About 2010年08月

2010年08月にブログ「武典ブログ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年07月です。

次のアーカイブは2010年09月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

« 2010年07月 | メイン | 2010年09月 »

2010年08月 アーカイブ

2010年08月03日

嫌なことはしない

夏になると昔は山梨の別荘でよくバーベキューをやりました。
我が家の庭には沢もあるので、水も綺麗で野菜も採れたてで旨かった
桂川のアユを焼いたり、スイカを冷やして、空気も美味しく風も心地よくって・・・・。
今も僕が車の運転ができれば行くんだけどなぁ。

最近も夏になると河原でバーベキューとかする人が多い。
河原と言っても汚らしい川で、ゴミだらけにしてマナーもないし
そんなところで夏の暑いときに食事をするのは嫌いだ。

大学時代は友人と何度かやったけど、楽しかったことはない。

今も熱海では公園でビールなんとかというお祭りをやっている。
昨年仕方なく行ったが、もう行かない。
夏の暑いときに排気ガスのソバで虫がたくさん来るし、
ぬるいビールで清々しさも何にもありゃしない。
大勢の酔っ払いがここぞとばかりに大騒ぎして、熱海のなんちゃって名士が
わさわさ集まってるのも気持ち悪いし。

とにかく夏の暑いときに街中や汚らしい場所で食事をして
笑うことは僕にはできないし、大っ嫌いだ(笑)。

お誘いくださったみなさん、そんな訳で嫌いなもんには行かないよ。
クーラーの効いたところで、安心して箸をつけれる食事にお誘いください。

2010年08月07日

ブデンと40人の子供たち

今月より二年前から計画していた長泉町での絵画教室がはじまりました。

4年ほど前から長泉町の美術展の審査員をさせていただいているご縁で
遠藤町長から『なんとか町の文化と教育発展に力をかして欲しい』と言われていたんだ。

会場は山の手にある桃沢工芸村。

遠藤町長の文化に対する気持ちの顕れでもある文化施設だ。
2億円をかけて私たち芸術を愛する皆の要望通りの素晴らしい施設が昨年出来上がった。

そんなこともあって、長泉町の生涯学習課の山田課長と大湖さんが
まことに熱心に動いてくださり、とんとん拍子に事業が決まった。
遠藤町長や今福教育長のおかげもあるけれど、何と言ってもこのお二人の協力なくしては
とても難しかったと思う。

言われても全く動かない熱海市の文化関係の職員には見習って頂きたいね、ホントに。
職員はもちろん、課長にやる気がないとその下は余計ダメだ。
僕もどれだけ今まで提言をしてきたことか。
全く動かない、全くやる気すら感じない。
もちろん市長にも市議にも責任はある。
だから横領したり、暴力事件なんかがおきるんだよ、熱海市役所は弛んでる。
1時間でできる仕事を4日かけてるとしか思えない。サービス精神のかけらもない。

私物を税金のコピー機で恥ずかしげもなく印刷するのもやめて欲しい。
話しかけても座ったままで首だけ横向いて返事するのも横柄過ぎる。

長泉町役場を見習ってほしいな。
三島市の文化振興課も小川さんと言う有能な職員がいる。
バリバリ仕事ができる人がいるとその街は豊かになるし、街の宝だ。
熱海市役所にはそういった人材はあまり感じない。いるのかもしれないが見えない。

話がずれました(笑)。

まずは子供たちからということで募集をかけた。
1日と7日と2回に分けて各日20名の40人の定員に3倍近い応募があった。
結局、抽選で40人の児童たちが僕の教室に来ることになった。
スタッフには長泉の美術展実行委員の下山さん、時枝さんが来てくださった。

もろもろの都合で1時間半で絵の説明や、道具の使い方、4つ切りの画用紙に
作品を仕上げるといった時間割だったけど、
子供たちは真剣にモティーフを見つめながらしっかり仕上げていった。


点描、線描、たらしこみ・・など。
とにかく『良く見て大きく描こう!』がテーマ。

子供は覚えるのが早い、見ていると親の育て方も良く分かる。
いつもは授業中は保護者には帰ってもらうが今回は特別に授業参観も兼ねた。
どうしても子供を手伝ってしまう親がいるから。

今回も数名いらっしゃいましたね(笑)。
ここが薄いとか、もっとしっかり描けとか・・・野球の応援じゃあ無いんですけど。


キラキラと輝くような作品ができました。
皆よく頑張ったね。


最後に記念撮影。
また秋に頑張りましょう!


2010年08月09日

ブデンの福うちわ

毎年恒例となった夏のうちわ描き。

この一年、僕の絵をもとめてくださったお客様に感謝と
暑中見舞いを兼ねて、一本一本手書きのうちわを描きました。

名付けて『ブデンの福うちわ』
商売をなさってる方からは玄関先にこのうちわを飾っておいたら
お客様が多くなったなど・・・喜んでいただいているようです。

どこで求められるのかと聞かれるそうですが、
残念ながら非売品です。
どーしても欲しい方には描いて差し上げますよ。
プレゼントします。

明日からお盆に着くように発送します。


2010年08月16日

三島大社とOB展

2日ほど前、静岡新聞紙上で日本大学三島高等学校の美術部のOB展
開催されることを知った。
第8期から26期までが中心となっての開催とあったが、正直僕らの学年が何期かさえ
全く知らなかった。
特に顧問だった田宮達三先生の名前を見たら無性に懐かしくなった。

僕は美術部には所属していたが、堅苦しいのは嫌で度々副顧問の杉山拓先生と衝突していた(笑)。
今となっては先生のおっしゃってたことは良く理解できるが、高校レベルの制作では
なかなか理解しがたいものがあったのだ。先生すいません・・。

でも、仲間たちは皆仲良く、我が家で花火を見たり山中湖に合宿したり
素晴らしい青春時代の良き思い出だ。

ちょうどお盆だし、皆に声をかけてみた。
その当時の美術部の部長の伊海君にメールで連絡したが、今回の展示すら知らなかった。
伊海君は実家の家業である理容師を継いでいた。
当日は赤ちゃんにミルクをあげる時間と重なるとかだった。

次にせっかくだから、副部長だったコツに電話する。
コツこと芹澤琴美は現在はWEBデザイナーであるが、夏は実家のある土肥温泉の
家業である旅館を手伝っているようだ。
たまに『サカモトー元気かー?』と電話をくれる。
コツももちろん知らなかったようで、土肥からは行けないので
行ったらブログに書いてくれと言われた。

その後は、スタジオジブリのスタッフの山田の伸ちゃんに電話するが
やはり行けないとのこと。
まあ、みんな仕事なら仕方ないので元スタッフの五十嵐君の車で出かけることに。

三島は今日はお祭りの中日とあって昼間から賑やかだ。
まずはvia701で開催中のOB展を見る。


着くとかなり先輩のような方たちがいろいろとお話しくださった。
なかなかOBとか先輩とかは、美術みたいな世界で感じたり接したことが無かったので
とても新鮮でしたね。
作品はその世界で活躍してる方もいれば、カルチャーセンターのおばちゃんレベルの
工芸品まで多種多様(正直な感想です)。
半分以上は趣味の世界でしたね。

でも、田宮先生の指導のもと、その時代を美術で切磋琢磨した仲間は素晴らしいですね。
何か爽やかな空気に包まれて会場を後にしました。

外は相変わらずの猛暑でしたが、せっかくのお祭りだったので、三島大社まで参拝に。
会場から大社までは300メートルほどでしたが、途中でお茶、水、サイダーを飲み干し、
それでもふらふら状態。
三島プラザホテルで休憩をとり、知人の遠藤さんの後援会事務所でクーラーと麦茶をいただく。
全く、これでは富士山なんぞ登るのは儚き夢と実感。


本当に暑くて、まさに命がけでの参拝となりました。

夏祭りは命がけだなー。

2010年08月18日

幸運が舞い降りた日

夕方、アトリエのある二階から下に降りる。

パタパタ・・・・・・・・・・・・・・・・。

エ、なに今の黒い影は(・_・;)・・・。

『武典、なんか昨日から家にコウモリが入ってきたみたいなんだよ。私、大騒ぎしちゃった。』と母。
なんで窓も開いてないこの鉄筋コンクリートの我が家にコウモリが入ってくるのさ!

朝には何にも言ってなかったから、知らなかったのでかなり衝撃。
そうこうしてるとまたあの黒い影がパタパタっと2階を飛び回ってる!

虫なら退治するとも、コウモリは哺乳類。
大切に捕獲して逃がす以外ないと思った。 だけどかなりビビる僕(笑)。
イやー僕にはとても無理と判断。
捕獲をどの業者に頼むか、役所を呼ぶにも夜だし・・・ちょっとパニック。
我が家は6階建、15室ある部屋は夏はドアはどこも空いている。
もしどっかに入ったら分からなくなるー!冷や冷やしましたよ。

そんなへっぴり腰の中をスタッフのカズヤが出勤!

『カズヤ、あんた2階にコウモリが飛んでんだよー!助けてよ!』僕。

『なに怖がってんすか、タケさん、たかがコウモリっすよ。男のくせにみっともない!』とカズヤ。

『じゃあ、あんた捕獲してよ』と僕。
ゴキブリだって大騒ぎして捕まえる僕が、コウモリなんて捕れっこない。
小さいころから虫とか、昆虫とか、爬虫類は嫌いだ。
友達が喜んでカブトムシなんか触った手でアイスクリームを食べてる姿は軽蔑してた。
クワガタやカブトムシ、特に幼虫なんかの姿は今でも見たくない。ゴキブリと同じじゃん。
見るとどうしても手に殺虫剤を持ってしまうの(笑)。

そんなこんなでマックスバリューにいって虫鳥かごや網を買ってくる。
カズヤも意気込んで2階に上がる。
『タケサン、もういないみたいっすよー』
大騒ぎした割には、何箇所か窓を開けたのが功を奏してかコウモリは出て行ったようだ。

実は3年ほど前にも玄関に小さなコウモリが入ってきて、市役所に持って行って
もらったことがあった。
コウモリなんて不気味のようだけど、昔から幸福や幸せを運んでくると言われている。

大きな作品依頼が入ったのはそのせいもあるんだろうか・・・。

2010年08月22日

大忙しの日

なんだかんだと忙しい日々。
ブログもなかなか更新できずにすいません。

今日も朝から沼津の絵画教室。
昼食は必ず大好物の うなぎ って決めてるんだけど、うなよしまでとても暑くて歩けない。
食べたい、食べれないって思うとますます食べたくなる。
仕方ないので、今月は教室近くのマジックインディアというカレー屋に通ってる。

本場インドカリーなので香辛料が効いてて、さらっとしてる。
夏にはもってこいだ。
僕のお勧めはシーフードと豆のカリーです。食べ放題なので2回はおかわりします。

で、終わっていつものように3時32分の電車で帰る。
帰って書類の整理や電話の応対に追われる。

そこにメールがはいる。

『今からブデンさん家向かうけど・・・』と親友の細野豪志議員からだった。
今日は久々に熱海入りしたようで、県議選と市議補選の応援に来たようだ。
『車が渋滞してる・・・』とかメールがきて、着いたのは一時間後だった。

最近は良く会うんだけど、時間ができると二人で話をするのは面白い。

『ブデンさんさー、今の情勢どう思う?』と細野。
『あんた、本当に小沢さん代表選出て欲しいって世の中が思ってると思う?』と僕(笑)。
まあ、そんなやりとりやら、熱海の選挙、共通の友人知人の話など・・・。

『自分が代表選出ちゃえばいいじゃん』と僕。
『そんなこと言ってくれるのはブデンさんだけだよー』と笑いながら細野。

夜は花火大会なので、誘いましたが会合とかで30分ほどで帰って行った。
帰りも多くの観光客に『細野さん、頑張ってー!』と声をかけられてた。

今は立場上、悪役に徹することもあるだろうけど、素の細野豪志という人間はマジでカッコイイ。
こんな男に日本を任せたらと、真面目に思うんだ。

夜の花火には三島のうなよし・澄の坊の社長が友人たちと、僕の叔母が孫たちと総勢20名が
我が家の屋上で花火を楽しんだ。
結局、食べたかった うなぎ は澄の坊の社長がお土産で三人前持ってきてくださった。
僕って本当に願いがすぐに叶う人生なんだなーって感じた(笑)。


なんだか忙しい日だったな。

さて、絵を描くとします。

2010年08月28日

堀内誠一の凄さ

親友下田との勉強日。
今日は熱海で神社仏閣の空気を感じたり、三島で開催されている展示会やらに何件かおじゃまする。

そして最終目的の佐野美術館で開催されている『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』を鑑賞に。
暑さはあったが夕方だったので何か気持ち良い。


先日、友人のスタジオジブリの伸ちゃんと絵やデザインについて話した時も
堀内誠一の凄さについて2時間ぐらい話し合った。
佐野美術館から招待券が来てすぐに行きたくてムズムズしていた。
しかし、この暑さや、なかなか時間がとれなくて明日までの開催になんとか滑り込んだわけだ。

展示は少ないながらも見ごたえ充分。
とにかく氏の絵のうまさ、感性の凄さ、何もかにもとにかくびっくりした。
細かい評論みたいの物をここで書いても仕方ない、とにかく凄い人だと感じた。

器用貧乏ならぬ器用大富豪といった才能だ。
売っていた本も片っ端から勉強のために大人買い。

とても刺激になった。

その後は食事をしながらミーティング。


下田は上うな重、僕は気分的に海老フライだった。
二人に食事が運ばれた。

『あ、俺のには茶碗蒸しがない。やっぱり違うのにすればよかったー』と下田。
真面目な話の後にこれだから友達は嬉しい(笑)。