審査員の難しさ

今年も長泉町の美術展の審査員を依嘱された。
僕のような32歳の若輩者が審査員とはおこがましいですが、一生懸命責務を果たします。
そして今日はその審査の日。
日本画、洋画、彫刻、工芸と審査員がいます。
洋画は僕の高校時代の恩師、彫刻は日展の評議員の堤直美先生など重鎮ばかり。
今回もかなりの力作が揃いましたね。
僕も日展で入選したり、落選したりと審査を受ける身。
自身がやって賞をつけるのは本当に責任がありますよね。
自分がやってみると難しさがよく解る。
日展も数か月かけて制作し、一審で落ちるのは数秒でしょう。
制作した人の苦労を考えたら大変なもんです。
だけど、それも人生か。

苦しみながらも2時間、作品と対話しました。
良い勉強をさせていただきました。感謝。

コメント