ねた会合が5時半にある。
会場のてんぷら鶴吉に急ぐ。

今日の参加委員メンバーは、JCのOBは委員長の釜鶴の二見委員長、佐藤椿油の佐藤氏、
新宿製麺の日吉氏、水谷寝具の水谷氏、大木燃料の大木氏。
温泉組合の吉田氏、市役所の山田氏、AMIC理事長の内田先生、
小倉設計の小倉氏と私の10名でした。
さて、委員会もすんなり進み食事に。

二見さんご持参の日本酒・磯自慢を皆でいただきました。
季節の天ぷらと刺身をいただきながら楽しい時間を。



熱々のてんぷらは最高ですね。
最後はご自慢のかき揚げ天丼。桜エビとソラマメが甘くて天つゆも良い。

本当に美味しいものを食べながらの話は盛り上がるね。
内田先生からも楽しい仕事の依頼が。
今年も忙しくなりそうです。
明日は搬入でしたし、桃小で4時間の授業でした。
さあ、徹夜だね今夜は!!


桃から松まで - 2008年05月13日

結局、徹夜での制作となりました。眠い。
朝は7時過ぎから今日の桃山小学校の授業の準備を。
8時過ぎに教務主任のF先生が車で迎えに来てくださる。
昨年に続き、文化庁文化大使として日本の伝統文化を教える事業なんです。

桃山小学校の生徒はとても明るいし、挨拶がしっかりできます。
さて、1、2時間目は5、6年生に。3、4時間目は3、4年生に日本画の画材に触れてもらう。
皆、岩絵の具のきらきらした美しさに目を輝かせる。良いですね!
詳しくはまたご紹介します。
授業を終えて職員室に戻ると、第一小学校の後藤校長から電話が!
『ぶでんさん!6月から第一小にも授業来てくれる?』
もちろんです!楽しみです!後藤先生に会うだけども楽しいですから
喜んで伺います!

授業を終えて、今日は松屋への搬入のために給食はいただかず帰る。
さあ、3時前の新幹線に乗るために絵を梱包。
手に持って新幹線に。

睡魔が襲う・・・・目が覚めると品川!結構びっくりした。
東京駅からはタクシーで銀座松屋へ。
7階の美術画廊に。先輩方と挨拶。
そのまま展示作業に。みなそれぞれ違っていて勉強になりました。

今日は友人たちとの食事会もあるので、6時前の新幹線で熱海に帰る。
ああ、忙しいね。忙しい日は動きっぱなしだよ。お腹すいた・・・。
大丸で母に弁松のお弁当をお土産。
熱海に着くと下田とカズミから電話が。
『あんた、7時に車で迎えに行くよ!』ちょうどいい時間。
そして、いつもの焼肉屋へ。今週は2度目!
カズミ、トモちゃん、下田、ユリちゃんと僕と5人でした。
しかし、本当に旨いの!

帰りは最近定番のカフェに。

下田の頓知話のウミガメのスープにみなイライラ!!!!
『大ヒントだよ!』ってヒントじゃねーよ(笑)。
絵の搬入後の食事会は楽しい!安心!
しかし、今日は桃山から松屋まで忙しい一日でした。でも充実だあ!


結婚?仕事?食欲? - 2008年05月18日

昼前に下田が家に来る。カズミが車で迎えに来てくれる。
今日は熱海青年会議所の先輩の結婚式。

ずいぶんと多くの人がご招待されていました。ほとんどがJCメンバーやOB達・・・。
最近の結婚式には珍しく仲人さんも高砂に。
なんとかという元通産大臣さんでした。その奥様もいかにも代議士の妻という顔と雰囲気。
昔の自民党の政治家さんていう空気がありました。
うちの大伯父も大昔の自民党の代議士ですからね、たった二期しかやってないのに。
今も時々名前を聞くんだから、昔の政治家って力があったんでしょうね。
あ、今もあるとは思いますが友達の国会議員はが多いからね。
良い友人だし、みんな偉ぶらないしさ。

結婚式は今までにかなりご招待をいただきました。
多い年は8件もあったり、月に3度なんてこともあったよ。
下田が『あんたが結婚式するとどんだけの人がくるのさ』って。
さあ?結婚すらできないかもしれないのにね。でも想像して笑ってみる。
来賓?国会議員さん10名、市議県議の知人も20人はいるし、友人、親戚や
お世話になってる方々などざっと2000人でしょうか・・・なーんてね(笑)。
結婚式が終わり、仕事の打ち合わせも兼ねてカフェに。

何か面白いことできないかと考えたりの語り合い。
まったりとしてこういった時間は結構好きなんです。
何て言うのか、人間らしい時間を過ごせるような気がしてね。
働く人、笑う人、泣く人・・・・。先日も熱海で大きいホテルが倒産しました。
出入りの業者さんや従業員の皆さんは本当に辛いと思います。
先を考える余裕さえ無い時間ってありますよね。
自身を振り返ってみたりは、ある程度の気持ちの余裕がないとできないものだし。

カズミ、ともちゃん、下田と僕とで夕食に。
今日は熱海市内の寿司屋の富基代亭に行きました。





美味しいものを食べることは私の趣味。
最近、このブログを見た方から坂本は毎日こんなものばかり食べて!
って言われましたが、これも勉強なんです。
食欲って卑しいように思われますが人間の生きる原点。
結婚したり、仕事したりと同じくらい大切でしょ?
カップラーメン食べても、美味しいものをたべても満腹すれば同じ?
身近な幸福な一瞬って、美味しものをいただいた時に感じることが多い。
全て勉強、友人たちと過ごすこの時間も今だけなのかもしれないし。
いつか人間には終わりがありますから、私は私なりのマイペースを貫きます。
今日死んでも満足な人生!これが毎日の目標です。

月を描きて弁当を食べる - 2008年05月20日

銀座松屋で開催しておりましたグループ展も今日が最終日。
新幹線で東京へ。今日はちょっと混んでました。
車内でお昼にデラックスこゆるぎ弁当を食べました。
東華軒の弁当は懐かしの味。
その中でも鳥そぼろが美味しいの。この弁当には鳥そぼろがいっぱい入ってるので好き。
値段は900円と少し値上がりですね・・・。
でも、お箸も大きくなったし、具の雰囲気もちょっと良くなった気がしたので小満足。

私はできるだけ9号車の9Dに乗ると決めています。
これがだいたい新幹線の真ん中あたりなので。安全のためです。
まあ、あまり意味ないですが数年前からそうしてます。

さて、今日もまずは藤島先生の個展を拝見に。
先生のファンの方で会場はいっぱいでした。

先生もお忙しそうでしたので、最終日のご挨拶をして会場をあとに。
銀座松屋へ。
出品の先輩方も勢揃い。みんなが揃うのはなかなかないので気持ち良い嬉しさです。
日展の大御所の先生方もたくさん見に来てくださったようです。
心より御礼申し上げます。
私の友人知人や画商さんも来てくださいました。
先輩の日展評議員の成田先生からも多くのアドバイスをいただきました。
大変勉強になった展覧会でした。

展覧会は4時で終了。
その後は出品者反省会へ。
いろいろな意見があり、ここでも絵描きとして生きる心構えを教えていただきました。
日頃が大切なんですね。
次回の開催も決定したようで、気合いが入りました。
毎日のように絵描き同士で話すのは意見もぶつかり大変でしょうが、
年に数回、多くの先輩方と絵の話ができるのは師を亡くした若輩の私にとっては
何よりの勉強です。
でも、先輩の手塚さんと智恵ちゃんと高山先生の話になり、
高山先生がいらっしゃらない事が本当に寂しく感じました。
『坂本君、あんたの絵はルオーみたいだね』、『このデッサンががりがりしてて良いよ』、
『あんたらしく描けばそれがいいよ』・・・・・いろいろなお言葉がよみがえりました。

会合を終え、帰路に。
お腹と喉が渇いたので大丸のデパ地下の食品へ。
Dへ好物のシュウマイをお土産、私はなだ万の小さいお弁当と小さいビールとお茶を。

展覧会が終わった日は心地よい疲れ。
食べながらホッとしました。
今日は新幹線車内だけで弁当の食事。まあ、これも心地よい時間だよ。

熱海につきJCの新入会員オリエンテーションに参加。
その後はまちづくり委員会打ち合わせをし、
下田に車で送ってもらいDへお土産をおいて帰りました。

東京いろいろ - 2008年05月26日

朝早く7時に起床。今日は桃山小学校での日本画教室の仕上げ。
いつも8時10分にF先生が車で迎えに来てくれる。
10分…15分…20分を過ぎた・・おかしい!どうしたのかな?
すぐに電話をかける 『あ、坂本ですが今日は授業でしたよね?』
『坂本先生、明日の授業お願いいたします!』 教頭先生のお元気な返事。
・・・・・・・・・えっ、今日じゃなかった・・。
早起きして損した!って一瞬思いましたが、まあ自分のミス。こんなことはあまりないけどね。
今日は、うちの会社のスタッフのカズヤ君と都内に食事に出かける予定だったので
予定より一時間早く出ることにしました。
12時のアクティーで小田原に。そこからロマンスカーで新宿へ向かう。
車内でシュウマイとビールを。カズヤ君はせっかくの休日だから。

新宿伊勢丹に向かう。
僕は洋服やカバンなど生活雑貨のほとんどを伊勢丹で買います。
ほかのデパートも行くし、西武様には個展でお世話にもなってますがどうも伊勢丹が大学時代からお気に入り。
まずは食事しようってことで、今日はオーガニックレストランの『チャヤマクロビ』に。
以前からちょっと気になっていたので。確かに健康な私たちには物足りないような味でしたが、
食べているうちに美味しく感じる。
それに、卵も肉も砂糖も使わないでこれだけの料理を提供するのは凄い。
チャヤランチをいただきました。

前菜のコロッケも穀物を使い、タルタルソースも豆腐。スープは春キャベツを使ったやさしい味。
カズヤ君は物足りない味だと言ってましたが僕は心がホッとしたよ。
ハンバーグも肉を全く使ってないのに確かにお肉らしい感じが。かなりもっちりしてました。
現代には食物アレルギーの方が多い。先日も展覧会に来た小さな子どもにお菓子をあげました。
その5歳にも満たない子供が『僕はアレルギーだからいりません』って。とても切なくなりました。
子供はお菓子大好き。でも小さい頃からそういって育ったのかと・・・。
そんな子供や大人の人もここなら安心して食事ができるんだもんね。素晴らしいことだよね。
最期のデザートも美味しくいただきました。
ランチを終えて買い物に。
まずはメンズ館4階でワイシャツをオーダー。私は黒いものしか着ないのでオーダーしてます。
贅沢だって思う?以外とね安いんですよ。
自分の気に入った生地で大きさもボタンも糸まで選んでも、普通のワイシャツとそんなに変わりませんよ。
それから3階のY'Sに。いつも仲良しの松崎さんは休みでしたが注文しておいた物がきていたので。
そしてGUCCIに行きました。ここでも僕の担当の島さんとおしゃべり。
昨年の日展にも家族で見に行ってくださったようで。嬉しいですよね。
欲しかった黒のカバンがあったのでいただき伊勢丹を後に。
私の洋服の担当の高田さんが社外に出ていたので上着はまたにしました。
担当の人以外だと黒を見つけてくれないからね。
表参道をブラブラ・・・。カズヤ君の気になるお店を見てから六本木へ。
国立新美術館でモヂィリアー二展を。カズヤ君は美術館はじめてとか!
30歳で美術館はじめてとは・・・・・驚き。
まあ、僕も彼のようにサーフィンはやったことなし、個人の文化の違いですか。
でも、僕の会社で手伝っていただくからには勉強してね、空気だけでもいいので。

絵よりも建物が興味があったようで写真をいっぱいとってたよ。
暑くてさ、喉がかわいたので近くのシャラクというお店に。
ビールが冷えていて最高でした!

あ、そうそう。僕はかなり酒好きと思われるようですが違います。
家では一滴も飲みません。実際は嫌いかも。
でもその空気が好きなんですよ。あとは炭酸飲料が好きなだけで。
夜も更けてきまして、今日の目的の銀座にある『みちば和食 たて野』さんへ。
道場さんのお店はいろいろ伺ってます。
やはり銀座にあった『懐食みちば』は柳井料理長の時はかなり旨かった。
ここは5月にオープンとのことでご紹介をいただき伺いました。
小さいけどとても感じの良い店でした。

料理はさすがに細かいところまでいきとどいてる。
接客はホールの男性がちょっと気がききすぎかな・・・。
ビールも日本酒もグラスが空くと注ぎにくるのはちょっと・・・。
ほかは美味しくいただきました。
強肴の和牛の網焼きは美味しかった。画像が食べた途中ですいません。

カズヤ君といろいろな話に夢中で画像が無いので残念。
最後は館野料理長がご挨拶に来てくださりお土産までいただきました。
ありがとうございました。
さすがに夜の銀座は賑やかでね。でも僕たちは新幹線の最終に乗って帰ってきました。
あ、銀座でもう一軒イタリアンにいったのですが・・・食べ過ぎか。
カズヤは『たけさんの食欲にはついていけない!』って。甘いね!まだまだ!

人は誰でも集いたがる - 2008年05月30日

夕方まで事務仕事。
そして今日はいつもの焼肉屋例会。伝説の焼肉屋に行きます。
カズミが車で迎えに来てくれました。いつもありがとう。
今回は下田も忙しい、鎌田も歯医者とやらでカズミ、トモちゃんと僕の3人。
先週は予約がうまくいかずに来れなかったのでかなり楽しみ。
そう、もちろんただお肉を食べてるでけではないんです。
ここで話すとね、良い方向に話が進む気がすんのよ。こういった店ってあるでしょ?
情報交換も会議室では話も弾まないし。
『あんた少し痩せたジャン』ってお店のオヤジさん(笑)。





どうです!このお肉。上カルビは最高でした。
ここの素晴らしいのは野菜も新鮮だし最高のもの。
これだけの肉も野菜も毎日用意するのはこだわりだよね。
『今日は肉に専念しよう!』ってご飯は軽めに。
芸術も美味い物も良い物の探求は同じなんだよね。
『お前たちぐらい毎週来るやつはいねーよ!』っておじさん。
カズミもいつもお土産持参してさ、予約入れてくれてありがとうって。
こういった気配りが大事ですよね。何をしても見ても勉強になるよ。

JCも焼肉例会も集い。
人は集うことから始まりますね。良いことです。
旨いものがそこにあったらなお最高!!!

友好も芸術も食事で深まる!? - 2008年05月31日

日韓友好音楽祭の開催されている熱海観光会館へ。熱気があふれていました。
知人が一生懸命に歌ってるのは聴いていて良いもんです。
絵の仕事があったので、途中で退席。
昼食をとっていなかったので宝亭でカツカレーを食べる。

今日は肌寒い。
どうもこのところの疲れがたまっている。肩もパンパン。
6時半からはホテルサンミクラブで音楽祭のレセプションに招待されているのでソファーで少し仮眠。・・・・・疲れがとれない。

レセプション会場へ。
入り口では音楽連盟の役員さん達がお出迎え。みなさんご苦労様です!
いつもお世話になってる中島水産の麗子会長が『あなた忙しいのに悪いねー』とお出迎えくださる。
音楽連盟の宮崎副会長、和装姿の親友Nの母上様とも話をして会場へ入る。

たくさん人!日韓の友好は大切だよね。
会場にはたくさんの料理が。
食べながらの会話はいいですね。心が解放されるし。
女性が95パーセントでしたので華やかでした。
藤曲市議、JCの田中理事長と話をし、今日は珍しく田島県議が僕の席に。
『さかもっちゃん、僕はコーラやめたよ。あんたもやめなさいよ』って。いろんな話をしました。
さすがに次を考えてのこととは言え、話をすると考えが解る。
田島さんもやっぱり熱海が好きなんだね。みんなのためにお願いしますね。
なんかお互いおんなじ体系のせいか親近感がわきました。
そう言えば、今の市長さんとは今年話もしてない。
市長様ともなるとお忙しいのか・・・・。次はどうなるのかそろそろ自分を見つめないとね斎藤さん。
まあ、政治の話はいいですね。

30分で会場を後に。
かかりつけのすみだ治療院へ。
ここは我が家がホテル時代からのかかりつけの治療院。
芳野先生はもう80歳になる先生ですが、腕は最高!
熱海鍼灸協会の理事長もつとめた方!僕の疲れた個所は先生でないとね。
1時間治療をしていただきだいぶ元気になりました。
急いで自宅へ。
アトリエにてJCまちづくり委員会の資料作り。
下田と山田君が9時に来る。11時半まで。
そう言ってるうちに同級生のYと友人Tが来る。
委員会を終え、軽い食事に。

しかし、今日も忙しかった。


テレビのクイズ番組で優勝! - 2008年06月03日

人間だれしも一度はテレビに出演したいですよね。
僕もそうですね、過去にいろいろ出していただきました。
地元のニュース番組などは数知れず・・・・。実は結構あるんです。
まあ、熱海はテレビ的要素があるから結構知人も出てますよね。
ドラマもありますよ。
TBS後藤真希さん主演の『伊豆の踊り子』は旅人役で彼女や石黒賢さんより僕の方がかなり大きく出てましたから(笑)。
みんなにも『あんた、何回映ってんの!?』って。
そうねー、テレビ東京のポチたまにも出ました。我が家の愛犬タツ君と!

このタツの耳が面白い動きをするってので出演したの。
はじめさ、『まさおくんですけど、玄関に来ていただけますか?』って。
変な勧誘かと思って断ったの。二度来たのでホントだってことで出演。

昨年の元旦にもテレビ朝日の番組に私が描いた絵をべッキーさんが紹介してくれました。
本当は番組にもって言われましたが元旦早々にたった15秒の出演のために
都内へ行くのも嫌だったんで絵だけ。

他にもありますよ、高校時代にクイズ番組に出たのは良い思い出です。

やはりTBSの金曜日のゴールデン番組。
高校の卒業生の芸能人と在校生が出演しました。2時間のクイズ番組でした。
司会は渡辺徹さんと井森美幸さん。
我が日本大学三島高校は芸能人が船越栄一郎さんと勝俣州和さんと轟二郎さん。
在校生は生徒会から男子会長の山田君と女子会長の岡田さん、
そう、このころは共学でしたが男子と女子で校舎が分かれていたので
会長は二人いました。あとは生徒会評議員の僕と徹ちゃんと舞ちゃんでした。
懐かしーい。みんな元気かね。あとは金メダリストの岩崎恭子さんも出たね。
あとはこんな出演者。台本を見つけたのでどーぞ!

船越さんともいろんな話をしました。
熱海ではステーキハウスはまだに行かれるとか、とっても優しい方でした。
かっちゃんも真面目な方でしたよ。
2時間の番組って言っても6時間は撮りましたね。
僕も喪黒福造のものまねとかやったのにカットされて・・・。残念。

結局、クイズの結果は私たちが優勝!!!!
次の日は学校中大騒ぎになってましたね。
3000人の生徒がいましたから、僕ら5人が出演するのは内緒にって言われてたので。
電車でも教室でもみんなから『いいなー』って。
詳しい内容は私の家のビデオでお見せいたしますよ。
かなり笑えます。
今の心残りはその当時全然無名だった瀬戸浅香さんにサインをもらえばよかったな~ってこと。
優勝賞品は時計をいただきました。もう壊れてしまったけど。
トロフィーはゲージュツ家のくまさんが作ったオブジェをいただきました。
今も校長室にあるようです。
思い起こせばどんな時期も、有難いことに何か凄い力に導かれて良いことがある。
小中学校時代も高校時代も大学の時も、もちろん現在も。
僕なんか大した力もないのに何かが僕にちょっぴり力をくれていますね。
じゃなければこんな幸せな経験はないよね。
ご先祖様のお陰か、神様のお導か。
今日も感謝します。


想定外の名古屋 - 2008年06月06日

11時半に梅園近くにて、JC青年の船の乗船者の見送りに出かける。
熱海JCのメンバー赤尾さんと一般乗船者2君(中島水産株式会社)が乗船。

メンバー約10人と乗船者一行はバスで名古屋に向かいました。
『気をつけて!いってらっしゃい』見送りを終えて自宅へ。
帰るとすぐにイタリアンレストランMONさんで私の絵画を見たという方がアトリエに。
1時間くらいお話しました。
3時過ぎには羽田特殊救難隊(トッキュー)の皆さんが月の渚に食事に来てくださいました。

その直後下田から電話が・・・『あんたさぁ、夕方一緒に名古屋行ってくれない?』
『は?何言ってるの?行けないからさっき見送りに行ったんでしょ!』
来客の予定も終わり、行けないわけではないが仕事がたまってるのはホント。
一時間して下田がアトリエに。『いいじゃん、あんた暇なんだから行こうよ!』
暇もお金もありませんよ。まあ、私たちの委員会はメイン事業を抱えてる。僕は正直、下田が委員長を受ける前に大反対した。仕事も忙しい上にJCの委員長はきつい。
でも、彼は勉強になるから、僕にも何とか手伝ってと言って引き受けた。
まあ、友情ですね。仕方ないので夕方の新幹線で名古屋に。

うわー車内は混みこみ(-_-;)
ましてや久々の自由席・・・。僕はなるべくグリーン車に乗ります。
別に贅沢しようとしていませんよ。でも、この体系。
自由席だと隣に座る人にいかにも邪魔な でぶ って顔をされるのが辛いの。
それで少し体制を傾けて座っていたら腰を痛めた。
それからはグリーン車に乗ってますよ。決して贅沢ではなく、体のことを考えて!
ってなわけで今回の2時間はかなり辛い。
下田は話をしようにも週刊誌なんか読んで夢中。

そうこうしてるうちに名古屋に到着。
二人とも腹ぺこだったので、世界のやまちゃんの手羽先を食べようってことに。
やまちゃんでもゆっくりできそうな『』へ。

本当はゆっくり食べたかったのですが、下田が早くしないと二次会が!って焦らせる。
まあ、そのために来たのだからとぱっぱと流し込み会場へ。
熱海のメンバーと乗船者19名が集まって楽しく二次会。
『おい、たけお前ここに座れよ!』とJCでも私が一目おく先輩の石村専務が。
ターボーや志方担当、勝又さん、金澤君と同席に。
楽しいひとときでございました。
その後も楽しい宴会・・・。ホテル大野屋の大野さんと雨宮さんと鎌田とまた山ちゃんへ。



美味しいね、もやし炒めが最高でした。
その後もみんなでまた合流。大野さんお勧めの焼き肉店で。

このキャベツが美味しいの。
僕らのテーブルだけで7皿おかわり。

もちろんホルモンや焼き肉も美味しくいただきました。
皆での食事って本当に美味しいです。
楽しい名古屋の夜が終ったのは4時でした。
しかし名古屋は凄いねー。いつまでも人も明かりも絶えない。
都内より活気がありました。
ちなみに今回一番美味しかったのはこのおにぎりでした。


船で香港へ - 2008年06月07日

朝は9時に起床。
昨夜はホントに楽しかったけど、食べすぎました。もちろん胃はもたれてません。
下田は6時半の新幹線で熱海に帰った様子。
仕事だから仕方ないよね。
ホテルのロビーに10時前に集合。みんなの疲れ切った顔・・・。
大野さんはすっきりした顔をしてましたが。

さて、バスで名古屋港へ。
今回の目的であるJC青年の船の見送りに。
名古屋港へ着くと大きな船がそこに。はじめて見送りに来たので大きさにビックリ。

赤尾さんと2君に大きく手を振る。
この船で彼らは研修をかねた一週間の香港往復の旅に。
大きいとは言えこんな金物の箱の中に閉じ込められるのは苦痛に違いない。
まして、帰りたくてもそこは海の上・・・。地獄だね。
僕は1億つまれても行きません。
ただの楽しい旅ならいいですよ。知らない人と一緒の部屋で研修やりながら何てのはね。
しかし、みんなは晴れやかな顔をしてました。

紙テープがきれいでしたよ。

見送りを終え、僕は新幹線で帰ることに。
名古屋港からはホテル大野屋社長の大野さんと駅まで一緒に。
駅で食事を。
『ぶでん君の好きな食べ物でいいよ』と大野さん。
そうですね、昨日が肉三昧でしたから、簡単にということで地下街のとある寿司屋に。
どう言うわけかここの店だけ空いてる。

ちらしをいただきました。うーん、見た目は良いでしょうが酢飯が最低。
これではお客は来ませんな。

しかし疲れた疲れた。

本当はこの時期には下田と起雲閣で個展の予定でした。
だけどJCの予定がひびき延期に。最近はJC多過ぎ。僕の生活リズムは乱れてる。
来週から考えよう。

例会と喜与味弁当 - 2008年06月09日

午前中は近藤辰俊さんとピアノの暁子さんがアトリエに来てくださる。
さまざまな情報交換をしました。

夕方まで絵を描く。
まったく絵描きとは言え、日々の雑務におわれるといったい自分は何者かって考えてしまう。
絵を描く時間はやはり自分らしくいれる。
もちろん、この環境は自身でつくったものだから誰に文句もありませんが。

今日もJC・・・・・。夕方、下田に頼まれて資料作りに事務局へ。
帰ってすぐに例会会場の起雲閣へ向かう。
歩いて向かう途中に僕の横をゆっくりとつけてくる車が・・・・。
カズミでした。しかし、人間のアンテナってすごいよね。
親しくしてる友人とは昨日の下田にしても、どこかで引き寄せるのかも。
車に乗せてもらい会場へ。

今日も起雲閣です・・・・。
会場でお弁当をいただく。例会恒例の喜与味弁当です。
今日も美味しそう。完食。

今日の例会は僕ら まちづくり委員会アワーといって発表があります。
山田副委員長が遅れたので、僕が司会をすることに。
僕にマイクを持たせると大変ですよ。ペラペラやるからね。
僕は昔から人が多ければ多いほど人前でしゃべりたくなる。
もちろん緊張は全くありません。政治家一家の血がそうさせるのでしょうか(笑)。

下田委員長が僕の紹介を『坂本先生より・・・』って!
あんた、メンバーは君って呼ぶのに。緊張してるみたい。
でも、下田はJC入って本当に素晴らしく人間力がアップしたね。

今日の例会は何となく空気が・・・・。
カズミの3分間スピーチもなかなかのものでした。

湯河原の夜 - 2008年06月15日

沼津教室は朝から賑やか。
今日は二人がお休みでしたが、いつものように賑やかに子供たちが絵を描く。
梅雨の季節ですから、傘にアクリル絵の具で絵を描きました。
終わってから乾かしていると、その傘にみんなが基地ができたー!といってもぐる。

可愛いものです。
午後は日本画教室でした。

友人の健君と会う約束は再来週にして熱海に帰る。
今日は午前中から仕事場のプチ工事でしたが、帰る前に終わったようでした。
夜中は3時近くまで、工事前の片付けしてたし疲れも・・・。
しかし、今週は今までのような外食はほとんどしませんでしたね。
何となく心に決めていたので、ほら写真にも無いでしょう・・・。

スタッフのカズヤ君に電話する。
『たけさん今日の夜は暇してんですか?』
うーん、僕は暇な時間ってのは別にないけど・・・。
夕食でも食べようっていうことになり、湯河原に車で。
時間は10時。湯河原の町は熱海以上に店が開いてませんでした。

カフェ・エフェメラへ。
『こんな場所に本当にお店あるんすか?』とカズヤ。

確かに暗い山の中だけど、とてもよい店があるんだよ。

駐車場に着くとオーナーがドアを開けて待っててくれました。

料理はもちろんのこと、オーナーのこだわりの空間が広がっている。
落ち着くし本当に感じのいい店です。

ピアノの上にとてもいい昔の日本画を見つける。
熱海の老舗ホテルからでたものを骨董屋で見つけたとのこと。
お店にもぴったりの良い日本画でしたよ。さすが。

さて、お待ちかねの料理。
タコのカルパッチョはガーリックがほのかに香り美味しい。
友人の鎌田君もいつもこれだよね。

生ハムとチーズのサラダも爽やかな中にコクがある。
あっという間に食べちゃった。

ピザはスモールを注文。この大きさがちょっと食べたいのにちょうど良いね。
アンチョビのピザ。生地も焼き加減もよかった。

牛スジの煮込みデミグラスソースはホントに旨い。
値段も680円でこの美味さ。これは是非食べてみてください。
ワインにもビールにもぴったり。

明太子のクリームスパゲッティもいつもたのみますが美味しい。
上にいくらがのってるのがきれいだよね。

最後はローストビーフのタコス。

タコスって大好きなんだ。でも、なかなか熱海のお店には無いよね。
カズヤも『これうまいっすね!店でやりたいですよ』って。
デザートもいただき、心地よい夕食。カズヤ君は車だったのでお酒が飲めなくてごめん。

エフェメラさんも10周年とのこと。おめでとうございます。
僕がはじめて鎌田君に連れてきてもらったのが6年前くらい。
こういった良い店は是非みんなに行って欲しいですし、
自分だけが知っていたいお店でもあります。まあ、ネット社会では無理ですがね。

アトリエに戻り、カズヤ君と3時近くまで話してました。
人生いろいろだねぇ。

ご心配をおかけしました - 2008年06月19日

実は毎日書いてましたブログを6週間お休みしました。
理由は別にありませんが、いろんな友人知人からメールをいただきました。
ありがとうございます。元気ですよ。
正直、かなり忙しかったのです。あっちに行ったりこっちに行ったり・・・。
あとはまあ、私の性格上『決まり事』ってのは嫌いなんで今日からはぼちぼちアップしますよ。
これは6月19日で書きますが、実は今日は7月29日でございます。
たまった日記もぼちぼち書きますのでまたご覧ください。

高カロリーな一日 - 2008年06月20日

今日は久々に長泉にプライベートレッスンで出かける。
いつものように12時25分に三島駅に着くとシルバーのベンツが横付けに。
『おう!先生ここだよ!』元気なTさんの声。
『あんた、痩せたね!どうしたんだい?』・・・・・また体系の話。
『そう言えば先生本当にお痩せになったようで』・・・奥さんまで。
本当に痩せたなら良いのですが、いつもとおんなじ12〇キロです。
車に乗ると食事の場所を決めるのがパターン。
今日はパスタにするか?和食か?寿司かと何しにおじゃますんだか分からないよ。
でも、これもTさんの希望ですから(笑)
結局、先月も行った蕎麦屋に行くことに。
着くと満員の店内。
辛口に言わせていただければ、そんなに特別美味しいってほどでもない。
店内がおしゃれでもないし、愛想が特別良い訳でもない。
場所も大通りからは奥に入ってる。でもいつも満員!
これこそバランスなんでしょうね。
駐車場は30台は置ける、店内は清潔感はある、味はそこそこ、蕎麦は・・・。
長泉の田舎ではここはきっと無くてはならない良いお店なんだと思う。
店舗ってそうですよね。店だけきれいでも、こだわり過ぎてもうるさいし、
かといって美味しくないのは行く気もしない。
完璧な店は無いよ。すべてがバランス。うちのパートナもバランスってことがモットー。

おしゃべりしながら美味しくいただきました。
2時間のレッスンを終え、熱海に急ぐ。
今日は6時にカズミが迎えに来てくれていつもの焼肉例会の予定。
予定時間を20分過ぎてカズミとトモちゃんが車で来てくれる。
着くと美味しそうな煙が店中に広がってる。
『あんた珍しいじゃん』とオジサン。
いつものようにタン塩から。今日のタン塩は塩がきいてて最高!!


どうです!この美味そうな感じ!
上カルビ、今日のおススメはキャベツ!美味かったよ。
もちろん厚切り、ロースもいただき、シメはカルビクッパ。辛くて素晴らしかった。




僕らが食べ終わった頃に、下田と鎌田が到着。
『さかもっさん、まだ食べれるでしょ?』って鎌田につられまた食べてしまう。
しかし、この店は本当に旨い。汚いけど旨い、接客も通い慣れればこの空気は非常に心地よい。
これもバランスなんでしょうね。
帰りはいつものべつバラコース。
生クリームたっぷりのココアをいただき5000カロリーは取ったような一日でした。

爆弾が落ちたか!? - 2008年06月30日

のんびりとした午前。
昼頃に下田がパンとかピザを買ってきてくれた。
お茶を入れてそれを二人で食べようとしたその時だった・・・

ドカーン!!!バリバリ!!!!!

二階のアトリエの窓からも砂煙が!
いったい何が起こったのか!窓を開けると驚きの光景が・・

二階上の壁についていたカフェの看板がトラックになぎ倒されていた。
この4メーター道路に普通は通ることのできない大きなトラックが入ってきてこの状態。
わざとではないにしても、こういうときの運転手や会社の応対には考えますね。
まあ、私も今までにいろんなことを対処してますから。
全ての処理に4時間近くかかりました。
事故ってなんでやられた方がこんなに迷惑するんだろうね。

せっかく下田が食事を買って用意してくれたのにごめんよ。
すっかり疲れはて、来客も断りいい迷惑をこうむりました。

そうこうしてるうちに夕方。
今日の夜は『細野豪志国政報告会』に行く予定だった。
正直こんな日は出掛けたくなかったけど、三島のHさんからも電話をいただいてたし
三島の婦人会からもTシャツのデザインを頼まれていたので出かけることに。

会場は若干空席が目立ちましたが、この決算期の月末にこれだけの人が集まればいいよね。
センセイ方がたくさん来てました。
熱海JCの松富さんも来てましたね、ご苦労様。
しかし、政治家ってどんな感覚なんでしょうね?
歳費も給料も税金。そのくせ市民より高い所に上って恥ずかしげもなく赤い花を胸につけてる。
慣れって恐ろしいもんですよね。

細野の話はみんな真剣に聞いていた。
日本ってどうなるんだろうね。政党同士の駆け引きなんか興味無い。
しっかり頼みますよ。
話は最後まで聞けないで熱海に帰る。
今日も一週間後に迫った研究会の勉強で徹夜です。


あたみ100円市場 - 2008年07月03日


今日は第二回熱海100円市場実行委員会。
以前も書きましたが、このイベントは今年の我が熱海青年会議所のメイン事業。
下田が委員長をつとめ僕も所属する まちづくり委員会が事務局を担当。
どんなことをするかと言いますと、商店街の活性化が一番の目的です。

開催日は9月13日(土)。
熱海ではその日は糸川沿いでパフォーマンスフェスティバルも開催。
その日に重ねて3商店街でイベントを開催する。
参加協力店舗は店先に100円の商品やサービスを提供し、
商店街のおもてなしの心が誘客につながればいいなって感じだよ。

イベントは40人足らずのメンバーでこんな事ができんのかってぐらいの内容・・・(-_-;)
田中理事長の2年越しの思いが重く詰まり過ぎた(笑)凄い内容です!
最初は強引だな~て思いましたが、本当に街への思いが強い理事長。
有言実行で自身が懸命に動いているから、委員会メンバーも心動かされたね。
これだけのことをやるのには、これだけ強引な理事長でなくてはできないかも。
最近は近く話しもするようになり、人柄も素敵で見直しました。
すいません、先輩に対して。でも正直な感想です。

下田委員長も忙しすぎて鬱になるのでは?って心配されながら何とか頑張っていますね。
まったくよくやってる、JCメンバーっていろいろ噂はありますが本当に皆素晴らしいと思う。
この3商店街からの実行委員会メンバーもほとんどがJCのOB。

ご協力感謝します。

詳細についてはまたお知らせいたします。
素晴らしいゲストもお招きし、その日は熱い日になる予定と下田が申しております。


枝豆とカジキマグロ - 2008年07月13日

札幌に住む高校時代の友人Tが昨日、富士宮への出張の帰りに我が家へ宿泊した。
彼のお父さんの経営する会社の社員として頑張っているみたい。
僕とは正反対の性格のT。
人間って正反対の性格の方が上手く付き合えるのかね。
僕は絵描きの友人やその関係とはどうもしっくりいかない気がする。
また、僕みたいな性格の人間とは合わない(笑)。
難しいものですね。
Tとは居酒屋でお酒を酌み交わしながら、高校時代の思い出を語り楽しい時間だった。

今日は沼津教室。
午後は日本画教室でした。
モティーフは枝豆。教材として白扇子を用意して、それに描いてもらいました。

下山さんの作品。
爽やかな感じに仕上がりましたね。
最近は枝豆も冷凍のものを食する機会が増えました。
でも、小さいころに祖母が茹でてくれた塩の利いた茹でたて自然の枝豆が大好きでした。

暑いので教室が終わると早々に熱海に帰りました。
自宅に着くとすぐに携帯が鳴る。
『あんたさぁ、今すぐ港に来れない?』と下田の声。
何でもカジキマグロがとれたのでどうとかこうとか言ってる。
話がよく解らないままに港に急ぐ。


港ではJCメンバーの秋山さんがカジキと格闘中でした。
しかしこれだけ大きいと魚って感じはしないよね。
小さい魚も触れない私にとっては宇宙人を解剖してるように見えました。
下田も山田坊ちゃまも僕も怖がって近くへは行かない。
S鮮魚さんが来てものの10分で解体しトラックへ。明日の市場にとのことでした。
これも冷凍でなく、生のカジキマグロ。きっと美味しいでしょうね。

多くの見物客がいる中で、これを食せたのは小さな野良猫だけでした。

三島で過ごす夜は・・・ - 2008年08月01日

夜9時に熱海駅集合。
駅に着くとものすごい人が・・。
『坂本先生!!!』
三島のHNさんが。聞くとMOAの薪能だったそうです。

しかし、僕たちはそんな遅い時間にどこへ行くのか?
今日はJCのまちづくり委員会メンバーで三島で親睦会。
三島の本町界隈で志方担当とも合流し、焼肉屋へ行きました。

たまには熱海でなく、三島での親睦会も良いですね。
珍しく、下田がビールを呑んでる(*_*)

お肉もまあまあ。
いつもの焼肉例会のアノ店には足元にも及ばないまでも、美味しかった。
ここの良いのは店がきれいだってこと。
あと、サイドメニューが豊富で安い。
また行きたいお店でした。

しかし、三島は居酒屋さんが増えましたね。
本町通りも10件ぐらい増えたようです。
学生が多いので、この日も若者が大勢歩いていました。
熱海には無い活気があった。

下田委員長、無理をしない程度に頑張りましょう。
しかし、最近JCが多くて本当に困る。
Dが僕の代わりに入会してくれたら、即刻退会する気持ちはあるんだけど(笑)。
まあ、でもメンバーが素敵な人間ばかりだからね。
JCってたまに農協ですか?って言われますが農協じゃないよ。
青年会議所って組織です。
僕も詳しい説明はできないので、上のサイトをご覧ください。
僕も早いもんで入会して6年経ったなぁ。
そんなことを思いながら仲間との楽しい夜でございました。


お盆と還暦の母 - 2008年08月13日

お盆ですね。

熱海の皆さんは稼ぎ時ですよね。
昨日は午後にカズミが配達の帰りに寄る。
今日は下田がやはり配達の途中でアトリエに。
『ここに来ると太っちゃうんだよねぇ』と二人とも。
アトリエの来客用の机には常にお菓子をいっぱい置いておく。
僕が食べるためじゃないよ、来客用。
それを二人はむしゃむしゃと・・・・。
いろんな話を1時間以上しました。
こういった時間が一番楽しいね。

世の中はお盆休みで休日ムード。
この暑いのに皆さん元気に旅行だのイベントだのご苦労様です。
僕はこの時期は毎年、夏バテ。
暑いからどこへも出かけたくないよ。

毎年13日の今日は、興禅寺からお坊様が我が家にお参りに来てくださるのが恒例。
我が家の菩提寺は山梨ですから、父方の菩提寺でもある興禅寺に頼んでる。
数年前までは盆飾りは一日かけてしましたが、最近はこんな感じにスマート。

盆提灯だけでも6個もだして、花もこれでもか~って飾ってましたが
この程度がエコでしょう。
夕方、お坊様が来る前にご先祖様をお迎えする『迎え火』を焚く。
今のいい歳の人たちも『何やってんですか?』だって。
今じゃあマンション族のみなさんは迎え火なんて知らないのかもね。
ちょうど涼しくなった時間にお坊様が。

ととやとや~とお経をいただくこと5分足らず・・・。
でも有難いもんですね。

そうそう、今日は母の60回目の誕生日。
還暦なんだね。
朝から従兄や兄弟、知人からもお祝いが届いてました。
本当は盛大にお祝いしてあげたいところ・・・でもお盆だし個展を控えてるので
涼しくなったらと考えてます。
先祖がいて僕がいる。
ありがとうございます。

僕はささやかながら下田の店の萌から赤のイメージの花を。
感謝の気持ちはなかなか言葉では恥ずかしいので、
下田のアレンジをとおして伝えました。

クロード夏の食事会 - 2008年08月17日

Dとお盆中の忙しい中を頑張ってくれたスタッフに食事をって計画した
食事会の日。
どこかに食べに行くのは簡単だけど、せっかくだから僕の家でホームパーティーしようということに。
ちょうど花火大会でもあるし、蔵も休み。
6時に集合でしたがね、主催する僕は朝からバタバタ。
でも、こういった楽しいバタバタは心地よい。

今日の参加者はD、僕、カズヤ、バイトのY、涼ちゃん、Yの彼氏のシゲキさん、健君家族と下田。



寿司や伊勢海老、サザエ、中華などで皆の時間を楽しむ。
しかし、みんな良く食べるし呑むし。気持ちいいよ。
その後、ちょっと小雨だったけど我が家の6階の自慢の屋上に。

皆で見る花火はなんか嬉しかった。
スタッフの皆さんの力は大きい。これからも宜しくお願いたします。

ホッとしたのは数時間・・・ - 2008年09月10日

昨日の個展の片付け搬出は東美さん、スタッフのYに加え、Yの彼氏のシゲキさんが大活躍で本当に助かりました。
我が家はアトリエが2階、倉庫が4階にあるので僕の体力では・・・。
そんなこんなでミニ打ち上げを熱海のとある焼き肉店で。
さて、今日は本当に清々しい朝を迎える。

近所のプランターにはコスモスが。綺麗ですね。
たまには一人でゆっくりランチと決め、海岸沿いのテール・エ・メールへ。
ここは数年前からお気に入りのお店。
お店は僕のカフェの茶房月の渚と同じ岩本佳之先生の設計。
僕はこのお店を気にいって岩本さんにお願いしたと言っても違いないかな。
爽やかに風が流れる店内。
今日はAコースランチをオーダー。それとシャンパンを少しいただく。

ここのパンは清水シェフの手づくり。もっちりとした食感がたまらない。
質の良いオリーブオイルに岩塩とバルサミコ酢、それにパンをつけていただくのは最高。
これでワインが2、3本はいけるんでしょう(笑)。

前菜は生のなすときゅうりと白身の魚。生のなすって甘くておいしい。
きゅうりもたたきながら千切ってあり、食感が良い。『幸せだな』と感じる時間。

パスタはシラスとキャベツ。シラスの塩味と海の香り、キャベツの甘味がうまくなじむ。
隣の席の方とのボリュームを見ても僕のをちょっぴり多めにしてくれた様子。

デセールはティラミス、コーヒーといただく。
ここの料理は複雑さが無くて本当に素材の味が活かされてるよ。熱海にもこんな良い店があるよ~て教えたいお店です。
食事を終え、外に。空も気持良い。
135号線を歩くと熱海駅行きのバスが。何となく乗っちゃいました。
駅に着くと2分後に東海道線下り始発が。何となく乗っちゃいました。
沼津で何となく下りて、ブラブラと。
石ころやで買い物をし、とっちゃんの店に寄ってドンクでミニクロワッサンを買って帰る。
久しぶりにのんびりと過ごす。帰ると6時。
今日は7時からNOKKOさんのコンサートのバックの大壁画の制作。2.4メートル×7.2メートルの大きさ。
一人で今日と明日で完成させなきゃなんない。では仕事前の腹こしらえに宝亭へ。

Bランチカレーがけを。しかし、一日どんだけ食ってんだいって感じかね。
元気の源ですから。
数時間のブラブラでしたが、一気に元気になりました!

さあー、NOKKOさんが喜んでくれる絵を描きましょう!!!!
制作過程は明日のブログに。

NOKKOさん子供達と歌うコンサートと100円市場 - 2008年09月13日


下田が苦労に苦労を重ね、ようやくこの日を迎えることができました(笑)。
我が熱海青年会議所が一年がかりで準備をした100円市場当日。
空はまあまあ、何となくうまくいきそうな感じ。
僕のデザインしたのぼり旗も良い感じに仕上がった。

昨日、夜に同じ青年会議所委員会メンバーの達也さんから『絵がとてもいいよ』
とメールいただき少し安心していましたが、コンサートの壁画が気になってた。
会場の観光会館へ着くと僕の描いた壁画がうまく設置されていた。

あんな大きな画面も会場に設置すると以外とちょうど良いもんだ。
会場にNOKKOさんが入り、僕らも準備を整える。
リハーサルで絵に照明があたると・・・・・


なんだかものすごく感動した。
NOKKOさんの素晴らしい歌!バックの演奏!そして僕の描かせていただいた背景!
歌にあって僕はものすごく調和してるように感じた。
嬉しい時間でした。
会場あふれる700人が来場。本番が始まると熱気に包まれた。
この2時間にどんだけの皆の苦労がつまってたのだろうか。感謝。

打ち合わせではバックの絵を描いた僕の紹介をNOKKOさんがして下さる予定でした。
でも、無かったのでした・・・。
僕も都内からもお客様が来て下さっていたので、それは大切なことでしたが、
打ち上げの食事会の場所でNOKKOさんとGOHさんがそれはそれはご丁寧に
お詫びしてくださり、かえって申し訳なかったです。
僕はこんな素晴らしい機会をいただいたので嬉しさでいっぱいです。

100円市場も大成功に終わり、素晴らしい一日でした。
下田、ごくろうさん!!


休みが欲しい!!!? - 2008年09月19日

この一か月、何にも予定が無い日は一日も無かった。
家にいることも多いので、世間様は坂本は遊んで暮してるって思う様ですが
かなりのハードだよ。
今週もお客様との打ち合わせやら、友人との会食やら水曜日は長泉にレッスン。
昨日今日は絵画教室で、AMICの湯祭り絵画コンクールの審査など。
会社の経理から個展の残務処理などなど。
依頼された絵も20枚は描かなくてはいけない。
ロゴマークの依頼も数件・・・・。

忙しいのはありがたいですが、少しはのんびりしたいかな。
そろそろ出かけたい虫が騒ぎ始めるころかも・・・・。

行っちゃう!京都 - 2008年09月22日

昨晩は久々に楽しい一日だった。
でも・・・・・なーんとなく日々の疲れがたまっていた。
『どっかに行きたいな・・・』僕の口から時々これが出始めていた。

朝、起きて空を眺める。天気は良い。

『京都に行っちゃうか』

10時半のひかりに間に合うように支度をする。
一泊の予定は簡単。カバンに下着、デジカメ、御朱印帳をつめ財布さえあれば何とかなる。
家を出る10分前にいつもの宿に電話で予約。

『お彼岸だから南禅寺にお参りに行ってきまーす』とタクシーに乗りながら母に伝える。
『え、京都に?』ビックリした声を出しながらもまたいつものことかと思ってるに違いない。

新幹線も今は携帯で予約して切符も要らないから便利だよね。
新幹線車内は空いてました。
僕の斜め後ろには元〇JAPANのとある方が乗ってましたね。浜松で降りて行かれました。

京都駅に着くと今日も木屋町の菊乃井に。

ここは本店より一人だと気軽に楽しめるので好きだね。
いつも7350円の昼懐石とビンビールの小瓶を注文。

味はもちろん季節の空気を感じさせる盛り付けは見事。

戻り鰹には早いのだろうが、旨かった!

まったけの土瓶蒸し。秋の香りに幸せになる。
また、素材がいいし、大きさが。
こんな一流店でこの安価でこれだけの料理でしょ?凄いよね。
他の店がどれだけ怠けているかが分かりますね。

穴子の柔らかさと筍のシャリシャリとした食感がたまらない。
熱々をぺろりと食べました。僕はこれが一番うまかった。
〆は僕一人のために炊いてくれた雲丹御飯。

少し硬かったけど雲丹は甘くて良かったよ。

最後はシフォンケーキとかぼちゃのアイス。
種の食感も甘さもかなり良かった。

ホントにここに来るたびに感動する。味も素材も接客も見事です。
食は文化だと感じる瞬間がここにはあるね。
ここに来るだけでも京都に来る意味はあるんだ。

さて、お腹も満足し時計は2時半。
京都在住の友人に電話。
『今日はちょうど休みなんです!坂本先生に紹介したい人がいるんで夜に食事を!』と嬉しい返事。
7時に宿に迎えに来てくれるとの約束をし、祇園をぶらぶらする。

お気に入りの最近できた きれのはな で月の渚にお土産を。
ここはホントにかわいいきれの小物がいっぱい。楽しいし脳みそが喜ぶ。

その後は八坂神社にお参り。

ここは芸事の神様でもあるし、Dと会社を興すきっかけにもなった大切な場所。
日頃の感謝をこめてお参りしました。

ふと空を見上げる・・・・。

綺麗だなあ。天気は良い。
ちょうど1年前もこの場所にいた。
あの日は雨が降っていたけど、素晴らしい爽やかな時間だった・・。
自身のこの1年の反省をこめて再度拝礼。

南禅寺に向かう。いつ来てもいいお寺です。

庭の枯山水を眺め日々を想う。
絵のこと、先生のこと、会社のこと、友人のこと、家族のこと・・・・。
1時間はその場所にいました。こういった時間は無駄のようで無駄じゃない。
一人の旅ってこういった時間が大切だし嬉しいよね。

一緒に会社やってるDとの商売繁盛と家内安全を願って護摩札を奉納する。

その後は骨董と鉄斎堂で秋野不矩展を鑑賞しながら京都の街を楽しみました。
夜の食事は明日のブログにて。

京都の夜と僕の心 - 2008年09月23日

夜は宿に戻り、しばしのんびりとしながらも写真の整理をする。
坂本はまた食べもの三昧の旅かってお思いですか?
仕事ですよ、もちろん。
絵の取材と食の研究です。

7時、約束通りに友人が車で宿まで迎えに来てくれた。
『先生、お久しぶりです!』とK君。
今日は婚約者を紹介してくれました。
K君は肌もつやつやだし、どう見ても20歳そこそこだと思ってたら28歳だって。
驚きました。僕とそんなに変わんないんだね。
彼は新宿の会社に勤めてた営業マン。仕事で僕んとこに通ってて親しくなった。
今は地元の京都市内で仕事してる。

もう間もなく終わる床を楽しもうと、鴨川沿いで焼肉懐石を楽しむ。


川床は涼しくて気持ちよい。
それに焼き肉もなかなかでございました。

仕事の話に花が咲く。
彼の仕事やらの話は僕の仕事と関係ないわけではない。
京都の現状やら、いろいろ話が聞けて良かった。
かわいい婚約者も19歳でしたかマナーがあって・・・。
食後は車で夜景の絶景ポイントに連れて行ってくれた。

月が美しかったなあ。
ありがとうK君、お幸せにね。

朝は10時に宿を出て、京都市美術館へ。
秋の院展を鑑賞。

非常に勉強になった。院展はやっぱりスター作家が多い。
院展作家は画商が扱うが、日展はダメってのは何となくよく解る。
なんだか考えさせれました。

その後は平安神宮をはじめ数か所の寺院を参拝。
歩いて歩いて4時間。
清らかな空気の中にいるといろいろ考えられる・・・。

この1年で僕の人生は大きく変わった。
尊敬する師匠が亡くなり、家業のこと、絵のこと、仕事のこと。
何となく自分を見失いそうになる。
これでいいのか??これが本当か??
この心は本物だろうか?

でもね、ある悩みが解決したの。
・・・・・・・・・良いんだよ  って声がした。
青不動のお寺の庭を見てそう感じた。
それだけで今回の旅は収穫。心は大きく動いた。

さてと、帰るとしますか。

母に下賀茂茶寮の弁当、Dとスタッフ、下田に豚まんを買って
19時半からのJCの次年度の理事会に間に合うように家路に着きました。


スタッフとの別れ - 2008年09月25日

約1年頑張ってくれたカズヤ。
今日でお別れです。
本当に一度の遅刻も休みもなく、頑張ってくれました。
いろんな所にも行ったし、いろんな食事を勉強もした。
彼の作ってくれた食事は美味しかった。

思いやりがあって、いつも気を配ってくれた。
ありがとう、本当にお疲れ様。
残念だけど、明日からは新しい職場で頑張ってください。
僕にとってもDにとっても戦力を失うのは辛い。
でも皆自分の人生を大切に生きてほしい。

今日はまたカズヤの30歳の誕生日。
お別れ会と誕生会を皆でしました。
ありがとう。そしておめでとう!!
別れ際の『たけさん、ありがとうございました』って手を振る姿にYと号泣してしまいました。

合評会と柿右衛門 - 2008年10月05日

朝から長泉美術展の表彰式と合評会に出かける。
昨日痛めた腰はまだ痛かった。

合評会とは審査員がみんなの絵を一つ一つ講評するというものです。
最高賞を受賞した方など順番に皆さんで勉強会です。
素晴らしい企画ですよね。
もう21回目とか。
若輩の私の意見を年配の大先輩方が真剣に聞いて下さいました。
絵描きにはいろいろあると思います。
本人が大作家で、教えるのも上手いスーパーマンから絵を描くより教えるのが上手い人など・・・。
野球でもそうだよね、素晴らしい選手が素晴らしい監督になれるとは限らない。
僕なんかは自身の絵はまだまだですが、学校に授業に行くととても喜ばれる。
政治家一家に生まれたせいか、人が多ければ多いほど緊張しないし饒舌になってしまうの。
まあ、それだけにときには生意気だってお叱りもいただきますが
悪いことはしておりませんから。
応援もして下さらない人のご意見はつーと流します。
ごめんなさい。
話がそれましたが表彰式など終えて皆さんで記念撮影。

終えて、熱海に帰る。
今日は夕方から新しいスタッフの面接と懇親会。
Dも納得した様子で、明後日からわが社に来ていただくことになりました。
そのまま三人で熱海の人気有名店の柿右衛門に。
串焼きなどをほおばりながら楽しい夜でございました。
しかし忙しい毎日で困ります。

そう言えば理事になりました - 2008年10月14日

夜はホテル大野屋にて(社)熱海青年会議所の次年度理事のセミナー。
JCなんてと言いながら来年は理事という役職になってしまった、
いやさせていただけることになりました(笑)。

社団法人の理事って言ったらさ、日展も社団法人。
日展の理事って言ったらそれなそれは大変なもんです。
入選落選を数十年繰り返し、その中で特選を二回、会友、委嘱を数年さらに数年して新審査員に。
次の年に会員になって、それから三回の審査員就任で翌年に評議員。
評議員になって素晴らしい作品と功績で大臣賞を受賞。
さらなる功績で芸術院賞を受賞される。
そこでやっと(社)日展の理事になることができるのです。
これはもう、凄いことです。

まあ、僕も懸命に絵を描く生活はいたしますが入選落選の段階。
青年会議所でもそんな状態ではございますが、お役をいただきましたので
鬼倉次年度理事長のお役に立つように頑張ります。

演説とつくね - 2008年10月22日

朝から何かと忙しかった。
昼過ぎ、下田の店に寄る。花と緑のインテリアショップ 萌。

どんな店に行くより花屋の前を通ればその季節がよく解る。
今日はハロウィンの飾りなどできれいだった。

『あんたかぼちゃでも買ってけば』
という店長の言葉はよそに、かわいいパンジーの鉢植えを買う。

夕方は親友でもある細野豪志総決起集会のため三島へ。
世の中の空気的にはまだまだ選挙はなさそうなので、入りを心配したがほぼ満員。
でも、連合の動員がなかったら半分以下というとこかな。
誰がプロデュースしたのか音響がうるさかった。
年配の方が多い集会にこんな音楽をかけてはとお尻がムズムズする。

しかし、話は迫力があって良かったよ。
僕は2階の席で元秘書の古長谷氏と雑談しながら演説を聞く。

今日はほかにも目的があったので、少し早めに失礼する。
会場のゆうゆうホールの近くに知人の飲食店があると聞いていた。
なかなか夜に三島にいることは少ないので、訪ねてみたかったの。

『こんばんは』とはいるとOさんは掃除をしていた。
『あれまあ、先生どうしたんですか?』
訳をはなし、カウンターに座る。
カウンターの中には私と同じ年くらいの板さんが働いていた。
とりあえず一人なので、おすすめを数品頼んだ。
ムカゴのから揚げ、イカと野菜のバター焼き、つくね。
なかでもこの手のひらサイズの大きなつくねは絶品!

ポン酢にくぐらせ食べる、旨い。
隣に座った都内から単身赴任という重役らしきサラリーマンの紳氏と話が合う。
でも、僕は電車の時間があったので1時間で失礼する。
熱海にあったら通いたいお店でした。

しかし、このつくねはまた味わいたいね。

お不動様と僕 - 2008年10月28日

成田山の新勝寺。
僕がこのお寺とご縁をいただいたのはそうね、8年前ぐらいだろうか。

その頃、祖父が大病をし少しでも良くなるようにと、
祖父の酉年の守り本尊の不動明王にお願いしようとお参りしたのがきっかけです。
それから何となくご縁があって、お正月は成田の本山へ通い、瓦なども寄付した。
あとは毎月のように熱海にある新勝寺の直末のお寺に通っています。
このお寺は檀家もないし、さばさばして変な宗教じみてなくて良いんだよね。

毎月28日は御縁日。
今日はそんなことでお参りに。

深川のお寺から副住職が護摩焚きにみえます。
護摩とは木のお札に願い事を書いて、それを焚いてもらうのです。
毎月、母の身体健全、僕の厄難消徐、僕とDの商売繁盛・家内安全の護摩を納めている。
そうね、何となく心がすっきりするんだ。

今日も護摩を奉納。
焚かれる火をながめながら、日々の感謝をしました。


墓に刻まれた文字 - 2008年11月05日

午前中の雑務を終えて、今日もスタッフの運転で三島に向かう。
まずは一件、絵の納品。新しい出会いに感謝します。

それからいつもお世話になってる平山さんのお宅に。
先日僕が文字を書かせていただいたお墓が完成したとのこと。
坂本先生らしい字でぴったりだったよーと喜んでいただいた。

『我が 人生に 悔い無し』

実際のお墓は次回お参りにということで、写真で拝見いたしました。
お墓に文字を書かせていただいたのは正直初めて。
感慨深いものがありました。

最近はロゴ文字の依頼がかなり多い。
現在も6件を制作中。
書家ではないけれど、僕の独特の文字が面白いとご依頼いただいてる。

平山さん宅を出て、今日は沼津の松山先生宅にごあいさつ。
先の個展でもいろいろなご助言をいただき救われた。
先生にお目にかかるとなんだか心が安らぐ。
スタッフのタカは先生の言葉や教えを一生懸命メモに書いていました。
いつもとは違う勉強だけど、こういった時間も貴重で大切な仕事なんだ。

帰り道、僕の墓にはなんて刻もうかと考えていた。

お久しぶりでございます - 2009年02月22日


ナントまあ、3か月以上ブログをお休みさせていただきました。
多くの皆様から御心配いただきましたが、なんとかやっています。
ぼちぼち再開いたします。
とにかくですね、この3か月はかなり激動の毎日でございました。
いろんなことがあり過ぎましたね。
過去も含めてアップいたしますので、またご覧ください。

つみきのいえ - 2009年03月28日

朝から打ち合わせやら制作やらでバタバタしていた。
夕方からは教室。
教室を終え、元スタッフの五十嵐が車でやってきた。
仕事関係の話もあってだが、久々に会ったので食事に出かける。
まあ、旧知の仲。
僕も弟のように思ってるから気も使わないし、安心できる。

そんな彼から誕生日プレゼントをもらった。感謝!
そのプレゼントは『つみきのいえ』のDVDだった。
この作品は先のアカデミー賞で短編アニメ賞を受賞した作品。
興味もあったし、見たいと思っていたものだったから、すぐに帰宅し鑑賞。

内容は書きませんが、うーん、良かったよ。
バリバリ心に響くものではないけど、考えさせられたな。

今の自分のようにも思えた。

芸術的な面も世界に向けて作られたのは解った。
日本って空気は一切なかったからいいね。

是非、買ってまでとは言いませんが借りてご覧あれ。

香を焚く - 2009年04月03日

私の画室を訪れる人は『良い香りですね』と言ってくれる。
私はお客様がみえる前に必ず香を焚きます。
この習慣は、日本画を手ほどきくださった藤島先生からご教授いただいた。

『たけちゃん、お客様が見える前には玄関に水を打って、
香を焚いて、お花を飾ってお迎えしなさいね』と。

そんな習慣が身についているので、私にとっては当り前のことなんだ。
玄関先は常に清潔に、アトリエも使った後は毎日掃除します。
そして、自身のリラックスのためにも香を焚く。
今の好みは松栄堂の練香 梅が香 かな。

日本画の世界を知ってからお茶やお花も習った。
何となく、全てに共通するように思う。
絵の範疇で勉強することは誠に楽しい。
同じ年代の人間が身につけないことを多く教わった。
まだまだ未熟者ですが、80歳までにはなんとかなるのかもしれない。

今日は祖父『圓融院鶴嶺寿徳大居士』の命日。
祖父のためにも香を焚きました。


最終日に - 2009年04月07日

個展も今日が最終日。

絵描きらしい一週間を過ごせたように感じます。

元後楽園社長で元市議の岡さんも毎回来場下さる。
『この絵は良いよ』と街の絵を大変褒めてくださった。

画家の武井先生、金子先生もわざわざ鎌倉から。
久々に絵描き同士の話を楽しみました。
高山先生のお手伝いをさせていただいてる頃は、よく同期の智恵ちゃんと話をした。
絵描きでなくては解らない話はたくさんある。
普通の人が聞いてもなんだか?っと思うだろう。
そんな話は心棒のようなもんかもしれないな。
良い時間でした。

夕方は元第一小の後藤校長が。
先生も本当に素晴らしい方。人間としての魅力がある。
『ブデンさん、僕ね〇〇みたいなことをやろうと思ってるんだ』と、
楽しく、先生らしい企画を聞かせていただきました。
細野事務所からも山下君が来てくれた。
まあ、選挙も近いから頑張りましょうね。

多くの人との出会いがあって何とかこの12年、絵描きとして生きて来れました。
バイトもせず、絵画教室と個展の生活で生きてきた。
世間知らずと言われても、この道だけでやってこれたのは奇跡かもしれない。
多くの方の応援と支えがあっての坂本武典なんです。
本当に感謝します。

個展を終え、消灯。
ほっと溜息が出た。
今回もなんだかんだと一番大変だったのは、会期中店を休みもしないで
多くの方に応対してくれた母だった。
母をねぎらうためにクレールで食事。

感謝の言葉は照れくさくて言えませんでしたが、
金目鯛のトマトソースが代わりになったかな・・・。


渋滞とスケッチとトロタク - 2009年08月12日

昨日の静岡地震の影響は我が家にも少しありました。
大切にしていた花瓶が3個割れ、祖父の大切にしていた鳥の形の陶器が割れていた。
まあ、命を思えばこのくらいで済んだのはよかった。

小さな余震は今日も。
新聞には被害が書かれている。
私も落ち着いた頃を見計らい、友人や知人に電話する。
皆、大した被害は無かったようで安心した。

昨日予定していた東伊豆へのスケッチに出かけることに。
Kが迎えに来てくれた。
『かなり混んでますよ。夕方になるかもしれません』
まあ、とりあえず行こうと車を走らせる。

空と海は美しく輝いていた。

渋滞をよそに、ここに車を止めてと連発するが運転方は無理と答える。
そんな押し問答が続いていて何となく描くチャンスは失う。
『ここは?』
『無理です。』
『ここがいいんじゃない?』
『いや、本当に無理ですから』・・・・。

まあ、お盆の真っ最中。世の中の人間はこの機会しか連休は無いし、
昨日の地震の影響で仕方ないのか。
僕もそんな空気だったので、頭にスケッチしておく。
目的の場所でも取材は短縮し、帰り道に一碧湖へ。

眺めていて、大学時代を思い出す。

上田や小川さん達と夜中に月が沈むのを見た。
まだ将来に希望をもって、夢見ていたあの頃。
僕の日春展の初入選を皆が心から喜んでくれた。
お互いの喜び、悲しみを共有していた親友。
彼らもそれぞれの道で結果を出し、幸せな家族に恵まれた。
そんな想いに耽った。

絵描きってこんなことばかり考える動物です。
渋滞してスケッチはできなかったけど、思い出の場所で本当の大切なものを
スケッチできたように思います。

で、帰ってKと森ちゃん寿司に。
森ちゃんに会うと本当にホッとする。
今月6回目。我が家の次にホッとする場所です。

トロタクをほおばりながら、また物思いに耽った夜でした。

母の誕生日 - 2009年08月13日

お盆の入り。
朝から母はご先祖様を迎えるために煮物や五目寿司などを料理していた。
昔から、我が家の伝統です。

仏壇の前にはたくさんの花と料理が並ぶ。
夕方、興禅寺からきた和尚様が読経。
終えて、食卓の料理を見て
『しかし、今の家庭ではこれだけの手料理はしないよね。
 写真に撮って見せてやりたいね』と。

我が母ながら、料理は旨いと思います。
私の体系もこのせいもあるのかな。
思えば今日は母の誕生日!

いつもは花を贈りますが、今日は花より団子に。
隣の三木製菓さんが休みだったので、急きょバッハマンに電話をして
ケーキを作ってもらいました。

61歳、おめでとうございます。
面と向かってはおめでとうとも言えなかったけど、
今の僕が生まれてきたのもあなたのお陰です。
こうやって絵の道を何にも言わずに進めたのもあなたのお陰です。
最近、辛いことが僕にはありましたが、
支えてくれたのも血のつながった家族、母でした。

心から感謝します。
そして、僕もそんな家族を早く作れるような生活を心がけます。

なんてね・・・(笑)。

残暑見舞いの団扇 - 2009年08月18日

朝から何となくゴディバのショコリキサーが食べたくて仕方がなかった(笑)。
お恥ずかしながらこんな日が年に1、2回あるんです。
これが食べれるのはこの近くでは御殿場アウトレットのみ。

今年、僕が食した中では一番の大大ヒット!
どんな高級店の料理よりこれが一番だ。夢にまで出るくらい。

そんな訳で、スタッフのK君に

『さあ、スケッチしながら御殿場にいこう。ちょうど、4時から御殿場で細野の演説もあるし』

と、本音を隠しながら言ってみる。

『今からですか?今日は絵を描く予定ですよね。間に合わなくても知りませんよ』

見透かされたかのようにさらっと言われてしまった。
頭の中はこの画像が・・・

でも、絵が大切。午後はK君の的確な判断で絵を描きました。
今日は気分を変えてお世話になった皆さんに手書きの団扇を描く。

御商売をされてるところには『商売繁盛・千客万来〇〇屋』と。
普通のご家庭には『家内安全〇〇家』など、日本らしいものに。

ちょっと夏には遅くなりましたが、今日から発送します。
お楽しみに。

mixi - 2009年08月19日

みなさん、ミクシィやってますか?
かなりの人がやってますね。

実は僕もやってます。
今更言うことでもないけど、やってます。
でもね、たぶん誰も僕だって知らないと思う。

多くの交流をもとめてやってる人が多いけど、僕は違います。
このブログには書けない本当の僕の気持ちを日々綴っています。
まあ、これこそ本当の僕といえるのかも知れない。

探しても無理ですよ(笑)。
ターボーにだって見破られない自身はあります(笑)。

誰にだって秘密の空気は持ちたい。
そこに本当の癒しが生まれることもある。

絵描きって仕事もそんな気持ちを描いてるのかもしれないね。
感動したり、悲しかったり、強がったり。

いろんな人がいてそれで良い。
人に何と言われようとも、僕は真面目に正直に生きているよ。
ただそれだけ。


人間の比較 - 2009年08月25日

今日も朝から忙しい。来客やら制作やら。本当は制作に専念したいのですが。

夕方から裾野に出かける。
今日は裾野青年会議所企画の衆院選静岡5区の公開討論会があるためだ。
僕の住む地域は6区。
5区は細野、斉藤、堀候補の地域。
下田が車を出すから行ってみようと誘ってくれた。

実はこのところ、ブログを見る限り元気でいるようですがちょっと体調が悪い。
この二ヶ月間、あることに神経や力を注ぐ羽目になってしまい、そのストレスやら疲れが出ていた。
本当はあまり行きたくなかったのだけど、細野の演説も聞きたかったので。

途中、熱函で簡単な夕食をとることにした。

もう何年もこの店の横を通っていて気になっていた。
熱海のとある議員さんのブログにもよく登場する店。
親友カズミ愛車の黒いゲレンデがこの前にとまってるのを3回見たし(笑)。

味・・・・・・・・・・・・・・。うーん、冷たくて美味しかったですよ。

で、伊豆縦断道路を通って裾野へ。

駐車場はもういっぱい。
会場へ着くとご夫人方が100名ほどいた。

『坂本先生!元気ですか!!』とまず声をかけてくれたのは、
僕の後援会『武典(ブデン)の会』の幹事の真野さん。
その後も、三島市議の馬場妙子さんやら30人ほど。

『あんた、さすがに顔広いねぇー!』と下田。
まあね、もう10年細野の関係で三島の方とは親しくさせていただいてる。

会場は800名ほど埋まった。
そして候補者3人による3分間の短い意見や演説が始まった。

始まって同じ土俵で闘う3候補が同じ質問に意見をする。
こういった試みは何度か聞いてますが、今回は驚くような違いがあった。

素晴らしい未来を期待させる意見の人。
私がこれを実現させたとばかりの意見の人。
青年らしい大学生みたいな意見の人。

誰とは書きませんが、比べるということは恐ろしいもんだと思いました。
僕はそれぞれに違ってどの候補も聞けて良かった。
下田も『イヤーこんなにも違うもんかね』と。

以外に思ったのは年配の皆さんが、違いを理解してたことだ。
昔だったら政治家が〇〇は僕がやったんだなんて言うと、
有難いと崇めたてまつっただろう。
今回はそういった意見の候補者が話すとクスクスと笑っていた。
まあ、公平な討論会ですからどう思ってもいいと思う。
時代や人々の良識は変わっていくんですね。

来年は熱海は市長選挙。
議員にしてもこういった試みは大事だ。
先日も書きましたが、市議レベルはその辺の目立ちたがり屋兄ちゃんが
勘違いして出馬することが多い。
意見も話せず、勉強もしないのはこういった討論会で市民に明らかになる。

ただ人が良いだけで政治家になれる時代は終わった。
人を比べることは辛い。
だけど、見比べ篩にかけないと良いものは生まれないですね。


初秋の一日 - 2009年08月27日

僕は昨日、期日前投票を済ませました。
こあくつ歯科の帰り道、日曜日は予定があるので。
熱海では前回の倍とか新聞に書いてありましたね。
投票所にはちょうど、熱海青年会議所の鬼倉理事長が立会人で座ってた。
ご苦労様です。

最近はすっかり秋の空気で気持ちが良い。
僕の大好きな季節の始まりです。
旅行に行くにも、スケッチに行くにも、アトリエで仕事をするにも心地よい。
ホントは今週は北海道へスケッチに一人旅する予定でした。
きっと気持ち良いだろうねぇ。

一階の茶房月の渚にも午前中から多くのお客様。
ご夫人方、果林さん親子、東京から福野さんなどなど。
昼には満員でした。
今日のメニューは僕の味付けのポークビーンズ。
これ、かなりの旨さですよぉ(^u^)

午後は茅ヶ崎から僕のマネジャーの近藤さんと森様、斉藤様がアトリエに。
起雲閣の個展を見に来てくださった。
食事を済ませて皆さんと会場へ。

何度も書きましたが、熱海市は本当によくこれを収得しました。
素晴らしい文化発信基地だと思います。

皆さんも大変喜んでくださった。

夕方からは体調が芳しくないので、ソファーに横になる。
この二か月の激動の疲れやストレスが僕の弱い場所に出てしまった。
11月、2月につづき今回。とても辛い。
明後日の親友の結婚式に無事に出席出れることを願う。

そんなわけで、今日の青年会議所の理事会はお休みさせていただきました。
皆さまごめんなさいm(__)m

秋の気持ちの良い風に心身ともに少しだけ休めた一日だった。
しかし、健康こそ宝ですね。

MIDORIな空気 - 2009年09月03日

この数日、すっかり寝込んでしまった。
このところ一日一食、それも満足には食べられない。
おつゆが飲みたくて、大好きなわんたんやのワンタン麺を食べに行くが半分も食べれなかった。
この調子じゃあ、すぐに痩せますね(笑)。

31日はカメラマンの岐部君と会う約束だったがそれも果たせず。
申し訳ないやら、残念やら。
主治医の河西先生も心配して何度もメールを下さった。感謝します。

あ、そんな大病じゃあありませんよご心配なく。
ちょっとした疲れからのものです。

で、今日はマネージャーの近藤さんがお客様とアトリエに来られるので、
何とか身支度を整えた。
お客様は『街』という作品を気にいって求めてくださいました。
体調不十分でこんな日はおもてなしができない自分が情けないです。

夕方は親友下田との約束で沼津へ出かける。
そういえば最近はこの人とよく出歩きますね。
まあ、熱海市内の近い友人で絵とか花とか芸術を話せるのは下田しかいないし。
商売とかお酒やらゴルフやら女とか、僕らの年頃の熱海の男どもはそんなくだらないことしか
話題がないからまことにつまらないのです。

沼津はケンブリッジの森へ。
こちらも今月いっぱいで道路の区画整理のために閉店。
静岡東部の大切な情報発信の革命的なオシャレなお店でしたから
残念です。
ここの最後のイベント『岩崎有加展』を見るために来ました。
岩崎さんの展覧会はお花の展示です。

最近、下田が自身の行く道に悩んでいた。
花屋って商売でもあり、アーティストでなくてもいけない。
商売に徹して葬式花で儲けるのも良いが、彼にはアーティストの気持ちやセンスがある。
僕はそんな気持ちを常に忘れないでほしいと、美術展やら花の展示会は常に声をかける。


入口の扉を開けると蓮と人形の作品。
なんだか可愛い(*^_^*)

他の作品もグリーンを基調にしたナチュラルな空気のする作品。
最近の花の展覧会は凝りに凝った作品が多い。
こんなにひねり過ぎたら花じゃあないよみたいなのは辛い。
岩崎さんの作品は手の感じがしましたね。
花と、自分の手とその感覚でさらっと生け込んだ感じが素敵でした。
多分ケンブリッジは最後になるので、カフェで甘いものを。

『イヤーたけちゃん、俺今日見て良かったよ。
なんか自分が嫌になっちゃった』と下田。
だよねー、人の素晴らしい作品見ると僕も喪失感感じますよ。

で、せっかくだから下田にさらに刺激を与えるために岩崎さんの花屋さんMIDIRIYAへ。
着くと子猫が覗いていた。
お店は優しい空気が漂う。
『いらっしゃーい』と岩崎さん。初めてお目にかかったが、サバサバした感じの方。
ケンブリッジのブログに沼津の和田アキ子みたいな表現があったからどんなに迫力の
ある人かとちょっとドキドキしていた(笑)。
僕の希望を告げると、『ハーイ』との声ともに花を生けてくれる。
15分ほどで完成。

思った通りの作品だ、嬉しい。
下田も『いいよ、これ良いよ』と。

刺激になりましたか、良かった。
僕もなんか爽やかになったよ。

作品は売るために作るもんじゃあない。
だけど、売れなくては生活ができない。
一生の課題なんだよね。

行き詰った時は・・・・ - 2009年09月07日

サラリーマンの人は仕事や私生活で行き詰った時はどうするんだろう?
休憩時間や仕事帰りにカフェやお酒で癒されるのでしょうか?
そんな時間は無いのかもしれない。

そうですね、僕はホント弱い人間だから何んとなく日々の空気に一喜一憂してしまう。
そんな時、考えてみればいつも誰かが救ってくれていた。
僕の口からは、

『あーなんか気持ちいい空気が吸いたい。どこかに行きたいなぁ』が口癖になった。

高校時代は親友の上田が傍に、大学時代は明とドライブ。
明とはほぼ毎日出かけましたね。車酔いはそれで無くなりました。
仕事をするようになっても、そういった助けは常にありました。
スタッフの五十嵐君や匠君だったり、生徒のSさんだったり、運転手のGさんだったり。

僕は車の運転ができないので、運転手Gさんには3年ほどお世話になった。
安全運転だし、本当に道も美味しい場所もよく知ってる方です。

僕の辛そうな空気をGさんは常に察してくれた。
『せんせーい、今日は清里のほうにいってみます?』
『先生の好きな御殿場の名鉄菜館行こうか』
『山の気持ちいい空気より、そんな日はお台場からの夜景がいいよ!』
そう言って、夜昼夜中にかかわらず、車を走らせてくれた。

もちろん最近も、制作やらその他の雑事に頭の中が整理できない時がある。
今はスタッフのK君が察してくれる。

『なんか辛そうですね。じゃあ、山を走って美味しいコーヒーでもどうです?』
ってな具合に。

昔ながらの喫茶店でウインナーコーヒー飲みながら絵の本と、お取り寄せグルメの本で二時間。

まあ、幸せもんですね僕は・・・・。

日本画家、若手、34歳・・・・。 - 2009年09月17日

『おーい、たけちゃん宇多田ヒカルと付き合ってるんだって』
と、幼なじみの淡島寿司のちゃー坊がアトリエの窓から大きな声で言ってきた。

『は?、何それ?』
聞けば、宇多田ヒカルさんが若手日本画家との交際を
週刊誌が報じたとのことでした。
日本画、34歳、若手と言えば確かにこの近辺ではその語に近いのは僕か(笑)。
もちろん、違うとわかっていて話してるんですよ。

『近所じゃあ、もっぱらの噂だよ』と三木製菓の満男さんまで(笑)。

まあ、日本画家という仕事はあまり注目されない。
日本画という言葉すら知らない人が多い。
そんな中で、たとえどういったことであっても、日本画、日本画家という
仕事を知っていただけることは有難いね。

外から見たら芸術家なんて華やかのようですが、
仕事はいたって地味ですよ。
アトリエに籠り、絵を描き、字を書いたり、悩み葛藤の日々。

確かに都内の居酒屋汁べゑの厨房で働く人たちみたいに
いつも元気いっぱいで声を張り上げて毎日を送るも良いかと考えもしますよ(笑)。

まあ、僕は僕の人生。
日本画人生を全うします。


お茶と刺身 - 2009年12月06日

今日は久々に都内に出かける。

特に目的は無かったが、Dとたまには美味しいものでも食べようかと話し、
午後のアクティーに乗った。
天気も良いので、のんびりと東海道線に揺られるのは気持ちが良い。

『海が綺麗だなぁ』
キラキラと輝く海は何となく懐かしい気持ちにさせられた。

何となく行ってみたい茶寮があった。
HIGASHIYA楳心果だ。
僕は先日個展をさせていただいた一閑の松田邸でいただいたお茶に感動してから
煎茶に凝っている。
玉露などの茶葉はもちろん、煎茶器やら湯冷ましも使いやすいものを集めだした。
入れ方もかなり上達したように思う。

我が家のアトリエに一番来る回数が多いのは下田。
下田に何度か試した(笑)のが良かったのかもしれない。
『旨いのか何も分かんない』と言ってた下田が最後は、確かに甘味とコクを感じるよと
言うようになった。

そんな訳で、お茶を飲みたくて自由が丘から20分歩いて向かった。
玄関から良い空気を感じる。


店内の空気もなかなか良かった。
3組ほどしか入れない店内は、少しの緊張感もあり今様のデザインが凝らしてあった。
この手のものには少々飽きてきていたので、それほどの感動は無かったけど。

で、おすすめのお茶を淹れてもらう。
玉露と雁音のブレンドとか・・・。
さすがに演出が良く、美しい女性が手際よくお茶を淹れる。

『これが良いの?ぬるいけど・・・』とD。
そうね、お茶の良さって伝えるに難しい。
しかし、わらび餅もお茶も美味しかったと思います。
二煎目をいただき席を後にした。

夕方になったせいか外は肌寒い。

渋谷に出て一時間ほど買い物をし、目黒でやはり気になった居酒屋『丸富水産』に向かう。
5時過ぎだったがもう店内は満員に近い。
早速、そこの名物『丸富盛り』を注文する。

どうです!この下には海苔巻きもついてるの!
『イヤー、これ熱海で食べたら5000円はするよね』と二人でプチ感動。
確かに旨い、新鮮だ。
これで1300円だって言うのだから驚きです。
そのほかに魚介を焼いてたくさん頂きました。
外ではお客が列を作って並んでましたから、早々に出る。

人はこだわりとか、美味しいものには少々の不便さはあっても集まりますね。
絵もそうだね、どうしても見たい絵や風景は海外までも出かけるもんね。

さてと、家にも着いたし絵を描きますか・・・・。

クリスマスの宴 - 2009年12月24日

クリスマスイブですね。

今日は予定していたように、親しい知人を招いてクリスマスの食事会をしました。
予定していたすき焼きではなく、しゃぶしゃぶです。
お肉はきしざわさんにて牛肉を1キロと豚を1キロ用意。
受け取りに伺うと、我が家の横は『石村様』とかいた包み。
あー、石村さん家も同じなんだと嬉しくなった。

スタッフ和也君の運転で買い物に行くとそこには石村さんと娘さん。
御縁を感じた瞬間、というか会う気がしてました(笑)。

そんでもって野菜もたくさん用意して、アトリエにて宴会。
8名の皆さんと楽しい食事がはじまる。

鍋奉行と化した僕はすっかり写真を撮るのを忘れました(笑)。

そんなこんなで今日は生徒さんやらいろいろな方にクリスマスプレゼントをいただきました。

他にもありましたが、ワインや果物ケーキは食べてしまいました。
この包みもほとんどがお菓子とか・・・。僕の好みは解ってらっしゃる。
なんか嬉しいプレゼントはこのクマのオルゴール。

音色に涙が出た。
なんだか懐かしかったような、人との繋がりに感謝したり。

素敵な一日でした。


正月元旦車寅次郎 - 2010年01月01日


明けましておめでとうございます。

新年を迎え、目標を決めました。
今年の目標は 『自分探し』 と決めました。
もう一度、初心に帰って画業や自分が何をすべきかを考えたいと思います。
この数年、有難いことにたくさんの友人知人や所属する会なども増えました。
一方で、自分の方向性や動ける範囲をこえてしまうことも多く・・・。
なので、初心にって感じでございます。
相変わらずのマイペースですが、さらにマイペースワガママ(笑)でいくつもりです。

で、新年は画室で静かに迎えました。
神棚、仏壇にお参りし午前0時過ぎに母と親戚と来宮神社に初詣。
境内では中京テレビの本多小百合アナウンサーと御両親に出会う。
他にも多くの方とおめでとうの御あいさつ。
神殿、大楠、お稲荷様をお参りし、成田山に。これはいつもの参拝コースです。

帰りもいつものコースで森ちゃん寿司に(笑)。

『おーう、いらっしゃい。せんせーい、おめでとう!』と森ちゃん。
午前一時で満員。その後も次々にお客さんが。

ベルバラのご主人と講道館名誉顧問の佐藤夫人の真ん中にひとつ席をつくってもらい恒例の樽酒を。
森ちゃんでは正月は樽酒が飲み放題です。

楽しい空気のまま、寝室で『男はつらいよ』のDVDを見る。
何といっても寅年ですから。

午後もゆっくりと自分の時間を過ごしました。
6時からは愛犬タツの散歩仲間である作家の佐伯泰英先生のNHKの番組を見る。
先日も近所のレストランでお目にかかった時もその話をなさってました。
今回も先生自らが我が家へ番組の案内状を持ってきてくださった。
作品はもちろん、お人柄も素晴らしい先生です。憧れですね。

本年も皆様のご支援とご指導よろしくお願い申し上げます。
感謝します。

坂本武典 拝


年賀状のススメ - 2010年01月06日


僕は正月の一番の楽しみは年賀状だ。
とにかく、メールが流行ろうとこの素晴らしい文化は無くしてはいけないと思う。

めったに会わない友人知人からの近況報告は嬉しい。
年賀状のやり取りだけの知人もいるがそれもまた嬉しい。

昔は木版をやったり、干支の絵を描いて送っていたけど今は追いつかない。
僕は毎年約1000枚の年賀状を送る。
絵柄は印刷に頼ってしまうけど、宛名書きだけは手書きだよ。

宛名も絵柄も印刷ってのだけは僕は何とか避けたいよ。
僕もいただく年賀状の手書きの字を見てるとその人の人格まで解る気がする。
上手い下手じゃあなくて、心が通う気がするんだ。

とにかく今日も年賀状のあて名書き。
何とか500枚を書き終えた。あとはたったの500枚・・・・(+_+)
でも、毎年楽しくて幸せなひと時だ。

午後はカメラマンの澤野さんが奥様とアトリエに。
ゆっくりお話しできて嬉しかった。
なんだか良い正月です。

議員バッチと出馬表明 - 2010年01月10日


これは僕のひい爺さん(坂本米市)が町会議員や市議会議員をしていた時の議員バッジです。
左下の紺色のバッジが市議のバッジ。第二回地方選挙って裏に刻んであります。

勲章とかバッジとかは美術的にみても美しいと思います。
まあ、これを付けたがことで偉そうに街の中をふんぞり返って歩くセンセイは嫌いですけど。

昔、小学校低学年の頃に新聞に〇〇市長が出馬を表明!!と書いてあるのを
『お母さん、市長さんがデマを言って新聞に載ってるよ!』と言って家族中に笑われたのを
思い出しました。
出馬(しゅつば)をデマと読み間違えたのです。まあ、楽しい思い出です。

しかし最近は政治家らしい政治家は日本には少なくなりました。
政治やさんは増えたように思います。

なったことで満足する議員は少なくなりましたが、歳費にしがみついてる
議員は多いように思います。
歳費を減らそうという提案が採決で通ったのは聞きませんし。
政治家も商売なんでしょうかね?

難しい世の中です。

パリへ行ってきます - 2010年01月18日

この数年、テレビを見ない僕も見たくて仕方ない番組がある。
NHKの世界ふれあい街歩き。
さわやかなナレーションと街中をぼちぼち散策する番組。
あれを見るたびに、どうしてもその国へ行ってみたくなるし、涙が出そうになるんだ。
それからかなぁ、嫌いな飛行機に乗っても他国へ行く勇気が湧いたのは。

で、明日からパリとモンサンミッシェルなど、フランスへスケッチに行ってきます。
寒いのでどのくらい描けるのか分かりませんが、空気と食事ともに堪能してきます。

ではしばらく、ごきげんよう。


34回目をむかえて - 2010年03月23日

今日一日は何となく大切に過ごしたいと思っていた。

水を飲んだり、食事をとるのも何となく意味付けをしたい自分があった。
正月元旦を迎えたような気持ちと同じだろうか。

そう、今日は僕の34回目の誕生日。
この歳になると特別何ってことはありませんが、ああもう34かとちょっと考えた。

朝は4月に控えた個展の準備。
絵具を塗っては乾かしの作業が続き、それも黒の色が多いので爪が黒くなってるほど。
かなり大作が多いのでいい勉強になっている。

午後は都内から来客、大阪のギャラリーからの電話などが続く。
少し疲れていた時に親友の下田が 『誕生日おめでとう』とケーキとミニ苔を持ってきてくれた。
いつものこの顔を見ると何だがホッとするのは僕だけではない(笑)。

下田がお祝いに持ってきてくれたケーキを食べながら打ち合わせ。
4月2日から僕たちの新しい事業がスタートすることになっている。
そんなこんなで毎日打ち合わせ三昧。

夕方からは誕生会の準備だ。
誕生会は毎年、僕がお世話になってる方をお招きしている。
祝ってもらうより、僕から皆さまへ感謝の会だ。

12人の方をご招待し、しゃぶしゃぶやら伊勢海老などで
我が家の晩ご飯を楽しんでいただいた。
時間を気にせず、ゆっくりと4時間の食事は本当に心地よかった。

今日一番にメールくれた友人の健君、ミキチャン、木井君ありがとう。
元スタッフの五十嵐君は2日前に食事に招待してもらった。
お祝いの電話も本当にありがとう。
『先生、今日一日は神聖な日ですよ。34年前、どれだけの人が先生の誕生を喜んでくれていたか
考えてみてください。お誕生日おめでとうございます!』
涙が出るような言葉だった。

多くの皆さんからも花やお祝いをいただきました。


スタッフのカズヤからは誕生日ケーキと花束。
何だかんだと言っても、カズヤに毎日支えてもらってるんだよね。
ありがとう。

今日は何と言っても僕を生んでくれた母に一番に感謝します。
昨日も夜中まで手料理を作ってくれ準備してくれてた。

こんな僕をいつも支えてくださってる皆さまに心より感謝します。


素敵な気持ち - 2010年05月29日

5月29日。
今日は僕の祖母の誕生日だった。
生きていたら90歳近いのだろう。

『たけちゃん、おばあちゃんは大好きなひばりちゃんと同じ誕生日だよ』
って、美空ひばりさんと誕生日が同じなのを嬉しそうに話してくれたっけ。

そんな祖母に花束が届いた。
もう亡くなって20年も経った祖母に。

株式会社総食の堀会長の奥さんからだった。
なんだか嬉しかった。
堀のおばちゃんありがとう。

僕は祖母の好きだった三木製菓さんのシュークリームを供えて
仏壇にお参り。

なんだか人の真心に感謝。
涙がでたよ。

手紙を書く人 - 2010年06月16日


知人のお嬢さんから、先日結婚式にお送りした電報のお礼のはがきが届きました。
なんだかとても爽やかな気持ちになりました。

僕も仕事柄、結婚式などに電報をお送りすることが多いですが
丁寧にはがきを頂戴するのは久しぶりでした。

最近の若い人はそういったマナーを知らない。
はがきを書くという行為すら無いと思う。
良くて携帯メール、悪ければ知らんぷりなんてのが当たり前になった。
その親を見ても、その会社の上司を見てもそれは分かるかもしれない。

手紙を書くというのは素敵なこと。
僕も巻紙やら、手書きのはがきは常に気持ちを込めて書く。

鳩居堂の季節のシルクスクリーンのはがきは常時200枚。
もちろん切手は記念切手を。
巻紙には松栄堂の文香をいれる。
その小さな心配りは、尊敬する日本画家・森素光先生のお嬢様から
勉強させていただきました。

手紙を見れば字にしても空気にしてもその人が見える。

僕が昔お世話になったマネージャーさんもそんな手紙の人でした。

僕も早速、個展でお世話になった方に手紙を書いたところです。

待ちわびた雨 - 2010年07月29日


とにかく嬉しい!
この雨をどれほど待っていたことか。

この10日以上雨は降らず、植物も干からびてしまうのではないかと思った。
梅雨の時は何て鬱陶しいかと思ったけど、命拾いした感じ。

大地が潤い、気温が下がるのを感じた。
自然は凄い。

今日は熱川教室です。
教室のマンションの庭の芝生も喜んでいました。

幸運が舞い降りた日 - 2010年08月18日

夕方、アトリエのある二階から下に降りる。

パタパタ・・・・・・・・・・・・・・・・。

エ、なに今の黒い影は(・_・;)・・・。

『武典、なんか昨日から家にコウモリが入ってきたみたいなんだよ。私、大騒ぎしちゃった。』と母。
なんで窓も開いてないこの鉄筋コンクリートの我が家にコウモリが入ってくるのさ!

朝には何にも言ってなかったから、知らなかったのでかなり衝撃。
そうこうしてるとまたあの黒い影がパタパタっと2階を飛び回ってる!

虫なら退治するとも、コウモリは哺乳類。
大切に捕獲して逃がす以外ないと思った。 だけどかなりビビる僕(笑)。
イやー僕にはとても無理と判断。
捕獲をどの業者に頼むか、役所を呼ぶにも夜だし・・・ちょっとパニック。
我が家は6階建、15室ある部屋は夏はドアはどこも空いている。
もしどっかに入ったら分からなくなるー!冷や冷やしましたよ。

そんなへっぴり腰の中をスタッフのカズヤが出勤!

『カズヤ、あんた2階にコウモリが飛んでんだよー!助けてよ!』僕。

『なに怖がってんすか、タケさん、たかがコウモリっすよ。男のくせにみっともない!』とカズヤ。

『じゃあ、あんた捕獲してよ』と僕。
ゴキブリだって大騒ぎして捕まえる僕が、コウモリなんて捕れっこない。
小さいころから虫とか、昆虫とか、爬虫類は嫌いだ。
友達が喜んでカブトムシなんか触った手でアイスクリームを食べてる姿は軽蔑してた。
クワガタやカブトムシ、特に幼虫なんかの姿は今でも見たくない。ゴキブリと同じじゃん。
見るとどうしても手に殺虫剤を持ってしまうの(笑)。

そんなこんなでマックスバリューにいって虫鳥かごや網を買ってくる。
カズヤも意気込んで2階に上がる。
『タケサン、もういないみたいっすよー』
大騒ぎした割には、何箇所か窓を開けたのが功を奏してかコウモリは出て行ったようだ。

実は3年ほど前にも玄関に小さなコウモリが入ってきて、市役所に持って行って
もらったことがあった。
コウモリなんて不気味のようだけど、昔から幸福や幸せを運んでくると言われている。

大きな作品依頼が入ったのはそのせいもあるんだろうか・・・。

大忙しの日 - 2010年08月22日

なんだかんだと忙しい日々。
ブログもなかなか更新できずにすいません。

今日も朝から沼津の絵画教室。
昼食は必ず大好物の うなぎ って決めてるんだけど、うなよしまでとても暑くて歩けない。
食べたい、食べれないって思うとますます食べたくなる。
仕方ないので、今月は教室近くのマジックインディアというカレー屋に通ってる。

本場インドカリーなので香辛料が効いてて、さらっとしてる。
夏にはもってこいだ。
僕のお勧めはシーフードと豆のカリーです。食べ放題なので2回はおかわりします。

で、終わっていつものように3時32分の電車で帰る。
帰って書類の整理や電話の応対に追われる。

そこにメールがはいる。

『今からブデンさん家向かうけど・・・』と親友の細野豪志議員からだった。
今日は久々に熱海入りしたようで、県議選と市議補選の応援に来たようだ。
『車が渋滞してる・・・』とかメールがきて、着いたのは一時間後だった。

最近は良く会うんだけど、時間ができると二人で話をするのは面白い。

『ブデンさんさー、今の情勢どう思う?』と細野。
『あんた、本当に小沢さん代表選出て欲しいって世の中が思ってると思う?』と僕(笑)。
まあ、そんなやりとりやら、熱海の選挙、共通の友人知人の話など・・・。

『自分が代表選出ちゃえばいいじゃん』と僕。
『そんなこと言ってくれるのはブデンさんだけだよー』と笑いながら細野。

夜は花火大会なので、誘いましたが会合とかで30分ほどで帰って行った。
帰りも多くの観光客に『細野さん、頑張ってー!』と声をかけられてた。

今は立場上、悪役に徹することもあるだろうけど、素の細野豪志という人間はマジでカッコイイ。
こんな男に日本を任せたらと、真面目に思うんだ。

夜の花火には三島のうなよし・澄の坊の社長が友人たちと、僕の叔母が孫たちと総勢20名が
我が家の屋上で花火を楽しんだ。
結局、食べたかった うなぎ は澄の坊の社長がお土産で三人前持ってきてくださった。
僕って本当に願いがすぐに叶う人生なんだなーって感じた(笑)。


なんだか忙しい日だったな。

さて、絵を描くとします。

堀内誠一の凄さ - 2010年08月28日

親友下田との勉強日。
今日は熱海で神社仏閣の空気を感じたり、三島で開催されている展示会やらに何件かおじゃまする。

そして最終目的の佐野美術館で開催されている『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』を鑑賞に。
暑さはあったが夕方だったので何か気持ち良い。


先日、友人のスタジオジブリの伸ちゃんと絵やデザインについて話した時も
堀内誠一の凄さについて2時間ぐらい話し合った。
佐野美術館から招待券が来てすぐに行きたくてムズムズしていた。
しかし、この暑さや、なかなか時間がとれなくて明日までの開催になんとか滑り込んだわけだ。

展示は少ないながらも見ごたえ充分。
とにかく氏の絵のうまさ、感性の凄さ、何もかにもとにかくびっくりした。
細かい評論みたいの物をここで書いても仕方ない、とにかく凄い人だと感じた。

器用貧乏ならぬ器用大富豪といった才能だ。
売っていた本も片っ端から勉強のために大人買い。

とても刺激になった。

その後は食事をしながらミーティング。


下田は上うな重、僕は気分的に海老フライだった。
二人に食事が運ばれた。

『あ、俺のには茶碗蒸しがない。やっぱり違うのにすればよかったー』と下田。
真面目な話の後にこれだから友達は嬉しい(笑)。

落ちればただの人 - 2010年09月11日

昔から良く言いますよね。

政治家は 選挙の時だけやってくる・・・・
落選すればただの人・・・など。

確かに落ちれば政治家先生でなくただの人です。

ただの人って言うのも何か解りませんが、ただの人以下になるとも言われます。
失礼な言葉ですが、昔から言われているので現実なのでしょう。

だけど、赤い花を胸にぶら下げて一段高い席に座って喜んでる場合じゃあない。
良い人だから投票するなんて時代は終わった。
今の国民は本質が見えてる、有権者は馬鹿じゃない。


我が家は昔から政治家一家。
衆議院議員も、村会議長も、初代市議会議員も我が家から出ています。

ただ、祖父は僕に『政治家にはなるな』と遺言を残しました。
理由は一つ、『自分より馬鹿な人間に馬鹿だと言われる仕事だから』と言ってました。

確かに・・・・。

そういえば熱海でも選挙真っ只中。
明日に結果が出ますが、僕が支援する人はただの人にならないと信じます。

爽やかな空気とコウモリ人間 - 2010年09月12日

朝、窓の外から聞こえる音楽で目が覚める。

『ねえ、夏も終わったのに何か大騒ぎでもあったの?』僕。
『若い人がムーンテラスでアカペラコンサートやってるみたいよ』と母。

僕はアカペラの歌を生で聞いたことが無かったので、身支度をして急いで出かける。

熱海アカペラフェスティバルとの張り紙があり
早稲田や慶応、学芸大の学生たちのアカペラグループが心地よい歌声を奏でていた。




熱海の海と景色と若い歌声はとても感じが良かったですね。

聴いていると上手い下手とか、観客を取り込める旨さとか・・・
いろいろ感じましたが、何より大学生の爽やかな空気感が幸せにしてくれた。

熱海の地元紙でも何の宣伝もなかったし、こういった素晴らしいイベントは
もっと知ってほしいと思いました。


さて、話は代わって夜。
熱海市長選挙と市議会議員補選も早々と当選確実が出ました。
僕の支援した二人は市長、市議とも当選。

都会の空気を持ってるこの二人。
さらに熱海を爽やかにしてくれると思うし、
僕も熱海をもっと良くするために、今まで以上に意見をバリバリ言わせてもらいますよ(笑)。

しかし、選挙って様々な人間像が見えますね。
今回もいましたよ、僕の大っ嫌いなコウモリ人間が。
あれ、あなた違う人を応援してたんじゃあないですかーって方が。
勝ったとなったらさも応援してたかを装って。あー恥ずかしい!
まあ、仕方がないですが僕はそういった人間は嫌いですね。

ブタとコキール - 2010年09月13日

午後から予定していた三島市にある剛力ファームさんへブタのスケッチに出かける。
剛力ファームさんは養豚場です。

以前は富士宮市にある農業高校に伺っていましたが、車で2時間近くもかかった。
たまたま友人に相談したところ、三島にも養豚場があると紹介されたのでした。

スタッフのカズヤ君の運転でナビを見ながら30分ほどで着きました。
農業高校には数えるほどのブタしかいなかったので、養豚場のブタの数は衝撃でした。

豚舎が10棟くらいあって、そこに生まれたばかりのブタから数週間ごとに
分けて育てている。
生まれ、育ち、約10カ月でトラックに乗せられる。母豚となるブタは10回のお産をするそうだ。

ここでは詳しい想いは書きませんが、僕がブタを描きたいのは
人間とは何ぞやって感じるからなんです。
沢山のほかの命をいただきながら生きてる・・・・・。
だからこそ、『いただきます』 『ごちそうさま』はしっかりと言いたいですね。

沢山のことを感じながら帰ってきました。

帰る途中に、案内をいただいていた日本画展を拝見する。
三島では片山りつ子さんの日本画展、沼津では安倍修三郎さんの日本画展を。
どちらも個性的で素晴らしかった。
特に片山さんの作品は心に響く作品が多く、とても勉強になりました。


三島大社に立ち寄って、茶店で一服。

『タケさん、絵を描くって 大変なんですね』とカズヤ。

大変とか良くわかんないけど、絵描きもどの仕事も懸命にやるから楽しいんだよね。
人の絵を見たり、それが大家じゃあなくても感動するし、勉強になる。
描くものも実際見ると、そのものの凄さを感じる。
解ってはいても再度足を運べばまた違った見方ができたりする。

夕食は何となく外へ出たかったので。
お気に入りの森ちゃん寿司に伺い、そのあとでやはり好きな小料理屋の竜田へ。
以前にも紹介しましたが、ここの料理は心を感じます。

新鮮なシッタカを注文してから塩ゆでに。
小さなサザエもあった。旨かった。

そして今日は気分がホワイトソースだったから、エビのコキールを。
ここのホワイトソースはやさしい味。
都内の友達も連れて行くと皆ファンになる。今日も旨かった。
そして、これを食べて何となく今日が終わったーと安心した。

シメはメニューにはないハヤシライスを頼んだら『先生大丈夫だよ』って快く作ってくれた。

今日も『ごちそうさまでした』。


なんか良いよね! - 2010年09月16日


予定通り2時少し前に鎌倉に到着した。
いつもの駐車場近くの蕎麦屋の柳が雨に濡れてやけに綺麗に見えた。

今日も僕と下田との勉強会。
展示会やお互いの創作についてのミーティングを、美術館や文化に触れながら
何となく月に2回ほどやっている。
都内を中心にその時気になった展示や会場や季節や美食に触れるのが目的だ。

まずは骨董屋に入ってみる。
李朝の壺や器が多かったが、僕の好みの白鳳時代の誕生仏がひっそりと置いてあった。
正直、これはのどから手が出るほど欲しいものだ。
10年ほど前から白鳳時代の誕生仏は手元に置きたいと願ってはいるが
なかなか気に入ったものとは出会わない。
それに今の僕には金額的にも手が出ませんが・・・。0が6個つくとやはりね・・・。
今回のはなかなか良かった。

少し歩くとお腹がグーと鳴る。朝から何も食べてなかった。
『じゃあ、いつものカレーにしますか』と下田。
今日は北鎌倉のフレンチレストラン・プランデルブに行けるもんだとばっかり思ったので
かなり残念だった。まあ、もうラストオーダーの時間だしね・・・・。

プランデルブのフォアグラのパテを想いながら、キャラウェイのチキンカレーを食べた。
ここには小学校時代から通ってるので、熱海の宝亭のカレーぐらい親しい味だ。それに旨い。

テケトン チンチキ テレスク テンテン・・・・

食事を終えて外に出ると祭りばやしが聞こえてくる。

鶴岡八幡宮のお祭りのようだ。
何度か来ているけど、祭りにあたったのは初めてだった。

足早に八幡宮に急ぐと入口の源平池に何とも美しい蓮の花。


もうほとんどの花が散ってしまっていましたが、その空気感も良かった。
スケッチを2枚ほど描きました。
『こんなにたくさんの蓮は今しか見れないからね!』と、下田もえらく気に入っていたようだ。

雨がひどくなってきたので、近代美術館に入る。

岡崎和郎の展覧会。

『なんかいいよね!』が僕たちの正直な感想。
秋の展示会のテーマのヒントになるものを見つけられた。
何がどうとか関係ない、いいよねってお互いに感じたのはたぶん同じものなんだ。

一人でのモノ作りは苦しいけど、すべて自分の感情でできる。
二人でのモノ作りは合わないとバラバラになってしまうし、二つに見えたらうるさい。
だからとても難しいのだ。なかなか藤子不二夫というわけにはいかない。
『なんかいいよね!』はだから良かった。

その後は葉山に行き、マーロウのプリン。

夕食は熱海を通り越し、やはりいつもの焼き肉屋へ。

『イやーなんか良いよね!やっぱり宝〇苑の肉は最高だよ!』と下田。
感じる心は花も団子も同じなのか・・・・(笑)。


おかげさま - 2010年11月27日

僕の活動は本当に人と人の繋がりで成り立っている。
先のブログでも紹介したように立て続けに二つの展覧会が控えている。

来週からは、熱海市の起雲閣にて10周年記念企画として
『COLOR BOUTIQUE~極彩の白に出会う~展』を開催していただく。
4月に僕と親友の下田とで開催した展示を起雲閣の野田館長が絶賛してくださり、
市長や起雲閣のボランティア会の皆さんにもお褒め頂き、今回の企画展示となった。

その展示の2日後には東京の世田谷三宿にて
『日本画家坂本武典 作品展 月~鉱石の光~ 』の企画展が開催される。

これは親友のフーコのご縁による個展なんだ。
フーコの友人のひとみさん、友恵さんと初めてお会いしたのはフーコの結婚式の少し前。
Star Poets Gallery に初めて訪ねた時、
『あー、彼が噂のたけちゃん!』と温かく(笑)迎えてくだった。
僕もギャラリーに入った瞬間から、この空気感が気になった。
それから何度か伺ってこの空間のファンになった。

日本画の絵の具は石でできていること、
Star Poets Gallery には多くの美しい石が展示されてる素晴らしい偶然、
そして三人のあたたかな応援もあって今回の個展開催となりました。

とにかく僕の絵の力と言うよりは常に友人知人のおかげさま。
今回展示のリーフレットデザインを担当してくれた元教室生徒の美紀ちゃんにも心から感謝します。
皆さん、本当におかげさまですm(__)m


福はうち!福は内! - 2011年02月03日

二月三日は節分ですね。
もちろん我が家では幼い時から必ず豆まきはしてる。

僕はこの10年、地元の氏神様の来宮神社で年男として豆まきをさせていただいている。
なんで豆をまくのか知ってます?
鬼退治、邪気を払って無病息災をいのるとか・・・。
でも、福は内!って言葉が良いじゃあありませんか。

そんなこんなで午後に来宮神社に向かう。
来宮神社は最近パワースポットとして大変な人気。
何といっても樹齢2000年の大楠が守ってくださいますから。
今日も多くの方が福を求めていらしていました。

社務所にて温泉通り町内会婦人部の皆さんが裃の着付けをテキパキとしてくださいました。
そしてこれが裃(かみしも)姿。
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となりは僕の後援会・武典の会幹事もしてくださっている藤曲敬宏熱海市議です。

今日の年男年女は100名とか。
芸能人やら熱海の名士と呼ばれる皆さんが来てました。
僕も今年の開運成就を願い神殿にて玉串を奉納。
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巫女さんの舞いに気持ちが綺麗になった。

そして厄除け追難豆まき式。
福は内!福はうち~!と豆をまかせていただきました。
友人のY子からも緑のジャンバー着てるからこっちに投げて!とメール。
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凄い人の波でした。

終わってからは、成田山新勝寺の末寺に。
こちらでも毎年家内安全と母の身体健全を祈り護摩焚き。
僕はこちらも講の役員になってるので、欠かさずお参りしています。
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バタバタとしながら今日は熱海青年会議所の例会。
来月は仕事で上海に行き例会は欠席するので今月はしっかり出席。
終わって足早に自宅に戻り、我が家の豆まき。

『鬼はー外!  福はー内!』と声高らかに10回!!
これが終わると気持ち良く、春が迎えられる気がいたします。

首相補佐官と桜 - 2011年02月05日

友人下田と活動する花と絵のコラボレーションCOLOR BOUTQUE(カラーブティック)。
昨年は4月と12月に熱海市の起雲閣にて展覧会を開催した。

まあ、僕は自画自賛は好きではないが、多くの皆さまから賞賛のお声を賜ったのは事実。
テレビニュースから新聞までいろいろと出演させていただき、僕の活動の楽しみの一つともなっている。

さて、今日は親友の細野豪志衆議院議員のパーティーの会場装飾をすることとなった。
長妻昭 前厚生労働大臣も来られるし、細野も首相補佐官とかになっての初めてのお披露目だ。
とにかく今回は親友のために会場を華やかな春の空気にしたいと思った。

政治家のパーティーなんか正直面白くも何ともない。
ありきたりの話をして、できるかどうかわからない公約を述べ、帰ったらすぐゴミ箱の
パンフレットをまき散らす。ガンバローとか手を上げるのも正直恥ずかしい。
議員たちが選挙のために名刺配りをする場なんだ。

まあ、細野豪志の会は違うけどね。細野豪志ファンクラブの集いですから。
出席者の多くはご婦人がた。
だからこそ(笑)、居心地の良い空気にしたかった。
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桜と竹を中心にして会場を春の空気にできたかな。

『ブデン先生、会場が花の香りで包まれて本当に爽やか!』
多くのご婦人がおっしゃってくださり、記念撮影をしてたよ。
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桜と首相補佐官。
補佐官の文字がとれてそうなるべくを親友として願ってるよ~。

日本か韓国か! - 2011年02月28日

朝から大雨。
都内に仕事があって友人の運転で出かけるが、途中はみぞれになる。

ここ最近は徹夜や外出の打ち合わせや教室が続きかなり疲れている。
今日も朝から食事をとる暇もなく、やっと食べたのが夕方の4時。
日本橋にあるチェーン店の日本蕎麦屋に寄った。名前も見なかったが(笑)。
もちろん味なんか期待はしてなかったが、寒さと空腹の今はあたっかい蕎麦が良いと脳みそが判断した。
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注文したのは大好きなきつねそば。
これが予想を反してなかなか美味かった。もちろん、330円とかの味としてだよ(笑)。
でもアゲも良かったし、蕎麦のゆで加減も確かだった。充分満足。

それから仕事を数件終わらせて、夕食は月島でもんじゃ焼きにしようとなった。
最近、NHKの連続テレビ小説のてっぱんの影響でお好み焼きが食べたくて仕方ない。
お好み焼きは先日もマアサンとフーコと食べたので、今日はもんじゃだと決めていた。

月島に向かったが、急に心が変わった。
『やっぱり新大久保の韓国料理にしよう』と僕の脳みそが変更した。
そんなこんなで新大久保の韓国料理屋を見て回る。
どこも同じようにしか見えない。食べログやぐるなび見る元気も無かったので感で入る。
ここも名前も見なかった(笑)。
なんとかコースを注文、値段の割にはボリュームがあった。
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味も美味しいが、率直な感想。
『今日は食べれるけど、一週間はもう食べたくない』だ。
蕎麦なら毎日でも大丈夫、でも韓国料理は毎日は食べられない。
やっぱり僕は日本人です。

桜とまごころ - 2011年04月07日


朝からバタバタ忙しい。
午前中に桜のスケッチに出かける予定をしていたが、午前指定にしてあった荷物が来ない。
もちろん、昨日しっかり今日の午前指定を確認して注文した品物。
電話もし、確認とってわざわざFAXまで念入りにした。なのに来る気配が無い。
何となく気になって電話して確認すると運送会社の手違いで三島の集配所にいくはずが都内に行ってしまいお届けは明日になるという・・・・・。
明日では間に合わない!
S急便はいつもこれだ。だからクロネコにして欲しいと言ったのに。
正直、こんなことは何度もあったよS急便!ホントにダメだ。

2日前の配達では車を止めた場所がどうのこうので、S急便の配達の夫婦が玄関先で夫婦喧嘩。
他の配達のオジサンは汗まみれの耳から取った汗でべチャべチャのボールペンでサインを
書かせようとする(笑)。
僕がハンコを取りに行くと、『このペンで良いですよ』って。
それで書いたら手を洗わなくちゃなんないの!解ってない(笑)。良いオジサンなんだよ、でも。

まあ、仕方ないけどS急便は社員じゃなくて熱海は委託が多いので最終的なサービスに欠けるんだ。
熱海のホテルの専門学生のバイトと同じでやる気が無い。こなせば良いと思ってる。
お客様のって気持ちが感じられない。
話がそれましたが、今回の件は震災の影響とは一切関係ない。ただのミスだ。

そんなこんなで急遽、マネージャーK君と僕とで代用の品物を求めるのに2時間無駄にしてしまった。
朝の2時間は昼間の3倍貴重なんだよ。特にこんな日に限って。
注文を受けた店も残念な応対で、僕の腹の虫は大変なことになっていた(笑)。
全くまごころを感じない応対だったから。

そんなバタバタでしたが、何とか全てを整えてK君の運転で三島へ。
最近僕の絵にとても感動してくださった方からご自宅での昼食に招かれていた。
あまり何度も言ってくださるので、桜のスケッチに行く前におじゃまする。

『本当に先生に来ていただいて嬉しいです!』と、大歓迎してくださった。
着くと食卓には僕とK君の食事が用意されていた。
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『年寄りの作る簡単なものですからお口にあいますかどうか・・・』とKさん。

とにかく食事にはまごころがいっぱいだった。
午前中のバタバタもあったのでさらに嬉しくなってしまった。
全てにおいて人と人は気持ちやまごころが一番だと思う。
僕だけが幸せに、自分の会社だけ良くなれば、うちの家族だけが幸せならなんて考えたくない。

自分を支えてくれる人があっての僕だ。
そんな思いもあって今日はお世話になってるお客様にご挨拶もしてきました。
そのためにどうしても必要な品物だったのです。朝の品物は・・・。

桜も美しかったが、人のまごころをしっかりスケッチした一日だった。

四か月ぶりの原因 - 2011年09月03日

ブログもすっかりご無沙汰でなんと4か月お休みしました。
ずいぶんと昔のよう・・・。
そうね、休んだ原因は解ってます。Twitterです(笑)。
震災以後、親友のフミコから言われて始めたTwitter。
なんだかんだと毎日つぶやいてますから、ブログ以上に日々を綴ってるような気がして
ついついブログは遠のきました。
それもあって、ホームページにも僕のTwitterページを貼りつけたのです。

まあ、そんなこんなでこの4カ月いろいろなことがありましたね。
旅に出たり、具合悪くて少し休養したり、展覧会したり、友人が大臣になったり・・・
かなり内容の濃い毎日だったように思うんです。
だからボチボチ昔のブログも書いていこうと思います。

今現在は相変わらず、あっちにこっちに飛び回りながらも
制作もばっちりしています。
今後の予定は今月末には長泉美術展の展示と新たな教室開講。
10月までは大作と注文画の制作もあって、いつものように京都にスケッチ旅行。
11月にはグループ展と起雲閣での10日間の個展。
12月はカンボジアに行こうかと考えています。
まあ、忙しいながらもマイペース・無理はしないのが僕なので(笑)

今後とも『武典ブログ』をよろしくお願いいたします。

その程度という言葉 - 2011年09月07日

8月11日の朝、母が怪我をした。
毎日散歩をしている我が家の目の前、熱海サンビーチの親水公園内でのことだった。
朝方のことで、僕は知らなかったのだが近くにいた人にお世話になり、
自宅まで連れて帰ってきてもらったようだった。
普段のように朝の散歩をしていて、靴に下から出ていた釘に引っ掛かり
そのまま前に転倒したようだ。
『みんなが救急車を呼ぶって言ってくれたけど、犬もいたし・・・』
そういう母の右手は紫に腫れあがり、ゾウのような腕になっていた。
足は擦り剥いて血だらけだったようだ。

母は一人で行けると言うのですぐにタクシーで、母の妹の付き添いで病院に行ってもらい、
僕は現場を見に行った。
現場は親水公園内の木製の通路デッキ。見るとあちこちにネジが突出し、
これでは靴が引っ掛かるのは無理もない。
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僕はその現場の管理者である市役所にすぐ電話を入れた。
責任部署は観光施設課。
とにかくすぐに現場に行って状況を見るように、そしてすぐに修繕をするようにきつく伝えた。
明日では遅い!今日中に直しなさい!と強く意見した。
その後、橋本県議会議員と高橋市議にも伝え、とにかく市の管理不足、
観光地の まして海水浴客が多い観光場所にこういった現場があるのはとんでもない!と話した。

橋本県議は朝のうちに早速現場に行き、状況を見て、母の見舞いにも来てくださった。
その時の県議のブログもご覧ください。
周辺の人に聞けば、今までも何度もこのクギが原因で怪我をした人がいるそうだ。
なのに市は一向に動くことは無かったという。
『課長、あなたたちは一体何の管理をしてるの!?』ついに僕にスイッチが入った。
こういった僕のような言いたいことを言える人間は良い。
今まで何人も悲しい痛い思いをしながら何にもしない行政が酷く悲しかった。
その後、高橋市議からもしっかりと今日中に直すと市から報告があったと連絡をいただく。

病院から帰ってくると、幸いにも骨折はしていなかったが、しばらくは右手は使えない
とのことだった。言われるより、本人の症状を見てとても使えないのは分かった。
母がもし朝に一人で、うちどころが悪かったらどうなっていたことだろう・・・。

市は当日のうちに現場近く全てを修繕したと、課長以下皆さんで伝えに来た。
もちろん、すぐに市長にもと思い彼の携帯に電話したが留守電。
秘書に言うと夏休みとか・・・・。
次の日には副市長が見舞いに来てくれた。
見舞いに来る来ないの話ではない、こういった現場を作ってしまうこと、
放置してしまう管理、そして市の応対が悪いのだ。
1時間ほど副市長ともそういった話をした。
夏休みを終えた市長も母へ見舞いに来てくれた。
その後、母も少しづつ回復をしたが結局、経営する店は1カ月閉めることになった。

その後も市の対応を静かに見ていたが、特に連絡すらなかった。
僕から連絡すると、今連絡しようと思ったと・・・・。ふーん。
いろいろな話の中で市側が 『その程度の状況ですと・・・』 と言った。
僕は その程度 って何なんだと?立腹した。
人が一人怪我をし、一か月大好きな仕事もできなくなった。
その状況を管理できなかったのは紛れもなく行政だ。
もちろん、注意をしなかった母が全く悪いとは言わない。
管理不足を棚に上げて、その程度とはまったく不届き千万だ。
このお役所仕事と何よりこの言葉にはどうしても許せなかった。
僕の中の正義が吠えていたよ(笑)。

で、本日、市長、観光文化部長、観光施設課長に市長応接室でガンガン意見を言いました。
年配の人に意見するのは悲しいけれど、人として町を思うが故です。
議会開催中で市長の時間はとれないとか言っていたが、
『僕の約束だよ』といったせいか時間はとれた(笑)。まあ、この状況下では当然でしょう。

市民に対するサービス向上、市民のための政治、観光地熱海の安心安全。
『市長、最近あなたが強すぎんじゃあないの?』と僕。
『そんなことないですよブデンさん、これを教訓にしっかりやります』ですと。
結局、誰かが痛みを伴わなければ現場は動かない。
先のサッカーの松田選手も命を通じてAEDの必要性を伝えたのかもしれない。
そうじゃあ駄目なんだけどな。だから政治家がいるのに・・・。

とにかく、治療費含めて市からは何の保証もない。
怪我をさせた現場を直すのは市税を使って業者を雇い、賃金は支払う。
もちろん、しっかり管理をしなかった職員も市長も給料はもらう。
怪我をした人は勝手に治してくださいってことのようである。
もちろん、そんなものをいただくつもりも一切無いが、人によっては一カ月仕事をなくすことは
『死』を意味することもある。生活できない人もいるかもしれない。
一年、いや一生不自由な体になる人もいるもかも・・・。
それでも『その程度』で済むのだろうか?

できないを当たり前、その程度と言った市をもう少し見ていたいと思う。
保障どうのこうのじゃない、僕が言いたいのは市民を思う考え方だ。
怪我をさせない、放射能の危険から子供たちを守るといったような強い考えと行動を期待する。
たぶん、この役は僕にしかできないのだと思うから。

最近、思うんだけど、市議会議員が機能をを果たしていないような気がする。
しっかりやってる人はいるけれど、3分の2、いや4分の3の議員は当選して終わってません?
あなたたちの仕事は選挙にうかることじゃあないですよ。
市民の小さな言葉も市政に届けることが仕事なんじゃあないか?
胸に大きな花とバッチを付けて来賓として祭りに出ることがあなたたちの仕事じゃあない。
それは当選するための自分自身の利益のためのパフォーマンスですよ。
もう少ししっかりして欲しい。

弱い人は沢山います。皆がしっかり意見できる市政、
言えなければそれを代弁する市議でなくてはいけないでしょ?
もちろん、何より市役所はサービス業だという認識を持って欲しい。
熱海人として切に願う。

新しい空気と秋の空 - 2011年09月13日

秋の爽やかな空気の今日、長泉町の日本画教室が新たに始まりました。

女性ばかり5名の新しい生徒さんでのスタートです。
今回はお若い方が多いようです(笑)。
月に二回、半年のコースで日本画の基礎を勉強します。
でも、みなさん初心者じゃあないですね。かなり上手いの。
半年後の3月には皆さんと展覧会を開催し、その後はサークルとして活動予定。
僕も心機一転新たな気持ちで頑張ります。

教室が終わるとスタッフの木村君が車で迎えに来てくれた。
来年に予定している企画展の打ち合わせやら、買い出しやら・・・。
帰り途、 『あ、木村君、韮山から伊豆スカイラインで帰ろう』 と僕。
先日、親友のMと一緒にドライブしてからこの道に感動し、すっかりハマってしまった。
通行料たったの100円で素晴らしい風景が味わえるのです。

今日もこんな秋の美しい空にパラグライダーが気持ちよさそうに飛んでいた。

『こんな素晴らしい場所があったんですね』と木村君。
『どう、良いでしょう!!!』と僕。
もちろん今までも何度も通っていましたが、新たに感じたのはMのおかげかな。


美しい空を見上げながらいろいろなことを考えていました。

人に生まれたこと。 親の有難み。 命の大切さ。 自分の小ささ。 友の大切さ・・・。
嬉しいことも、悲しいことも、苦しいことも常にありますが、
この世に生まれてきたことはやっぱり良かったんじゃあないかと・・・。
死は必ず来るんだけど、それまではとにかく毎日毎秒を大切に送りたい。
幸せは平等ではないけれど、僕には今が素晴らしく幸せなのかな・・とか(笑)。
絵描きの癖でしょうか、幸せだとついつい孤独感を感じるんですね。
美しすぎると時にその裏を感じてしまう。 まあ、仕方ないです、昔からだから。

とにかく、今年も美しい秋がまたやってきた。
それが何とも言えなく嬉しかった。

人として生きて死ぬ - 2011年10月06日

アップルのジョブズ氏が亡くなったニュースを見た。
どんな天才も億万長者であっても宇宙の摂理には逆らえないのは当たり前だが56歳とは早い。

僕もこのひと月あまりで8人の知人の通夜や葬儀に出席した。
90歳を過ぎて大往生された方、昨日まで元気でコロリと別れを告げた方、
若くして生きたかったのに病で亡くなってしまった方、自ら命を断たなければならなかった方・・・・。
人生の終わりはいつ来るかは分からないけれど、本当に切ないものだ。

死んでしまった人はどんな気持ちなのか、死後があるのかは分からないけれど
僕は死んでしまったら何もないんじゃあないかと感じる。

もちろん、学問として、心の支えとして、文学としても宗教哲学は興味がある。
偶像崇拝とは違う、仏教や仏像の美しさ。
空海や密教の本に夢中になったこともあるし、道元の教えに感動したことも事実だ。
自身も数年前に大本山南禅寺にて受戒も経験した。

祖父や祖母を思いお墓参りも欠かさないし、神や仏の空気も感じることもある。
年初めには地元の神社にお参りし、成田山に毎月参拝し、伏見稲荷も崇拝する自分。
幼き頃はキリスト教会にも通い、新約も旧約も聖書を読み干し、
ステンドグラスとマリア像に感動していたのも僕自身だ。
死後の世界や閻魔大王、輪廻転生を否定してるわけじゃあない。
でも、死んだら何にもないんだって感じるんだよ。

僕は今は確かに生きている。
毎日水を飲み、空気を吸い、ご飯を食べ、排泄をし、動いている。
それは犬も豚も猫も人間もなんら変わらない。
当たり前のことだけど、そんなことさえ、なんて切ないのかと感じるときがある。
そのくせ、時ににグッチだのアルマーニだのにこだわって
定食より菊乃井が旨いなんて能書きを言ってみたりする自分が情けない。
いただきますという言葉を発し、沢山の動植物の命をいただいて食事をする。
食卓の上には今日もハムやソーセージ、干物にタマゴ・・・。
生きるってことは大切で美しいけど、何て酷いもんかと思ったりもする。

まあ、それが人間に生まれた喜びでもあり罪でもあるのかもしれない。
しかし宇宙の術中の中に存在し、自然の摂理に逆らうことはできないんだ。
あんな美しい月にさえ命は存在しない。
でも、あの月があってこそ僕たちの命が存在する難しさ。

なんて悲しいんだろうか。

『お母さん!お母さん!』 涙と花と愛に包まれて荼毘に付せられる人を見て涙する。
人から生まれ、人に育てられ、人として育ち、学び、恋をして人を産み、
子を育て、老い、死んでいく。
そう思うと人の人生は、なんて素晴らしく儚く美しいのか。
人を愛し、美しい景色に感動する心は永遠である。

とにかく今僕は生きている。
自分自身のその日が来るまで精一杯生き、家族や友との時間を大切にして生きたい。
そんなことを感じるのも秋だからかな・・・・。


カツを入れたいとき - 2011年10月09日

11月の個展まで実に大小20枚の作品を仕上げなければならない。
現在も大作に取り組んでいる。
昼夜兼行の作業が続いている。

しかし、世の中は秋。
何となく気持ちのよさに気が緩む。
だって食べ物は旨いし、風は気持ち良いし、お洒落もできる。
朝起きてから毎日がウキウキしてるんだ。

そんな自分に少し喝を入れたかった。
滝に打たれるか、はたまた座禅か写経か・・・・・。

『そうだ、喝(カツ)を体に取り込めばいいんだ!』

そう思い、画室から歩いて3分。

宝亭でお腹いっぱい美味しいカツを入れてきました(笑)。
これこそ元気の源。熱海は宝亭のカツカレーでした。

さて、頑張って描くぞー。

月日は百代の過客にして・・・・ - 2011年10月21日

今年も残すところ二か月余りとなりました。
良かったこと、悪かったことなど反省の意味も込めて考えさせられます。

大震災の後、本当にこのまま日本はどうなってしまうのかという不安。
絵描きって生きものはそういった時に何にも役に立たないなあって感じたこと。
そうではなく、絵を描くことが救いだと勇気づけてくれた親友細野豪志大臣の言葉。

絵を描いたり、個展を開催し、人と出会ったり本当に何気ない毎日だったように思うけど
そんな日常が有難いね。

とにかく題にあるように、月日は旅人と同じだ。
何となくでも一生懸命でも一日は過ぎゆく。
だからこそ自分らしく大切に過ごしたい。

家族はもちろんだけど、友達の存在って本当にありがたいと感じた一年。
なんだかんだといっても、いつも傍で何となく支えてくれる親友。
震災の時も真っ先に心配してメールや電話をくれる幼馴染たち。
何かあったらいつでも飛んでいくよーと励ましてくれる大親友。
一緒に食事をしたり、時にはケンカもしながらも僕を成長させてくれる。
とにかく多くの友人に笑顔と励ましを受けたように思う。
本当にありがとう。

残りの二カ月。
11月にはグループ展と個展。結婚式に二ヶ所御呼ばれしている。
注文画もまだまだ描かなくてはいけないし、
来年春に予定してる3か所での個展の準備もしなくてはいけない。
やることは盛りだくさんだ。あー嬉しい。

全てに感謝して今日も一日頑張ります。

作品 『散華』

旅の空気 - 2011年11月01日

今年は縁がなく、海外には全く行けなかった。
1月のドイツ・チェコの旅は一週間前に足を痛めてキャンセル。
4月の上海旅行は震災のためにキャンセルした。
12月に行く予定をしていたカンボジアも結婚式の予定と調整がつかず、諦めざるを得なかった。
まあ、そんな年なんだと思う。
これからはどんどん歳をとるので(笑)今のうちに年に3回は海外に行こうと決めていた。

旅に出ることはその土地の空気を吸うだけで面白い。
スケッチブックを持って行くが、別に描かなくても良いんだ。


目で見て、空気を吸って、風を感じて、その食を味わえたら嬉しい。
さて、そろそろ来年の旅行計画を練る時期だ。
はてさてどこに行こうか・・・。


10000人への手紙 - 2011年11月08日

9時の電車で長泉町での日本画の講義に出かける。
半年間12回の講義も早いもので4回目だ。
朝の桃沢工芸村は空気が爽やかで嬉しい。

終わって12時半に友人が車で三島駅に迎えに来てくれた。
ランチと展覧会の買い出しなどに付き合ってもらう。持つべきものはやっぱり友ですね!
今日は気持ちに喝!を入れたくて三島のお気に入りのとんかつ・たちばなでランチ。
今日はじゃなくて、今日もかな(笑)。

ここのカツは食べると元気になるの。僕が行ったせいかお客が次々に来て満員でした(笑)。

ランチと買い出しの後は三島市のとなりにある駿東郡清水町の生涯学習センターにて打ち合わせだ。
清水町は何と言っても富士の湧水・柿田川湧水で有名ですよね。
僕たち熱海市民もその美味しい水を飲んでおります。

実は来年の6月に清水町主催にて僕の個展『坂本武典日本画展』を開催していただくことになりました。今日、正式に決まりましたのでお知らせいたします。詳細は後日。
若輩者の僕の展覧会を町主催で開いていただけるということはとても光栄です。
熱海、長泉、三島とご縁があり来年は初めて清水町での開催です。
再来年も近隣のとある美術館での個展も開催予定で、ますます絵を頑張らないと・・・(笑)。

熱海に帰ってからも打ち合わせが続く。
今月末の個展の会場計画準備やら、来月の三島市での講演準備。
絵描きは絵だけ描いてると思ったら大間違いですよ。意外にも忙しいのです。
夕食前、アトリエのソファーに座ると急に睡魔が襲ってきて、ふと気付くと40分寝てました。
寝てる暇なんかないのに、そんな時に限って眠いんですよね。

展覧会前の大事な作業は絵を描くこと以外にもあります。
個展の案内状の宛名書きです。

今回はスタッフに昼夜兼行で書いてもらっています。
そうですね、実に毎年1万枚はお送りしているように思います。
年賀状やら案内状やらラブレターまで(笑)。
確かにメールも早いですが、やはり手書きの宛名の入った手紙をもらうのは僕自身気持ち良いですからね。
本来なら僕が書くべきですが、最近はそこまでは手が回りません。

まもなく皆さまのお手元に届くと思います。
今月末の個展、是非ともお越しくださいませ。
心よりお待ち申し上げております。


僕の首かけ時計 - 2011年11月10日

僕は腕時計が嫌いだ。
していると何となく息苦しくなる。
夏は特に汗もかくし、嫌で嫌で仕方がないのだ。
かといって時計をしないのも困るし、携帯を時計代わりにするのもカッコ悪い。
人と話をしている最中も携帯で時刻を確認するのは何となく感じが悪いですからね。

そんなこんなで困っていたときに、知人が首かけ時計を教えてくれた。
もちろん知っていはいたが、男性物はなかなか無かった。
そんな時にとあるところで見つけて一つ購入した。
それからはもう6年ほど首かけ時計をしているのです。
これがとても都合も良いし、僕は好きなのだ。
『先生、どこで買ったのですか?』  『ブデンさんにはよく似合う』と良く言われる。
これはたぶんお世辞でないのが分かるよ。時計が素敵なんだもの。
あまり自然と溶け込むほどの目立たないものは僕は好きではない。
インパクトがあって、なおかつその人に似合うもの・・・いいよね。

しかし男性はネックレスあまりはしないよね。僕は基本的にします。
しますというよりは今は何かしていないと落ち着かない。
気分によって琥珀やら、作家ものの陶芸のやらもう100種類以上はあるかな。
自分で木を彫って作ったものもある。
そんなこんなもあってネックレス時計を愛用しているのです。

現在のお気に入りは茅ケ崎の工芸作家の知人が僕のために年に一回だけ作ってくれます。
時計の紐は大島紬かちりめんでできていて、天然の石や陶器、ガラスなどで装飾してある。
もちろん、販売もしているようですが最近はすぐに売り切れるのでお教えできません(笑)。
今日が今年の時計との対面日。朝から楽しみでドキドキしていました。
今回は3つ作ってもらった。一つは親友へのプレゼントです。

これをかけてから さらに仕事の全てが上手くいくような気がする。
だからこそ大切な友人にはこれを贈りたいと思いました。
まあ、サラリーマンやスーツの男性には似合わないかもしれないな・・・(笑)
いや、せっかくだからこれが似合うような人になって欲しいな。僕の大切な人は男性も女性も。
服も時計もその人の空気になるもんなんだ。物に自分が似合うようにするんじゃなくて
自信もって身につけていれば自然と物が自分に似合うようになってくるんだよね。

さて、今日も新しい時計を付けて絵を頑張るよ。

一筆箋にしたためて - 2011年11月14日

『一筆箋(いっぴつせん)』ってご存知ですか?

一筆箋と言うのは使ったことない方もいるかもしれませんが、便箋の小さいものです。
便箋にしたためる程たいそうでもないし、でもちょっと一言添えたいという時に使うもの
でとても便利なんです。
昔から僕はこれを本当によく使っていました。
人にお世話になったとき、近況を伝えるとき、やはりメールでなく手書きで
なおかつ毛筆で書くことが大好きです。
1年に50冊は使っていたので、どうせなら自分専用のオリジナルのを作ってしまおう
と考えたのが今から8年ほど前になりますね。
それから2000冊づつ、10種類の一筆箋を作ってきました。

もちろん基本は自分のために使ってきましたが、お客様に差し上げたところとても好評で
今や多くの皆さまに使っていただいております。
今回、久しぶりにリニューアルしまして、モティーフは『猫』と『バラ』にしました。
皆さまのご要望があってせっかくなのでそれに合わせて封筒も作ってみましたよ。

本日、デザインが仕上がりこんな感じになりました。僕は猫が気に入ってます。
この制作会社は応対も丁寧だし、印刷も仕事もとても美しいしとにかく早い。
最近はネット注文でかなり安価な印刷会社が増えましたね。
確かにそれも便利で利用する時もあるけれど、僕はやはり話をして打ち合わせをしたり
その会社の空気も感じて注文したいですね。
ここのデザイナーさんは僕の言ったことをパッと形にしてくれます。
もう、細かく言わなくても阿吽の呼吸で作ってくれて、
せっかちな僕も待たせない早さとセンスが素晴らしい。校正なんか10分でメール来ますからね(笑)。
こちらは気仙沼に工場があり、皆さん震災では本当に大変だったと思います。
工場も皆さんもご無事で本当に何よりでした。

来週の個展会場にてこの一筆箋はお披露目です。

皆さんもメールばかりでなく、手書きの手紙をしたためてみたら。
字なんか下手でも良いの!気持ち気持ち!
特に今の若者は手書きの手紙を覚えて欲しいね。まあ、年配のにも言えますがね(笑)。
年賀状すら送らない、目上の方にお世話になったり食事をごちそうになっても
携帯メールでお礼なんて日本人の礼節の心は一切感じない。
そんな人間にだけは僕はなりたくないですね。


久しぶりに賞をいただく - 2011年11月16日

本日、通知が来まして『第51回 伊豆毎日三大市民賞・優秀文化指導者』
という賞をいただけることになりました。

この伊豆毎日三大市民賞というのは熱海の地元新聞社である伊豆毎日新聞社が
主催する賞で、推薦などによって文化、体育、奉仕の部門で顕著な活動のある市民や
団体に年に一回受賞が決まります。
僕は中学生の時に第30回 伊豆毎日文化奨励賞という賞をすでにいただいております。

こういった賞は歳を重ねてご活躍されている皆さまがいらっしゃるので
本来、僕のような若輩者がいただくのは本当に恐縮です。
今回は多くの小中学校の生徒児童や市民に、絵画や日本画の指導をしたことが賞の対象となり
ご推薦いただいたようです。
僕をご推薦をいただきました方も非常に立派な方で、お話しを頂けましただけでも有難かったのに
このような名誉ある賞を受賞出来ます事は本当にありがたいです。

児童生徒の指導と言うのは僕なりに強い考えがあってやってきたつもりです。
特に小学校の先生は美術の専門の先生が少ない。
数学の先生が絵を教える訳ですよ、実は。これは正直良くないと感じます。
国語・算数・理科・社会のようなものと芸術は全く違います。
理論や計算ではできないことだらけです。それなのに『絵』を数学の先生は数学的に教える。
国語の先生は理論的に、社会の先生は暗記的にと言いますか・・・。もちろん、そうでない先生も多いけど。これじゃあ、ダメなんですよ。
これで絵を嫌いになる子が多いのは確かです。

僕が高校時代だったでしょうか、こんな話を聞きました。
母の友人のご子息が小学校の図工の時間に絵を描き、太陽をオレンジに塗ったことを
彼の担任の先生からものすごく怒られたそうです。『太陽は赤でしょ!赤に描きなさい!』って。
そして、周りの子供たちも彼を蔑むように笑ったそうです。僕は信じられなかった。
太陽は赤にも黄色にも白にも見える。人によっては黒に見えるかもしれない。
それなのにこの色に描けと指導するのは間違っていると。教育の恐ろしさを感じましたね。
その後、彼はそのことが原因で不登校になり、中学の2年まで数年間学校へ行けなくなった。
この教師の一言が、彼の人生を不自由なものにしてしまったのです。
まあ、これは教師が悪いというか、教育課程の指導要綱の問題だなあって・・・・。

それから僕は自分が絵を描くことを中心に置きながら、大学時代から絵画教室を始め、
特に小学校への授業のボランティアを始めました。
しかし、専門の教師にはなってはいけないと思いました。教師だけで食べてしまうと先生のプロになってしまう。あくまで、絵を描いて生活し、絵描くプロとして絵を教えていこうと・・・。
絵描きは絵だけ描いてろという先輩もおりますが、そんなきっかけがあって僕は絵を教えています。
子供たちにという気持ちもですが、正直偉そうにいますが教師への指導と思っています。
それからは僕の所に多くの小学校の教員が学びに来るようになりました。
若干20代の僕が50歳過ぎの教師を教えることになったのです。

反対に僕は小学校の先生に絵を褒められ、そのことがきっかけで現在の仕事があるわけなんです。
それだけ小学校の授業とは大事なんだなあって感じます。
それからはとにかく、時間とオファーがあれば小学校に絵の授業に行っているのです。

まあ賞についてですが、どこでも良く言いますが確かに感じるのは、この賞は僕個人と言うよりは家族、友人、支援者の皆さま、そして恩師あっての賞と思い、ますます画業に精進しようと思いました。
そして、自身の制作だけでなくライフワークとして日本画や絵画を楽しんでいただく活動を
これからもしていこうと考えます。

でも、久しぶりに賞と言うものに接するのは嬉しいもんですね。
しかし、表彰式が個展の初日とは・・・・いやはや有難いですな(笑)。

大晦日に想う - 2011年12月31日

早いもので今年ももうすぐ終わります。
世の中は激動の一年。
金融市場、震災など本当に赤目が跳ねる歳とはこういたことなのでしょう。

僕の一年としては震災後は命を感じながら、絵三昧の日々だったと思います。
震災直後は筆さえ持てず、体調もこわしました。
そんな中でも親友達の応援や支えがありました。
人は一人では生きられないなと実感する毎日です。

3月の個展、震災後心配しながらも大盛況だった4月の個展。
夏前には教室や講座の生徒さん達との展覧会が続き、長泉での子供絵画教室は
抽選になるくらいの大人気。
熱海市有形文化財・起雲閣では2回の個展も開催しました。
7月の三越の展示も常陸宮妃殿下にお目にかかり、絵の収益は震災復興に寄付。
その他も沢山の展覧会や市町の美術展の審査員としても活動させていただけた。
『文化では食えない』と言われながらも、この14年アルバイトもしないで
絵の道だけで生きてこれている。
有難いことに今年も多くの作品を求めていただき、お客様の元にお納めした。
大学時代に始めた絵画教室も多くの生徒さんが学びにみえている。
教えると言うよりは、僕が本当に多くのことを学ばしていただいてるようだ。
こういった活動は仕事と言うよりは絵描きとして生きる中で、
ライフワークとして命ある限り続けていきたいと感じている。
一流画家で無いこの僕がこうやって生活できることはみなさんの応援のおかげです。

友人や知人についてでは、お世話になった方の死、そして今までの大切な付き合い、
新たな人たちとの出会い。この一年だけで僕の個展に来ていただいた方は2万人を超すのです。
友人の話で言えば親友の細野豪志が大臣になった。
友として思うのは本当に大変な時に一番大変な大臣になったというのが正直な気持ち。
良いことは褒められず、悪いことは大臣の責任だ。それも彼の選んだ道だが、友としては辛くも感じる。
でも、時々会って話すのだが、彼は本当に素晴らしい人間だ。
大臣や衆議院議員と言う肩書でなく、これからも友として応援していきたい。
そして多くの友人の支えが今までもこれからも僕の活力なんだ。
本当にみんなありがとう。

特に感謝すべきは絵の先輩方、そして何より母であると思う。
母は夏に怪我をし、この暮れも目を患った。
どちらも大したことは無かったが、歳をとったな・・・と感じる。
僕が子供のころは仕事やPTAの副会長など飛び回って忙しくしていた。
『強い母』の典型であるような人であった。頑固でそれでいて面倒見がよく
いわゆる親分肌で、今でも友人が毎日大勢来ているのには感心する。
しかし、もうすぐ母も祖母が亡くなった歳に近くなる。
最近は僕の方が母に説教(笑)するようだが、いつまもでも体を大切にして長生きしてほしい。

飲食については僕の趣味と宝。
今年も森ちゃん寿司には本当に世話になった。新たな贔屓の店、和食佳助も嬉しい新店舗。
その他も僕の体と気持ちを大きくしてくれる大切なお店の皆さん、ありがとう。
そういった店と店主とのやり取りで震災後は特に癒されました。
そうは言ってももう体に気をつけたいよな。来年はシェイプアップです。

なんだか取り留めもなく書いてしまいましたが、この一年、僕自身本当に幸せでした。
日々の感謝を忘れずに、明日の新年を迎えます。
今はそんな思いの中で干支の絵馬を描いています。
僕自身の仕事納めです。自分とお世話になった人のために描きます。
皆さま、本当にこんなわがままな僕をいつも支えてくれてありがとうございます。
来年も良き年でありますように、心よりお祈り申し上げます。
感謝。


新春辰歳 - 2012年01月01日


新年明けましておめでとうございます。

僕の一年の幕開けはいつものように我が家で、
家族と友人たちに囲まれて幸せに迎えることができました。

大晦日の晩は紅白を見ながら恒例の我が家でのしゃぶしゃぶ忘年会(笑)。
年越し蕎麦は後輩の蕎麦屋(利久庵)の兼吉が打ち立ての蕎麦を持ってきてくれ、
皆で楽しみました。
友人たちがアトリエで新年を迎える瞬間、僕は仏壇の前で祖父母やご先祖に感謝しつつ
穏やかに新年を迎えるのが自分自身の決めごとになっています。

その後は地元熱海の来宮神社、成田山に皆で初詣。
この年を無事に迎えられた感謝、今年の抱負を想い参拝しました。

朝からは母の手作りのお節料理を食べながら頂いた年賀状を拝見。
『みんな家族が増えたなー』ってのが実感。
結婚した人、子供が生まれた友人知人が多くてびっくり(笑)。良きかな。

僕の今年の抱負ですが 『健康に気を付け、マイペースながらも昨年以上に!』 です。
本年僕は年男(昭和51年辰歳生まれ)でございます。
今年一年も皆様のご縁をいただきながら画道に精進いたします。
よろしくご指導のほど、お願い申し上げます。
     
平成24年 正月元旦  坂本武典 拝