About 2009年08月

2009年08月にブログ「武典ブログ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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2009年08月 アーカイブ

2009年08月01日

8月を迎えて

ナントまあ、今日で8月になりましたね。
ブログを更新できないで早4ヶ月も経ちます。

中国に行きますって書いたまま、遠くの友人はそのまま居着いてしまったか
とメールをくれる始末。
間違いなく、この大好きな熱海で絵描き生活を満喫しております。

とにかくいろんなことがありましたよ。
楽しいことも、悲しいことも、素晴らしい出会いも!
まあ、また中国日記から書きますので、ご覧ください。

この写真見て『あ、坂本いよいよ政治家を目指したか!』と思われた方は
またこのブログで御説明しますので、お楽しみに!

取り急ぎ、明日から熱海市起雲閣にて二か月半にわたる個展を開催いたします。
過去の作品が多いですが、是非ともご覧いただきたくご案内いたします。

2009年08月02日

アフリカとおしるこ

昨日から八月。
僕は正直夏はあまり好きではない。

そうね、世の中は賑やかに動くような感じはしますが
空気が鈍るんですよ。
心に新鮮な空気が入らない気がするのです。
まあ、僕の感覚なんですがね。

そんなカビそうな心を少し癒そうと昨日は親友の下田と美術鑑賞に。
MOA美術館で開催されてる企画展『アフリカの美』に行きました。
下田はこんな近くにいて、あまりMOAには来たことがないとのことで
『凄い建物だね~!』・・・・と連発。
僕は毎回企画が変わる度に来てますよ。

確かにここは本当に素晴らしい美術館ですね。
手入れも接客さえも。

で、今回の企画展は学芸員が変わったのか、今までの構成とはかなり違いました。
常設展の場所を入れ替えての展示。
見やすいし、展示の仕方も素晴らしかったです。
アフリカの美術をいろいろな角度から見れて、またその模倣をした名画や名作との比較。
子供にも大人にも分かり易くて良かった。
芸術は模倣からと、大学の芸術学の講義で始めに習ったことが思い出された。

『アフリカかなり良いね!』と下田。
感動されやすいこの性格もまた彼の良いところです。
アフリカのお面の携帯ストラップを早速買ってました(笑)。

あとは、僕の勧めで庭の茶寮 花の茶屋にてクリームしるこを。
庭を眺めながら二人で芸術と現実を語り合いました。
今日の結論は頑張るしかない!と、MOAの小豆はかなり旨い!との決着でした。

教えていただける喜び

一か月前に行われた日展の研究会。
その二回目が今日、高山先生のご自宅で行われた。

研究会とは日展の勉強会です。
詳しい内容は書けませんが、高山先生門下生の多くの先輩方が私たち若い絵描きに
作品に対しての意見をくださる大変貴重な勉強の場です。
遠くは京都や名古屋から先輩方が我々若手の指導に来てくださるのです。

僕は高山先生亡き後は先輩方が教えを下さっています。
10人の先輩が集まれば、10通りの意見がいただけます。
時には迷ってしまう、制作の完成間際に苦しむことも度々。
でも意見をいただけることは本当に有難い。
それを自分なりに咀嚼して、作品ができたら最高なんですが。

高山先生亡き後、近くには教えをいただける先生がいなくなってしまった。
10年前はバスで15分のところに藤島先生、大千先生。
電車で二駅に加藤晨明先生、高木義夫先生。
成城に伺えば、高山先生からいつでも教えがいただけると思っていた。
加藤、高木先生が亡くなり、一番信頼していた藤島先生の引っ越し。
そして一昨年の高山先生の逝去・・・。

だからこそ、この研究会は有難いです。
私のような若手はまだまだ解らないことばかり。
通信や独学で学べる趣味の世界とはわけが違うんです。

今回の挑戦するモティーフは決まりました。
今の僕の心の中をこのモティーフで描き切りたいです。

気分を変えるために青山の美容院へ。
担当のタッキーさんに印象が変わるように短くバッサリお願いしますって頼む。
そうね、みんなの感想は可愛くなった・・・・だって。

帰りの新幹線の中、外は雨に泣いてました。


2009年08月03日

忙しい日

朝から来客でバタバタ。
電話も数件の対応に机上はめちゃめちゃ。
はー・・・・。
午後からスタッフのKと三島に行く。

三島では朝日テレビカルチャーの榛葉さんと打ち合わせ。
電話でしかお話してませんでしたが、とても若くて紳士的な方。

場所は良いのですが、人の空気が感じられない建物ですね。
これからが勝負ってところなのでしょうか。
私もお手伝いできるよう、毎日考えてます。

さて、それが終って大急ぎでKの車を走らす。
まずは友人の前衆議院議員・細野豪志三島事務所へ。
ここを訪ねるのは数年ぶりか。
入口には初当選の時に僕が書いた『細野豪志事務所』という紙の看板がまだあった。
なんか嬉しい。
久しぶりの事務所は選挙前とあってもの凄い荷物で溢れていた。

『さかもっさーん、いらっしゃい。』と岩瀬さんが笑顔で迎えてくれる。
親友のMから預かった細野への献金を手渡す。
話もそこそこにまた車で平山さんとの打ち合わせ場所に急ぐ。
先日のTシャツのデザインなどの話をして、
細野の選挙事務所のインテリアの話をするために選挙事務所を訪ねる。
三人の秘書と打ち合わせ。

そのまま隣にある、みしまプラザホテルの企画展に顔を出す。
『坂本先生、良くいらっしゃいました』と、美術の岡崎さんと室伏社長が来てくださる。
本当はゆっくり観賞をしたいところ、また次の予定のために足早に失礼する。

三島のとあるレストランに。
Hさんといろいろな打ち合わせ。

こんな日はたまにある。
僕の仕事は変わりはいない。手紙一つであっても僕が書かなくては意味がない。
料理はその人の味は何となくできるだろうけど、絵はそうはいかない。
だからやりがいはあるのです。

世の中は商売、カネ!金!という金の亡者みたいな友人も多い。
確かに金を持ってる、金を稼ぐ人間が偉いのかもしれない。

ホントにそうなのかい?

僕はやはり商人ではなくて、ただの絵描き。
お金が無くては食べてはいけないけど、お金を稼ぐために絵を描くのは嫌だね。
そんなことを語りながら、Kと大好きな小料理屋 竜田で乾杯した。

2009年08月04日

熱海にある別世界

何とも暑い日・・・・(-_-;)

とにかく夏は辛いです。
午前中はご依頼いただいている絵が数枚たまっているので
その制作に。
それぞれが違う題材なので、気持ちを切り替えるのが逆に楽しい。

12時45分。
迎えのタクシーに乗り、熱海のとある人気旅館に向かう。
友人からの紹介で、総支配人さんと仕事の話で会うことになっていた。
玄関から清潔感があり、現代的なデザイン。
空気感が気持ち良い。
支配人さんも若くて才能あふれる素晴らしい方でした。

スタッフの方にも何人かお目にかかりましたが、
皆さん素敵な方でした。
カフェキチなんかもそうだけど、素敵な場所には素敵な人が集まるんですね。
確かに店って、その店主の空気と同じ人間がスタッフには多いですね。
良いにつけ、悪いにつけ、類は友を呼ぶんですね。


バーラウンジも竹の緑が心地よかった。
部屋から食事のスペース、個室に至るまですべてを拝見した。

熱海にもこんな空間があったのか。
中は本当に別世界。
昔の庭や崖をいかした建物設計。
各部屋の名前も素敵だ。

造りに隙は無いけど、隙がなさ過ぎて僕にはもう少しホッとする空間が欲しい気がした。
僕には寅さんに出てくる安宿がお似合いなのかもね(笑)。
ごめんなさい、率直な感想です。

夜来てくださると印象が違うんですっておっしゃったのがそれなのかも。
こんな素晴らしいところで仕事ができるのは嬉しいですよね。
熱海は本当にいろいろな空気があって素晴らしい。

僕も絵描きとして、いろいろな人と出会って感じて生きたい。
素晴らしい類を増やすには僕が絵を磨かないといけないですもんね。

帰り道は徒歩にて。
おんたま実行委員長の市来君が我が家の前で打ち合わせを待ってると電話。
暑さで死にそうになりながら家路を急ぎました。

2009年08月05日

僕のロゴで


今日はあたみワンコイン市場という商店街のイベント。
昨年の熱海100円市場から発展したもの。
朝からJC担当のマグロの解体ショーのお手伝いです。

上のロゴ文字は僕が書きました。
昨年の100円市場もそうでしたよ。

前にも書きましたが、依頼されるのは非常に嬉しいです。
ただ、仕事と思っていただけないのは残念ですね。
僕は今も多くの会社やお店のロゴを書かせていただいてます。
もちろん仕事として。

今回も、さらっと書いてくださいと頼まれた。
まあ、イベントですからボランティアは仕方無い。
けど、イベントでも酒屋にビールやジュースを依頼するのにタダでは頼まないよね。
何故に絵描きや知的財産は無償提供を余儀なくされるのか?
ラーメン屋に10万のラーメンをタダでくださいとは言わないのに、
絵描きにはさらっと書いて下さいと言ってくる。

絵描きの友人たちとも話しますが、そこを理解してほしいですね。
お金の問題ではないですが、僕らが絵や字を描くことは仕事だってことをね。

そんな中、私のお客様で、七尾たくあんで有名な岸商店の岸社長が言ってくださった。
『先生に気安く頼むもんじゃないよ。うちもデザイン会社にパッケージデザインを
頼むと、さらっと描くだけで何十万も払うんだから』って。
とても有難かった。理解していただけてる心が嬉しかった。

決してお金が欲しい訳じゃあない。
ただ、そこには僕の学んできた人生を描くんだから分って欲しいんだ。
僕もこの仕事をするために小さなときから教室に通い、
受験勉強、大学などなど20年の歳月と数千万のお金を使って勉強してきた。
多くの諸先輩方に学び、国内や海外の美術館を見て回った。
感性を磨くために多くの人と出会い、出かけ、美食もし学んだ。
叱られ、けなされ、悔しい思いもしこの仕事をしてるんだ。
もちろん喜びは人一倍大きい。
それを簡単には安売り安請け合いはできないのです。

最近は、日本画の道具の使い方も一時間で教えてという方がいます。
10年かかって覚えた仕事を一時間で学ぶのは不可能です。
僕らの仕事はなかなか普通の人には理解してもらえないのが残念ですね。


2009年08月06日

例会は霊界で・・・・

熱海青年会議所の8月例会が熱海〇年自〇の家で開催された。
そうですね、ここに来るのは中学以来です。

今日は雨がしとしとと降り、風は少し冷たかった。
僕は自分では意識しませんが、昔から霊感ってのがあるような気がします。
場所に対して感じることはあまりありません。
特には人に対してでしょうか?

今までもたくさんの友人たちに対して、みえたことを伝えて驚かれました。
まあ、かなり当たるようなんです。

今日はこの場所にビリビリと感じましたね(笑)。
悪い印象は無いのですが、寂しがり屋の子供が数人いました。
まあ、詳しく書くと嫌がられるのでこの辺でやめますが。

会場から熱海の夜景は今日は悲しく見えました。


2009年08月08日

アトリエの今


最近は絵を描く生活が続く。
もちろん絵描きだから当たり前ですが、この二年間はとある事業に
かかわっていたため、絵を描く時間がほとんどとれなかった。
昨年は初めて日展出品も休まざるを得なかった。

絵を描かない人には解らないでしょうが、絵は玉子焼きを焼くようにはいかないんです。
予定時間が1時間先にあると分かっていては、集中して描けないし・・・・。

このところはその事業も僕の生活から一切離れた。
今は昔の絵描き生活だけを送れば良いのだ。
朝起きてから、夜眠るまでゆっくりとした時間が流れる。
誰に縛られる訳でもなく、誰に予定を拘束されることも、予定を聞かれることもない。
自分だけの絵を描く生活。

これが本当の僕の時間かな。
忘れかけてた自分がよみがえってくる。
絵を描き、絵を描く生活のためにまた絵を描く。

今のアトリエは静かで、最高の空気が流れています。

2009年08月09日

細野豪志という人


最近、ブログを再開して画像を整理してたら友人の細野豪志議員との
写真が出てきたので書こうと思います。
4月に何となく議員会館を訪ねたときの写真。
細野の後ろには最初の当選の時に僕がプレゼントした海の絵が。

うーん、確かにこうしてみると人間は顔にでますね(笑)。
政治家って空気、熱海の絵描きって空気が(笑)。

彼との出会いは以前のブログでも書きましたね。
それから何となく親しくしているお兄さんのような存在。
最近も僕がちょっと悩んでるとすぐにメールや電話をくれる。
そして、的確なアドバイスをくれる。

僕の後援会『武典の会』の副会長でもあるし、
信頼できる友人です。

最近は僕が親しいのを知っていて、いろいろな人が細野のことを聞いてくる。

『昨日もテレビ出てましたね!』
『今度、民主党が政権取ったら細野先生は大臣ですかね?』
『顔も頭も良いからもてるでしょうね』

聞かれても僕のことじゃあないから何とも答えにくい。
僕にとっては確かに衆議院議員細野豪志は凄い存在。
尊敬できるし頭もよい、もちろん総理大臣にもなって欲しい。

でも、僕は肩書きに惚れたんじゃないですよ。
細野豪志という人間に惚れこんで友人になった。
お金も名前もない時に一緒にマックの100円のコーヒーを大切に飲んだ仲。
彼はビックになり過ぎた。もちろんそれだけの人材だ。
僕は20000歩後を追っかけてるに違いない。

政治家も、絵描きもその組織の中でもがいてる。
『僕らは同志だ』って細野がいつか話してくれた。
最近はテレビにもよく出るから、自分の選挙どこではなく
他の候補者の応援に飛び回ってるらしい。

それは党の役職もあるから仕方ないね。
でもね、お互いいつか誓ったように初心は忘れずにいこうね。
絵描きも政治家も応援してくれる人あっての自分だから。

大臣や副大臣か・・・・。
絵描きは絵を描くのみだよね。


2009年08月11日

平凡の幸せ

5時7分でしたか。
とにかくものすごい揺れに飛び起きた。
普段の地震とは揺れが違う。

『いよいよきたのか!』

母も私も一階の中心にあるキッチンに。
僕は眠さもあって、壁を一生懸命押さえてしまう。
上の階でカチャンっと割れる音がする。

母は飼い犬と鳥をいつでも連れていける準備。
僕も何となく水を溜めて、身近な貴重品を袋に詰めておいた。

我が家も鉄筋とは言え、30年経った古い建物。
私と母の二人には大きすぎる6階建て。
部屋数は大小18もある。
かえってこんな時は心配事が多い。

『ただいま大きな地震がありました。津波にご注意ください』

広報熱海の放送が、逆に神経を過敏にさせる。
われわれ静岡県民はいつも地震とは切っても切れない中で生活をしている。
もちろん、水や食料、薬の備蓄は怠らない。
しかし、いざという時は本当に気が動転せずに動けるのか?

当たり前で過ごす毎日が有難いと感じる。
地震なんかきたら絵を描くなんて必要なくなるのかな?
いろいろと考えさせられた。

一番にメールをくれたのは京都から静岡に引っ越してきた木井君。
『先生、大丈夫ですか?こちらは棚のものが全て落ちたのと
停電と断水はありますが皆無事です』と。
次に親友の洋子。北海道から釣賀などなど。
多くの友人知人からメールや電話をいただきました。

こんなときほど、友の有難さも感じますし、
とにかく平凡な生活は幸せなんだなって思いますね。

午後から予定してたスタッフKとの東伊豆へのスケッチは延期。
明日は無事に行けるのだろうか?

2009年08月12日

渋滞とスケッチとトロタク

昨日の静岡地震の影響は我が家にも少しありました。
大切にしていた花瓶が3個割れ、祖父の大切にしていた鳥の形の陶器が割れていた。
まあ、命を思えばこのくらいで済んだのはよかった。

小さな余震は今日も。
新聞には被害が書かれている。
私も落ち着いた頃を見計らい、友人や知人に電話する。
皆、大した被害は無かったようで安心した。

昨日予定していた東伊豆へのスケッチに出かけることに。
Kが迎えに来てくれた。
『かなり混んでますよ。夕方になるかもしれません』
まあ、とりあえず行こうと車を走らせる。

空と海は美しく輝いていた。

渋滞をよそに、ここに車を止めてと連発するが運転方は無理と答える。
そんな押し問答が続いていて何となく描くチャンスは失う。
『ここは?』
『無理です。』
『ここがいいんじゃない?』
『いや、本当に無理ですから』・・・・。

まあ、お盆の真っ最中。世の中の人間はこの機会しか連休は無いし、
昨日の地震の影響で仕方ないのか。
僕もそんな空気だったので、頭にスケッチしておく。
目的の場所でも取材は短縮し、帰り道に一碧湖へ。

眺めていて、大学時代を思い出す。

上田や小川さん達と夜中に月が沈むのを見た。
まだ将来に希望をもって、夢見ていたあの頃。
僕の日春展の初入選を皆が心から喜んでくれた。
お互いの喜び、悲しみを共有していた親友。
彼らもそれぞれの道で結果を出し、幸せな家族に恵まれた。
そんな想いに耽った。

絵描きってこんなことばかり考える動物です。
渋滞してスケッチはできなかったけど、思い出の場所で本当の大切なものを
スケッチできたように思います。

で、帰ってKと森ちゃん寿司に。
森ちゃんに会うと本当にホッとする。
今月6回目。我が家の次にホッとする場所です。

トロタクをほおばりながら、また物思いに耽った夜でした。

2009年08月13日

母の誕生日

お盆の入り。
朝から母はご先祖様を迎えるために煮物や五目寿司などを料理していた。
昔から、我が家の伝統です。

仏壇の前にはたくさんの花と料理が並ぶ。
夕方、興禅寺からきた和尚様が読経。
終えて、食卓の料理を見て
『しかし、今の家庭ではこれだけの手料理はしないよね。
 写真に撮って見せてやりたいね』と。

我が母ながら、料理は旨いと思います。
私の体系もこのせいもあるのかな。
思えば今日は母の誕生日!

いつもは花を贈りますが、今日は花より団子に。
隣の三木製菓さんが休みだったので、急きょバッハマンに電話をして
ケーキを作ってもらいました。

61歳、おめでとうございます。
面と向かってはおめでとうとも言えなかったけど、
今の僕が生まれてきたのもあなたのお陰です。
こうやって絵の道を何にも言わずに進めたのもあなたのお陰です。
最近、辛いことが僕にはありましたが、
支えてくれたのも血のつながった家族、母でした。

心から感謝します。
そして、僕もそんな家族を早く作れるような生活を心がけます。

なんてね・・・(笑)。

2009年08月14日

皇太子殿下と常陸宮華子様

最近、皇室の方とお目にかかることが続きました。
先日は日本橋三越本店で開催された第51回の慈彩会展で、
常陸宮華子様にお目にかかりました。
毎回、私の絵の前でご意見を賜るのです。

私の作品『月光』の前で岩絵の具についてご質問くださる華子様。
博学な方で、絵の具についてももの凄くお詳しい。

私のような若輩者がこのような機会をいただけるのは有難いです。
これも絵を描いていればこそ。
描いていてもこのような機会はなかなかございません。
とても有難いことです。

やはりその10日後、新幹線ホームで皇太子殿下に。
平日の日中だったので、警備の人以外は僕を含めて数人。
手を振ると、笑顔でお答え下さった。

人間は出会いが全て。
その出会いをいかに大切にできるかですよね。
私の今を支えてくださる方たちとの出会いもほんの一瞬でした。
感謝します。

スタジオジブリで働く友

朝から音楽を聴いていた。
制作に考えると音楽を聴くことにしている。

そうね、好きで制作途中に流すので一番多いのはジャズかな。
特にシンガー小林桂は好きです。
コンサートも何度か行った。

今日は何となく、映画音楽を聴いていた。
午後は魔女の宅急便のサントラを聞きながら、故宮の作品集を眺めていた。
面白い組み合わせかな・・・・。

携帯が鳴る。
『あ、さかもっちゃん。俺だけど。』

高校時代からの友人の山田の伸ちゃんだった。
ジブリの魔女宅のサントラを聴いてたからかな(笑)。

聞けば僕の個展を見るために起雲閣に来てくれたのこと。
会場には僕はほとんどいないので、帰りにアトリエに遊びに来るように伝える。

彼とは高校時代、美術部やデッサンの研究所で切磋琢磨した仲間。
僕と、造形大にいった伸ちゃんと、武蔵美にいった幹士と三人で
同じ研究所に通っていた。
伸ちゃんのデッサンはとても美しかった。
漫画やアニメをかかせたらピカイチの存在。
漫画甲子園にも出場し、審査員特別賞を受賞した。

大学を卒業し、みんなの憧れのスタジオジブリに入社。
千と千尋の神隠しの字幕にもしっかり彼の名前を確認できる。

今日は日ごろの作画について話を聞かせてもらう。
僕らのように一作品に時間をかけて作るのとは違い、
描く筋肉も違うんだって。
面白い話を聞かせてもらった。

話す笑顔は高校時代とまったく変わらない。
友人って素晴らしい。
僕も伸ちゃんに負けないように今日も描きますよ。

2009年08月15日

お墓参りの大切さ

毎年、お盆の15日は山梨へお墓参りに出かける。
熱海の近所に住む親せきとの恒例行事。

朝は9時に出発。
せっかくだからスケッチもするつもりで準備する。

今回はじめて新しくできた伊豆縦断道路を利用する。
いつも混んでる三島市内を通らず、三島の谷田という箇所から長泉に抜ける。
非常に便利だ!
選挙になると、道路がどうのこうのって出るけど、
こんな便利になるならお金をかけても仕方ないね。
民主党の幹部さん、政権取っても道路はつくってね(笑)。


さて、我が家の先祖の出身は山梨県。
祖先は源氏の武士が流れてこの山梨県大月市に移り住んだと聞いてます。
今でもここには我が家の別荘とお墓があります。
小学校時代は夏休みの半分は山梨の別荘で過ごしていました。
庭って言っても2000坪もあるので、屋敷の横には沢が流れてましたし、
その沢の水を家の中にとおして水道替わり。
桂川の天然のアユと沢カニ、目の前でとった新鮮な野菜がご飯でした。
アユは広間の囲炉裏で焼いて食べた。
今思えばなんて贅沢な毎日だったのか。

その当時はそれが嫌で・・・。
祖母に頼んで買い物に行き、ツナの缶詰にマヨネーズをかけて食べるのが
何とも幸せだったのを思い出した。
その屋敷ももう150年経って、この15年はほったらかし。
今日は親戚の家に滞在することにした。

着くとたくさんの手料理でもてなしてくれた。
皆、山梨に来るのはお盆くらい。
八王子を中心に、葉山、茅ヶ崎、川崎などに住んでいる。
今回10年ぶりに子供達に会う!

子供たちって言ったら悪いか、もう聞いたら高校3年生と薬科大の2年生!
10年でこんなに変わるんだね。二人とも180センチの長身ビックリ。
あんなに小さかった子がすっかり今風のイケメン兄ちゃんになっててホントに驚いた!
昼間っから線香花火だって(笑)。
話すと昔と変わらない良い子たち。昔僕が書いてあげた似顔絵の話なども覚えてた。
近いうちに、都内で呑みにでも行こうよ。

で、お墓の草むしりに行く。
いつもは大月市のシルバー人材に頼むのですが、
今回は運動も兼ねて僕が。
いやー、お墓には無かったですが、墓までの通路がジャングルに(-_-;)。
4月に来て以来だったから仕方ないとは言え、2時間かかりました。

お墓もしっかり磨く。
日ごろのご無沙汰と、感謝をもこめてピカピカにしました。
お墓は自分の分身だとされてますね。
綺麗にすれば自分の心もすっきりする気がします。
小さな頃からお墓参りを大切にする家庭は素晴らしいと思います。

先祖に感謝し、自分がいずれ入るであろうお墓を磨く。
お墓参りは自分磨きの一つだと思います。


2009年08月16日

運気上昇の雲

昨日の久々の草むしりであちこちが筋肉痛で昼までのんびりしていた。
珍しく、寝室からでないでいたので母が心配して見に来たほど。

『ああ良かった、生きてた。具合悪くて死んでるかと思った』だって。

確かにこんな体系ではいつお迎えが来るとも知れない。
主治医の河西先生もいつも心配してくださるし(笑)。

お昼を食べに一階の月の渚に。
行くともう満員で、僕の席が一つ空いていただけ。
今日のメニューは地アジのムニエル・トマトソースがけ。

占術学の高真先生のとなりに座る。
新聞を眺めていた先生、

『お盆は海や川で亡くなる方が多くて気どくだわ。
先祖や霊に連れていかれることはあるんでしょう』

そうですね。
僕も母に朝、心配された身。
まあ、まだまだやり残したことはいっぱいあるので!

冗談はさておき、この一か月、クーラーを使わない日は一日も無かった。
とにかく僕は暑がりの寒がり屋。
悪く言えばわがままの我慢のできない体系ってこと・・・(笑)。

だけど、今日は過ごし易かったですね。
空気は湿気もなく、秋の感じさえした。
アトリエは一度もクーラーは可動しなかった。

三階のベランダにある水瓶の掃除をする。
何となくこれが濁ると運気が下がる気がするのです。
一時間かかって4つの水瓶をきれいにした。
メダカも喜んでくれた。
昨日のお墓と同じく、心がピカピカになった。

空を眺めると宝珠(ほうじゅ)のような雲がみえた。
やはり間違いなく運気は上がってるようだ。


2009年08月17日

仕事の価値

最近、友人たちと会うと必ず仕事の話になります。

給料がどうだの、会社内での人間関係とか・・。
僕はそんな愚痴を聞くと
『嫌なら会社なんかやめて自分で商売しな』って言います。

決まって彼らはそんなことはできないと言うのです。

僕は大学を中退して以来、就職をしたことがありません。
大学時代にアルバイトをする代わりに絵画教室を立ち上げた。
19歳で初個展をし、何となく絵の注文もいただけて33歳の今まで
アルバイトすらしないで画家として食べてきました。
自分の力とは思いません。
応援してくださる皆様や家族あってのこと。

でも、常にアンテナは張ってきたつもりです。
人生は一度きり、やりたいことはやってみる、それが僕のポリシーです。
失敗だって何度もあります。
その人のために、そのご家族の力になりたいと人生をかけて仕事し
結果として裏切られたこともあります。
でも、それも自分がやってきた人生です。仕方のないこと。
その分、人一倍華やかで楽しい人生とも感じます。

ただのサラリーマンではできないお付き合いもさせていただける。
元内閣総理大臣から一流文化人、一部上場企業の役員、芸能人からその道の親分まで。
そういった方たちだって、若い絵描きとしてでなく、
一人の画家として丁寧に接してくださいます。

そんな皆さんに絵をお納めしても、心から喜んで『ありがとうございます』って
反対にお礼を言ってくださる。

お金が欲しくて、お金儲けをしたくて画家になる人は一人もいない。
安定した生活を求めて画家になる人もいない。
有名になりたくて、女性にもてたくて画家になった人も聞いたことがない。

じゃあ、何故に画家になったのか?

そこなんです。絵が好きだから、絵を描いて自分を知りたいからなんです。
仕事ってそんなもんじゃあないですかね。

もちろん、今だって電通に入社できるならしてみたいとも思う。
テレビ局でバリバリ働きたいとだって思いますよ。

でも、そんなことより絵を描きたいのです。
そこに生活が無くなる瞬間まで、描いていきたいのです。

もちろん、理想と現実は違うけど、

それが僕の思う僕の人生をかけた絵の仕事なんです。


岩絵具を使うこと

今日は午前中は熱海新聞社の福島さんが取材に。
福島さんは8年ぶりの熱海。8年でずいぶんと熱海も変わったですね。

午後は制作。

日本画を描いていて、いつもこのキラキラする絵の具は何ですかって聞かれる。
日本画の絵の具はご存知の方も多いですが、
『岩絵の具』という、岩石を粉にしたものを使います。
もちろん、天然の絵具から合成のものまであります。
キラキラするのは石の粒子の輝きです。

日展制作をする夏から秋にかけて、絵の具をたくさん使いますね。
美しい絵の具は見ていても飽きません。

上野の喜屋さんから絵の具が届くと、何となく初心にかえります。

はじめて日本画の手ほどきを受けた高校時代、絵の具の高さにビックリした。
たった20グラムほどで1500円の絵具。
わずかなお小遣いでは10色も買えなかった。

それでも群青と岩緋を買い、大切に作品を仕上げた思い出。
もちろん筆も二本の彩色をを大切に使った。

絵描きって仕事も職人です。
道具を大切にし、その使い方を自身で身をもって覚える。
僕は大学は彫刻専攻だったので、基礎的な日本画の知識は少ない。

二回目の日春展の作品も、土屋禮一先生に御批評いただいた際も
『発色が悪いね。なんかもっとオロナミンCが欲しい感じだ』
と、言われた。
僕の絵はほかの先生からも暗いと言われることが多かった。

自分でもどう絵の具を使って良いか全く解らなかった。
どう描いて良いのかも悩んでいた。

ある時、そのことを高山先生に伺うと

『坂本君、あんたは気にし過ぎだよ。
 紙に絵の具がつけばそれで良いんじゃないの』と言われた。

そうなんだ、とその当時は思いましたが、
高山先生ほど にかわも絵の具も研究し、使ってる方はいなかった。
そう励ましてくださったのだと感じて、今は自分なりに研究してる。

60代でも若手と言われるこの仕事。
絵の具一つとっても奥が深い。
右から左に物を売っても仕事、冷凍食品をチンして皿に盛っても仕事。
仕事っていろいろだね。

今はとある会社のロビーにお納めする30号を描いています。
僕は毎日が本当に楽しい。
絵を描く毎日は苦しいながらも充実しています。


2009年08月18日

フーコ と マーさん

16,17日の両日、友人たちと食事をした。
フーコとマーさん。
二人は数年の付き合いを経て今年、若葉の萌える月に入籍した。

フーコとは長い付き合いになる。
そりゃそりゃ長いんだ。
彼女の文化服装学院のディスプレイ科の卒業制作も
一緒に作ったほど(笑)。
お互いの仕事も恋人もすべてを知り尽くしてる親友だ。
彼女はアパレルやら帽子のデザイナーを経て、今は子供向けの事業を
したいと考えてるらしい。
才能あるから何でもできるよ。
本当は帽子は僕も興味あったので、一緒にデザインとかいずれしたいね。

マーさんはちょっと年下だけど、ホントに素晴らしい青年。
今は店舗デザイナーとして都内で活躍している。
銀座などの人気店のデザインも彼が担当し、いずれは僕と?形にしたいね。
気持ちも優しいし、フーコが彼と結婚したのは本当に嬉しい。

この二人を通して、多くの友人を紹介してもらった。
こういった二人との食事は楽しい。
仕事の愚痴とかはなく、いつもクリエイティブな話ができる。
彼らとはいずれ近い将来、都内でのコラボが実現することと思う。

来週末は品川プリンスホテルで彼らの結婚式。
きっと泣いちゃうよ、おめでとう!


残暑見舞いの団扇

朝から何となくゴディバのショコリキサーが食べたくて仕方がなかった(笑)。
お恥ずかしながらこんな日が年に1、2回あるんです。
これが食べれるのはこの近くでは御殿場アウトレットのみ。

今年、僕が食した中では一番の大大ヒット!
どんな高級店の料理よりこれが一番だ。夢にまで出るくらい。

そんな訳で、スタッフのK君に

『さあ、スケッチしながら御殿場にいこう。ちょうど、4時から御殿場で細野の演説もあるし』

と、本音を隠しながら言ってみる。

『今からですか?今日は絵を描く予定ですよね。間に合わなくても知りませんよ』

見透かされたかのようにさらっと言われてしまった。
頭の中はこの画像が・・・

でも、絵が大切。午後はK君の的確な判断で絵を描きました。
今日は気分を変えてお世話になった皆さんに手書きの団扇を描く。

御商売をされてるところには『商売繁盛・千客万来〇〇屋』と。
普通のご家庭には『家内安全〇〇家』など、日本らしいものに。

ちょっと夏には遅くなりましたが、今日から発送します。
お楽しみに。

2009年08月19日

mixi

みなさん、ミクシィやってますか?
かなりの人がやってますね。

実は僕もやってます。
今更言うことでもないけど、やってます。
でもね、たぶん誰も僕だって知らないと思う。

多くの交流をもとめてやってる人が多いけど、僕は違います。
このブログには書けない本当の僕の気持ちを日々綴っています。
まあ、これこそ本当の僕といえるのかも知れない。

探しても無理ですよ(笑)。
ターボーにだって見破られない自身はあります(笑)。

誰にだって秘密の空気は持ちたい。
そこに本当の癒しが生まれることもある。

絵描きって仕事もそんな気持ちを描いてるのかもしれないね。
感動したり、悲しかったり、強がったり。

いろんな人がいてそれで良い。
人に何と言われようとも、僕は真面目に正直に生きているよ。
ただそれだけ。


2009年08月21日

パークハイアットとマクドナルド

先日、友人でコピーライターでデザイナーのMと打ち合わせ。
新宿のパークハイアットの最上階のレストランで待ち合わせた。

Mも本当にホテルでの打ち合わせが好きな人だ。

『坂本さん、今日は帝国ホテルのバーで』とか
『六本木のグランドハイアットのカフェで』など・・・。

確かに街のおかしなカフェやレストランで食事をするなら僕もホテルでする方が好きだ。
何と言っても清潔感があるし、接客が気持ち良いので。
さて、パークハイアットのニューヨークグリルは眺めが良いのが素晴らしい。
今日は落ち着いて話がしたいと、奥の方へ。スタッフはいつもながら応対がよろしい。

僕は遅い昼食をとることにした。まずはグリーンピースの温かいスープを。
うん、とても美味しい。
コクがありながら豆の味と香りが脳まで届く。
シュマンの伊藤さんのスープも良いけど、こちらも最高。

和牛のハンバーガーを注文。

打ち合わせしてたのでそれほど感じませんでしたが、
40分くらいかかりましたね。
味は期待をし過ぎたせいか、そうですね、率直な感想として言えばそれほど・・・。
2000円のこれを食べるならマックの100円を3つ食べる方が満足かな(笑)。
よく、ご当地ハンバーガーもいただきますがあまり美味しいものに出会ったことはない。
小さい時に毎週のように食べた、熱海のボンネットのハンバーガーが好き。
ついこないだも、下田と二人で食べに行った。
ボンネットは懐かしい味のハンバーガー。
でも、食べ慣れたマクドナルドは安心の味か。

で、最後はクランべリーのジュースとチョコレートアイス。

Mともゆっくり話しができたし、あらためて味は接客や空間のバランスと比例すると思った。

館内の結城美恵子さんの塑像作品が何より僕の心を癒してくれた。


選挙のゆくえはいかに

いよいよ日本が変わるような選挙になりましたね。

僕もよく後援者の方に画家はリベラリストであり続けなさいと言われます。
一定の政党を応援するのは仕事上良くないと。

確かに思いますよ。
でも、昔から芸術家と政治は切っても切れない関係にありました。
前にも書きましたが、私の大伯父は畠山鶴吉と言って自民党の代議士でした。
私の曾祖父も自民党系の初代の大月市議会議員です。
ですから我が家も根っからの自民党支持家です。
大伯父が代議士時代は自民党熱海支部が我が家の一階にあったほど。

でも、現在は細野豪志党?です。
友人の細野豪志を応援してるのです。特に民主が好きって訳ではない。
でも、細野が民主党なら民主を応援せざるを得ないよね。
細野豪志内閣総理大臣が希望だから(笑)。

今日も午後は渡辺周さんの弟の迅さんがご挨拶にアトリエに。
その一時間後には細野豪志の元第一秘書の田原さんがアトリエに。

まあ、とにかく一度政権を変わってみてどうなるかですよ。
だめならまた自民党を選択すればよい。

まあ、どのマニフェストも文化には全く触れてないのが考えもんだけど。
それはまた細野や周さん、京都の健太さんなどにお願いするとして。
再来週には日本が変わるのでしょうか?

2009年08月22日

起雲閣の個展の空気

朝は玄関周りを掃除する。
昨日、風が強かったので近くのジャガランタの葉が飛んできたので片付け。

昼前に長泉の市役所の佐藤さんと、長泉美術展の米山実行委員長がアトリエに。
10月に開催される美術展の審査員の依頼書をわざわざお持ちいただいた。

これでもう3回目ですか。
しかし、長泉市は文化にはとても力を入れてるし、対応も丁寧です。
熱海市も見習ってほしい。
今の起雲閣の野口館長は素晴らしいと思います。
先日の夜間開館も含め、市民文化の発展のために活躍されてる。
職員の方はよくやってるのかも知れない。
じゃあ悪いのは議員か?(笑)

まあ、政治の話はさておき、アトリエでの打ち合わせは早々に
せっかくなので私の起雲閣での個展に御案内することに。
行くと玄関は入場券を求めて20人くらいの人が列をなしていた。
熱海の施設としてこれだけ多くの人が訪れるのは嬉しい。

先日もNPOあたみオアシス21の中島美江理事長がアトリエに来て
いろんな話をしました。
熱海活性化のために起雲閣は中心の場所だと・・・。
10月からはコラボでいろいろ活動していく予定です。

で、やっと起雲閣の坂本武典展会場。

やはり多くの人が見て下さっていた。
この空間は小さな美術館のようで心地よい。


全ての作品をお見せできませんので、是非とも会場へ!
9月の半ばには少し展示替えをします。

大学時代の彫刻は結構面白い展示になっています。
僕の空気を感じてもらえたら嬉しいですね。


KAICHIとの初コラボ

ついに完成しました!親友カズミの会社との初コラボのチラシ。

ベジフルスイーツKAICHI(カイチ)。
富士、函南、熱海に3店舗を有する話題のお店です。
野菜やフルーツを使ったスイーツを提案してる。

カズミとは今までも何度もいろんなこと一緒にやろうと計画しましたね。
ただ、僕がちょっと前まである事業にかかわっていたので
どうしてもできなかったのでした。

それも片付いたので、小さな一歩のチラシ。

お互いの仕事は全く違う。だからこそ面白いね。画家の紹介の裏にスイーツの紹介。

昨日も夜に何度もメールのやり取り。

『やっと先生らしい生活になったね!
でも今まで〇〇で忙しかったから逆に物足りないでしょう?
近いうちに一緒に何か面白いことをやりましょう。まずは焼き肉行こう!』と。

友人とは本当に有難い。
心が通う気がするんだ。奥さんのトモちゃんもセンスあふれる素敵な人。
下田と同じく最近では、なんでも話せる仲の良い親友だ。
カズミは凄い人。頑張るし、さっらっとやり遂げる。

まあ、大きなことはこの絵描きにはできませんが、
取り合えずあの焼肉を食べに行こうよ(笑)。

2009年08月23日

美しい虹

9時36分の電車で沼津。

3時過ぎまで月に2回の沼津教室です。
今日は体験講習の参加者が2名。
僕の知人で日本七宝作家協会の西村さんの知人とか。
お二人ともとても上手でしたね。

昼休みは本屋で本を探す。
最近は美食の雑誌が多いですね。
今月はどの雑誌も『蕎麦』特集が多かった。
僕もこの秋から蕎麦打ちを習う予定ですから参考に数冊買いました。

午後の教室も終えて熱海へ帰る。
駅は大勢の人であふれていた。
そう、今日は花火大会。
今日は我が家の屋上にも花火見物のお客様が来る予定になっていた。
三島の本町うなよしや澄の坊を経営する伊藤社長とその友人方が20人ほど。

『あんたもほんっとお客さん多いよね。大変だね』と下田から電話。
下田は今日は町内のバーベキューとか。
僕はですね、正直バーベキューとかアウトドアは苦手。
昔、山梨の別荘では毎日夕食はバーベキューでした。
祖父が豪快な人で、庭に30畳ほどの大きな絨毯をひいて、近所の人とか親類とか
何十人も招待してやりましたよ、毎晩。
なんかそのトラウマでしょうかね。もうやりつくした感が。
アユ釣りしたり、山や野を探検したり。

でも、お客さんがたくさん来るのは大好きです。
準備とかも楽しい。人が喜んでくれるのは最高ですから。
そんなこんなで6階の屋上まで何往復かしながら花火の準備。

汗だくになりながらも、空気は心地よい。
その最中、ふと空を見上げると美しい虹が!!

虹は久しぶりに見ました。
『赤、ダイダイ、黄、緑、青、藍、紫』の7色。
自然の作り出す影も形もない芸術。
僕の描くぺったんぺったん餅つきの様な作品は足元にも及ばない。

ほんの数分のことでした。
何人が見てたかな。
これも幸運の前ぶれだ。神様、仏様、ご先祖様ありがとう。

空はもう秋ですね。


2009年08月24日

ショコリキサーを飲みながら今を考える

風は秋になっている。
季節を肌で感じるのは心地よい。

昨日の花火はとても良かった。
本町うなよしの伊藤社長たちも大満足で帰っていった。

今日は午後はスタッフのK君と御殿場アウトレットへ出かける。
この数日、僕がゴディバのショコリキサーを飲みたいのを考えてくれてのこと。
まあ、それとこの季節の空気を感じたいのもありました。
K君の彼女も今日は仕事が休みとのことと、アウトレットは行ったこと無いって聞いたので
一緒に行くことにしました。

三島から先日部分的に開通した伊豆縦断道路を通って御殿場へ。
K君は道を良く知ってるので安心。
僕は昨日の片付けや制作の疲れもあって後ろの席でウトウト・・・・。

『今日はアウトレット混んでるんじゃないですかね?』
K君の心配は的中、かなりの混みようでした。
奥の駐車場に車を置くと僕はゴディバに直行!

どうですか!この美味しそうな姿を(笑)!

いわゆるミスドに昔あったチョコファジシェイクですね。
それの高級番って感じ。
さすがにゴディバですから、チョコは旨い、小さなチョコと、氷とが最高なんです。
持っていられないくらい冷たい感じも、暑い夏にはたまらない。

『あ、俺は甘いものダメなので・・・・』とかいつもクールを装ってるK君も
彼女もはじめての味に結構喜んでました。
アウトレットも最近はなんか興味をそそる品物はありませんね。
買いたいもんがほとんどない。
他の皆さんも買い物袋はあまり持ってなかった。
散歩コースとして楽しんでる感じ。
お店にとっては死活問題でしょうが、見る側は駐車料金もかからないし、
子供も大人も楽しめる空間としては良いですよね。

たくさんの人がいて、中にはルールを守れない若者がいた。
彼らをみてちょっと考えてました。

そうですね、最近の若いもんは挨拶すらできない子が多い。
その時ばかりは愛想を振りまいて、あとができない子が多すぎる気がする。

僕は小さい頃から、人の家におじゃまするときは手土産をもって、
そのお宅でお菓子でもお食事でもいただいたら必ず親に伝えました。
それで、もちろん親が挨拶お礼をする。
次回、会った時も『先日はごちそうさまでした』とあいさつしなさいと教育されてきました。
それが当然だと思ってましたし、人生のルールとマナーだと思うんです。

しかし、最近の子はそれができませんね。
もらうときは当たり前、その後も挨拶も一切ない。
親に会っても知らない顔をしてる。それを伝えない子供というより
その教育をできない親がダメだと思いますよ。
家庭での教育が分かりますね。
お金のあるなしではなく、挨拶は基本ですよね。

選挙も行かない、ごちそうになる、やってもらいたいばかりの挨拶のできない
若者が多い日本。ダメ子供はダメな親が育ててるんですかね。
かと言って、学校では先生方も子供をしかることもできない。
30年後は崩壊しますね、この国は。

政治家も市会議員レベルになると、目立ちたいからやりたいなんて言う人が
立候補することがある。金儲けしか興味のない、街のために何かしたいなんて
考えは一切なく、ボランティアすらしたことのない人が300票ならとれそうだって
考えるらしい。
私の周りでもいますよ、そういった人間が。
『俺がでたら絶対受かるよ』なんて人。
あー、嫌だ嫌だ。
もっと、文化にも芸術にも天下国家を語れる人がいないもんか。

来年は市長選。
僕も総選挙あとには本当に熱海にとって最高の人材を細野たちに探してもらいたい。
熱海レベルの人材はほどほどで良い。
生まれ育った熱海を大切にしてほしい!

・・・・・・なんてね。

三人で楽しい時間を過ごしました。
K君の彼女も来月からは熱海某会社にて働くのことで。
とっても感じのよい気配りのできる素敵な彼女でした。


竜田のメンチカツ

御殿場から帰り、友人たちとの会食に一時間ほど遅れて合流。
本当は、友人の健君が働く沼津の九十厨に行く予定だったが
今日は熱海で僕のおすすめの店とした。

メンバーは下田とユリちゃん、ミキちゃん、おぐちゃんの5人。
これにカズミ夫婦が来ればいつものメンバーが揃う。
今日は本当に急に集まることになった。
まあ、メンバーの話はまたにして、今日は熱海の名店『竜田』を紹介したい。
僕が最近気にいってかなり通ってる店です。

熱海の中央町にあって、僕の行きつけの森ちゃん寿司のすぐそば。
狭い路地にそこはあります。

御主人は僕や下田の親と同級生。
現在は大女将さんと、ご主人、奥さんと若旦那のしんちゃんが家族で切り盛り。
みなさん、本当に感じが良いんです。
熱海って、気取った店もありますよ。
大した腕もないのに俺様気取った店はいやですが、
ここの家族はみな素晴らしい。
料理はやはり人ですからね。

付け加えて、この若旦那のしんちゃんはかなりのイケメンです。
誰もがそう言います。
清潔感のあるイケメンだね。僕も熱海一だと思います。
イケメンっていっても、今の若者は汚らしい人が多いでしょ?
真黒に日焼けしたり、茶髪にして香水ぷんぷんさせたり。
体臭やタバコ臭いの隠すのにダウニーどっぷりの服着たり。

しかし全く違うんですよ、しんちゃんは美しいと言いますか・・・。
今月、しんちゃんにも息子さんが生まれて親子4代。素晴らしいですね。

あ、話がそれました。料理の話です(笑)。
竜田は和食が中心ですが、ここは何と言っても洋食も最高なんです。
もちろん全て手作り。
今風の味の分らないちゃらちゃらした若者に流行の店は冷凍食品をチンしたり、
水でじゃぶじゃぶ洗ってそれを創作料理だなんて言ってますが、
竜田のは違いますよ。
本物の味です。まあ、値段はそんな店に比べたら少し高いですが
僕がお連れするお客様は皆さん満足して下さいます。

僕はね、ほとんどのメニューを食べました。

毎回頼むのは豆腐のステーキ。
熱くした鉄鍋に豆腐をステーキふうにして、卵をかけ焼いてある。
その上に野菜と海老、イカがたっぷりのっておかか。
奥さんがさっとしょう油をかけてくれる。
ヘルシーで最高。

あとはこの海老のコキール。
本当はリンゴのコキールが最高。
リンゴをその場でくりぬいて、そこにホワイトソースと海老や野菜。
焼き色もなかなかで、リンゴもしっかり食べられる。

で、僕が食べた中でどれもが旨かった。
けど、他の店とも比べても最高なのはこの『メンチカツ』なんです!!

大きさは小さいですが、食べると薄目の衣に包まれたひき肉から肉汁が。
トマトの強いデミグラスソースもぴったり。
今日は二回おかわりしてしまいました。
まあ、食べてみないとこの味は言葉では言えない。

是非ともこの本物の味を味わって欲しいと思います。
あとは、自家製さつま揚げ、ワンタンスープ、おかか雑炊とにかく何でも美味しいです。

竜田
熱海市中央町5-3
電話0557-81-3651


2009年08月25日

人間の比較

今日も朝から忙しい。来客やら制作やら。本当は制作に専念したいのですが。

夕方から裾野に出かける。
今日は裾野青年会議所企画の衆院選静岡5区の公開討論会があるためだ。
僕の住む地域は6区。
5区は細野、斉藤、堀候補の地域。
下田が車を出すから行ってみようと誘ってくれた。

実はこのところ、ブログを見る限り元気でいるようですがちょっと体調が悪い。
この二ヶ月間、あることに神経や力を注ぐ羽目になってしまい、そのストレスやら疲れが出ていた。
本当はあまり行きたくなかったのだけど、細野の演説も聞きたかったので。

途中、熱函で簡単な夕食をとることにした。

もう何年もこの店の横を通っていて気になっていた。
熱海のとある議員さんのブログにもよく登場する店。
親友カズミ愛車の黒いゲレンデがこの前にとまってるのを3回見たし(笑)。

味・・・・・・・・・・・・・・。うーん、冷たくて美味しかったですよ。

で、伊豆縦断道路を通って裾野へ。

駐車場はもういっぱい。
会場へ着くとご夫人方が100名ほどいた。

『坂本先生!元気ですか!!』とまず声をかけてくれたのは、
僕の後援会『武典(ブデン)の会』の幹事の真野さん。
その後も、三島市議の馬場妙子さんやら30人ほど。

『あんた、さすがに顔広いねぇー!』と下田。
まあね、もう10年細野の関係で三島の方とは親しくさせていただいてる。

会場は800名ほど埋まった。
そして候補者3人による3分間の短い意見や演説が始まった。

始まって同じ土俵で闘う3候補が同じ質問に意見をする。
こういった試みは何度か聞いてますが、今回は驚くような違いがあった。

素晴らしい未来を期待させる意見の人。
私がこれを実現させたとばかりの意見の人。
青年らしい大学生みたいな意見の人。

誰とは書きませんが、比べるということは恐ろしいもんだと思いました。
僕はそれぞれに違ってどの候補も聞けて良かった。
下田も『イヤーこんなにも違うもんかね』と。

以外に思ったのは年配の皆さんが、違いを理解してたことだ。
昔だったら政治家が〇〇は僕がやったんだなんて言うと、
有難いと崇めたてまつっただろう。
今回はそういった意見の候補者が話すとクスクスと笑っていた。
まあ、公平な討論会ですからどう思ってもいいと思う。
時代や人々の良識は変わっていくんですね。

来年は熱海は市長選挙。
議員にしてもこういった試みは大事だ。
先日も書きましたが、市議レベルはその辺の目立ちたがり屋兄ちゃんが
勘違いして出馬することが多い。
意見も話せず、勉強もしないのはこういった討論会で市民に明らかになる。

ただ人が良いだけで政治家になれる時代は終わった。
人を比べることは辛い。
だけど、見比べ篩にかけないと良いものは生まれないですね。


2009年08月26日

日芸(日本大学芸術学部)の友人たち

僕が通っていた大学は日本大学芸術学部です。
通称『日芸(ニチゲイ)』と言います。

日芸の人間は『どちらの大学出身ですか?』と聞かれて、
『日本大学です』と答える人はほとんどいない。
僕は中学の頃から何となく日芸に行きたいと考えていた。

その当時は映画やテレビの関係の仕事に就きたかったので
日芸は何となくそれに近い大学だと教えられていた。
そうですね、特に学力が高いとか、技術レベルが良いとか思いませんが
なんか、憧れる学校でしたね。

まあ、縁あってこの大学に籍を置きました。
内容、校風はそれぞれの意見もありますし、良くは解らない。
どこかのサイトに日芸卒業生が書いてありました。
参考としましたので、良くは知りません。

太田 光 (おおた ひかり/爆笑問題) 芸術学部演劇学科(中退)
大塚 寧々 (おおつか ねね) 芸術学部写真学科卒業
大鶴 義丹 (おおつる ぎたん) (中退)
角松 敏生 (かどまつ としき)
神田 正輝 (かんだ まさき) 芸術学部映画学科卒業
真田 広之 (さなだ ひろゆき) 芸術学部映画学科卒業
中村獅童 (なかむら しどう)
宍戸 錠 (ししど じょう)
篠山 紀信 (しのやま きしん) 芸術学部写真学科
柴田 恭平 (しばた きょうへい)
高田 文夫 (たかだ ふみお) 芸術学部
高橋 英樹 (たかはし ひでき)
田中 裕二 (たなか ゆうじ/爆笑問題) 芸術学部演劇学科(中退)
冨永 みーな (とみなが みーな) 芸術学部(中退)
内藤 剛志 (ないとう つよし) 芸術学部
中井 美穂 (なかい みほ) 芸術学部
三谷 幸喜 (みたに こうき/脚本家) 芸術学部演劇学科
桜塚やっくん(さくらづか やっくん) 芸術学部卒業
山本 晋也 (やまもと しんや/映画監督)
吉本 ばなな (よしもと ばなな) 芸術学部文芸学科
宮藤官九郎(くどう かんくろう)
ゴリ(ごり/ガレッジセール)
佐藤隆太(さとう りゅうた)映画学科
などなど・・・・。

制作現場でもかなり多くの人が働いてるんだと思います。
僕の通ってた時も、元ジャニーズジュニアとか有名女優の息子さんとか
かなり多く通ってましたね。
ボンボンやお金持ちのお嬢様が多い感じがしました。

多くの友人がいますが、つい昨日も映画関係の現場で活躍してる友人と
久しぶりにメールを。

彼の名前は山本タカアキ君。
現在はサウンドデザイナーとして下記のような映画作品を中心に
活動、活躍している。

松江哲明 監督『ライブテープ』(09)/劇場公開作品
山下敦弘 監督『上野樹里と5つの鞄/となりのとなりのあきら』(09)/WOWOW
山下敦弘 監督『土俵際のアリア』(09)/auオリジナルドラマ
キム・テシク 監督『東京タクシー』(09)/MUSIC ON! TV スペシャルドラマ
冨永昌敬 監督『シャーリーの好色人生と転落人生(転落人生)』(08)/劇場公開作品
入江悠 監督『SR サイタマノラッパー』(08)/劇場公開作品 
           ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009オフシアターコンペティション部門グランプリ 
           第13回富川国際ファンタスティック映画祭NETPAC AWARD(最優秀アジア映画賞) 
小田切譲 監督『さくらな人たち』(08)/第38回ロッテルダム国際映画祭特別招待作品
沖田修一 監督『青梅街道精進旅行』(08)/MUSIC ON! TV スペシャルドラマ
沖田修一 監督『後楽園の母』(08)/MUSIC ON! TV スペシャルドラマ
沖田修一 監督『リバーサイド入口(全四話)』(08)/関西テレビ
吉田良子 監督『功夫哀歌/カンフーエレジー』(08)/桃まつりpresents真夜中の宴
前田弘二 監督『くりいむレモン 旅の終わり』(07)/劇場公開作品
冨永昌敬 監督『コンナオトナノオンナノコ』(07)/劇場公開作品
入江悠 監督『水着スパイ』(07)/DVD
入江悠 監督『JAPONICA VIRUS』(05-06)/劇場公開作品
冨永昌敬 監督『パビリオン山椒魚』(05-06)/劇場公開作品
中村龍太郎 監督『僕はこの丘で、君を愛したい・・・』(05)/劇場公開作品
冨永昌敬 監督『Shirley Temple Japon part2』/劇場公開作品(05)
入江悠 監督『OBSESSION』『SEVEN DRIVES』劇場公開用リミックス(05)
沖田修一 監督『進め!』(05)
菊地成孔『南米のエリザベス・テイラー』特典DVD(05)
冨永昌敬 監督『シャーリー・テンプル・ジャポン』(04)/2004年水戸短編映像祭曽我部恵一ライブ背景映像
鈴木龍一郎 監督『みんな赤字』(04)
冨永昌敬 監督『オリエンテ・リング』(04)/遊園地再生事業団『be found dead』第四話
大久保ニュー 監督『ハヤシ炒飯』(04)/Veltga Film 613 presents『ベリーショートスペシャル#2』
菊地成孔『DEGUSTATION A JAZZ』初回特典DVD(04)
中村龍太郎 監督『いつの間にか』(03)/スカイパーフェクTV『homematsuli』
冨永昌敬 監督『亀虫』シリーズ(02-03)/DVD 劇場公開作品
冨永昌敬 監督『農村の女優』(03)/2003年水戸短編映像祭オープニング映像
冨永昌敬 監督『テトラポッド・レポート』(03)
杉山彦々 監督『ROPO』(03)
杉山彦々 監督『働く車』(03)
冨永昌敬 監督『VICUNAS』(02)/2002年水戸短編映像祭グランプリ
中村龍太郎 監督『タンバリボン』(02)/日本大学芸術学部大学院卒業制作

大学時代は彼の課題で『絵を描く生活』として僕の映像を撮ってくれた。
映像として僕の制作現場が残っているのは有難い。
僕も彼をモデルとして一枚の絵を仕上げた。

とにかく、頑張ってる友人と会うのは励みになる。
僕も頑張ろうって気持ちが強くなる。
友達って素晴らしい。

2009年08月27日

初秋の一日

僕は昨日、期日前投票を済ませました。
こあくつ歯科の帰り道、日曜日は予定があるので。
熱海では前回の倍とか新聞に書いてありましたね。
投票所にはちょうど、熱海青年会議所の鬼倉理事長が立会人で座ってた。
ご苦労様です。

最近はすっかり秋の空気で気持ちが良い。
僕の大好きな季節の始まりです。
旅行に行くにも、スケッチに行くにも、アトリエで仕事をするにも心地よい。
ホントは今週は北海道へスケッチに一人旅する予定でした。
きっと気持ち良いだろうねぇ。

一階の茶房月の渚にも午前中から多くのお客様。
ご夫人方、果林さん親子、東京から福野さんなどなど。
昼には満員でした。
今日のメニューは僕の味付けのポークビーンズ。
これ、かなりの旨さですよぉ(^u^)

午後は茅ヶ崎から僕のマネジャーの近藤さんと森様、斉藤様がアトリエに。
起雲閣の個展を見に来てくださった。
食事を済ませて皆さんと会場へ。

何度も書きましたが、熱海市は本当によくこれを収得しました。
素晴らしい文化発信基地だと思います。

皆さんも大変喜んでくださった。

夕方からは体調が芳しくないので、ソファーに横になる。
この二か月の激動の疲れやストレスが僕の弱い場所に出てしまった。
11月、2月につづき今回。とても辛い。
明後日の親友の結婚式に無事に出席出れることを願う。

そんなわけで、今日の青年会議所の理事会はお休みさせていただきました。
皆さまごめんなさいm(__)m

秋の気持ちの良い風に心身ともに少しだけ休めた一日だった。
しかし、健康こそ宝ですね。

2009年08月28日

東京シモキタ生活


これもあまり皆さんには話したことはありませんが、
実は都内にアトリエというか、住まいがあります。
場所は世田谷の下北沢。
南でも北でも駅から1分の場所です。
『今更シモキタかい?』
って言われることもあったけど、シモキタは本当にいい街ですよ。
新宿渋谷にも近いし、熱海からは小田原、小田急で行けるし
なんといっても飲食店も多いし、素敵なショップやギャラリーもある。

僕の部屋は3階で、前が駐車場なので空もよく見える。
居心地は最高です。
引っ越してその日にネット関連の仕事をしてる大阪芸大卒の市川が。
ダイル夫婦やら下田やら多くの友人が来てくれました。

皆口々に『よくこんな物件見つけたね!』と。
まあ、こんな良い場所はもう見つからない。

だけど、仕事の関係で忙しくなってしまい、下北生活は月に3日ほど。
空気の入れ替えもできないし、困ったので友人の多い三宿辺りを検討中です。

下北の美味しい店とかはぼちぼち紹介いたします。

2009年08月29日

幸せの日

この数日、かなりの具合の悪さにダウン。
でも、この日はどうしても親友の結婚式にでたかった。
朝は痛み止めやら万全の体制をつくって出発した。

10時半過ぎの新幹線で品川プリンスホテルを目指す。

そう、今日は待ちに待った親友のフーコとマアさんの結婚式。
会場のホテルは夏休み最後の土曜日とあって、ロビーからごった返していた。
40分ほど時間に余裕があったので、二階のカフェにて休憩。
熱っぽい体と汗が落ち着いた。

10分前に受付を済ませ、開式を待つ。
そこへ、友人たちが続々と現われる。
おぎちゃん、マーガレット、太郎、キムチ君と奥さん、ジョー君、サオリちゃん、ブール夫婦。
あ、これは僕が呼んでるあだ名ですよ(笑)。
正装したみんなと会うのはなんだか楽しい。
そしてホテル内のチャペルへ。

幸せな時間が過ぎていく・・・。

僕は一つ一つの思い出を振り返りながら、心から嬉しかった。
フーコやマアさんにはたくさんの素晴らしい出会いをもらった。

僕も大切な友人を紹介したり・・・。
いつの時間も幸せに満ちてたね。

そんな彼らを慕う多くの友人が今日もあふれていた。

幸せを感じる時間は説明はできないけど、ナチュラルな空気が香るんだ。

最後、マアさんのお父さんの涙につられて僕も涙。
子はいつまで経っても子供。大切な我が子。
もちろん親もそうです。

その余韻のまま二次会場へ。

こちらも多くの友人でいっぱい。彼らの会らしくアーティストが多かった。
たまたま同じテーブルの小川さんはEXILEの衣装のデザイナー。

今回のマアさんの衣装も彼が特別に作った世界で一つだけのものとか。

フーコ、マアさん本当におめでとう。
あーた達の幸せは皆が祈ってる。

2009年08月30日

国民のメッセージ


マスコミや世の中の情報のように民主党が圧勝しましたね。

6時過ぎころ、友人細野豪志の後援会の方から電話がある。

『坂本先生、今日は早めにバンザイできそうですから事務所に来てください』と。

確かに細野の最初の選挙から最後の日は喜びを共有してきた。
だけど、今日はどうしても体調が悪かったので寝室でその瞬間を待つことにした。

8時開票の2分後に当確。
解ってはいてもこの瞬間はホッとする。
同時期にいつもお世話になってる渡辺周さん、
その後も僕の後援会の幹事の京都の泉ケンタさん、知人で新潟の黒岩さん、筒井さん
北海道の石川さんなど友人知人は全て小選挙区で当選した。
本当に良かったです。

細野もその後もテレビに引っ張りだこ。
11時過ぎくらいに、都内に向かってると新幹線の中からメールが来た。
僕の体調の心配と、近いうちに熱海で食事をする約束。
こんな気配りのできる本当に素敵な人間ですよ、彼は。

いよいよ民主党が政権を握ることになったね。
政治の世界も絵描きの世界もトップが代われば組織や世界も変わる。
仕方がないけど、それがこの世の定めだ。

しかし、今のこの空気を少し変えてほしい。
国民からのメッセージだよね。


細野議員、長妻議員と有能な秘書?達・・・(笑)。