About 2010年06月

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2010年06月 アーカイブ

2010年06月02日

作品のお嫁入り

先の個展では20点の作品のお嫁入りが決まりました。

今日はその作品をお届けに行く日。
決まって大安吉日にお届けします。結婚式と似たようなものですから。
できるだけ僕自身で届けるようにしています。

スタッフのカズヤ君の車に作品を積み込む。

天気も良いし、晴々しい気持ちだ。

熱海市内から周り、函南、三島と進む。
皆さまとても喜んでくださって、僕も嬉しい。

時には取り付けもすることもある。
函南のK様のお宅には2点の作品を取り付け。
新築なさった広いお玄関に短冊の作品を飾る。

『わー、ぴったり。坂本君ありがとう!』
この瞬間がとても嬉しいです。

2010年06月06日

三島市美術展審査員になりました

ご縁あって、今年から三島市美術展の審査員に就任しました。
4年前から三島市の隣の長泉町の審査員もさせていただいています。

6月1日の夕方に僕も50号を搬入、電車で持って行きました。
50号まではぎりぎり電車で持っていけるよ。

会場に着くとたくさんの力作がありましたね。

審査前、昨年までの市民からのアンケートが心に残っていた。
『審査員があの程度の作品で情けない』
『本当に良いと思っての賞か?自分の教室の生徒を贔屓してないか』など・・・・。

確かにそう思う意見は分かりますね。
僕自身、皆さんの絵を拝見して思ったのは先生の顔が作品から見えたこと。
Y先生の弟子、O先生の生徒、T先生の箔の技法・・・・。
特に日本画は先生の空気が色濃く出るので、隠しても分かってしまいます。

絵の賞付けなんてものは、実際好みはあると思います。
でも、良い絵からはパッと何かが伝わってくるんですよね。

絵と題名しか見ない、審査員しか部屋には入らないでと市と実行委員会の
厳密な中(市の美術展でそこまで徹底するか?ちょっと疑問でしたが・・)しっかりと審査しました。

じっくり時間をかけて市長賞・議長賞やら8点を賞に選びました。
特に今年の市長賞は爽やかで良かったと思います。

最終日は合評会。
審査員が賞などの絵についての講評をします。
皆さん、若輩の僕の意見に耳を傾けてくださって、真剣さが伝わりました。
終わってからも10人以上の方から
『坂本先生、私の絵も見て教えてください!』と待っていてくださった。

2時間でのどがカラカラに(笑)。
最後は皆さんで写真撮影。来年も頑張って描きましょうね。


2010年06月10日

浮気な気持ち・・・

最近はどーも忙しい。
仕事も依頼の絵もあって、制作が間に合わない。

7月には日本橋三越と、同じ日本橋ギャラリー白百合にてグループ展がある。
ほかにもなんだかんだと用事が続いてます。

そんな中で今日は久しぶりの美食会だ。
メンバーは最近は4人。
元熱海青年会議所理事長の出口さんと、熱海市会議員の藤曲さん、JOYの鎌田君と僕。

鎌田幹事のおススメのとある寿司屋に行った。
お店は老夫婦がやっていて、気取らない居心地の良い店だ。

ビールと日本酒でコハダからいろいろ頂いた。
コハダの塩と酢のしめ具合は僕の好みではなかったけど。
カツオ、トリ貝、イカ、タコ、ヒラメ、アナゴなど・・・・。
特に絶品はタマゴでしたね。これは本当に旨かった。

この集りのもう一つの楽しみは情報交換だ。
まあ、この時期ですから話は選挙に集中した。
特に鎌田君の弟の武俊君が市議補選に出馬とのことで大盛り上がり。

内容は書けませんが、楽しいひと時でした。

最後に特に旨かったのはこのマグロ丼。

大トロから赤身、トロのあぶりまで入ったこれは酢飯が浅かったけど旨かった。

・・・・でも、僕の大好きな森ちゃん寿司に浮気したようで
なんだかそわそわした(笑)。
明日は森ちゃん寿司行きます!

2010年06月12日

細野豪志幹事長代理

菅さんの新政権となりましたね。

菅さんにも枝野さんにしても、何度もお目にかかった方が
多いので不思議な気分です。
枝野さんとも熱海で一緒にお酒も呑んだしなぁ。

親友の細野豪志議員は民主党の幹事長代理とかで、
前より少し忙しい役目になったのでしょう。

『ブデンさん、細野先生は偉くなりましたね!』
『次期大臣、総理大臣も夢じゃあないですね!』
とか、僕と細野が親しいのを皆が知ってるので毎日言われます。
まるで僕が誉められてるような毎日です・・・。

僕は政治のことはよくわかりません。
幹事長代理ってのもどんな仕事だかわからない。
テレビに出る、民主党のお財布を預かる、国の重要ポストになる・・・。
これは確かに素晴らしいし、親友としても嬉しい。
ただ、細野議員にもとにかく初心を忘れないで欲しいのです。

僕もそうだけど、応援してくれる人があって自分の今現在がある。
時に時代に乗ってしまうと忘れてしまうからね。
細野豪志はホントに素晴らしい人間だから、そこを大切に頑張ってほしい。

そうですね、せっかく親しい友達が政権の中枢に沢山いるので
是非とも文化面の充実をお願いしたいと考えます。
バンバン言いに国会に行くよ(笑)。
経済、国際問題もそりゃあ大事だけど、何より文化だと思うんだ。
1枚の絵が世界を変えることだってある。

とにかく頑張ってほしい。


2010年06月16日

手紙を書く人


知人のお嬢さんから、先日結婚式にお送りした電報のお礼のはがきが届きました。
なんだかとても爽やかな気持ちになりました。

僕も仕事柄、結婚式などに電報をお送りすることが多いですが
丁寧にはがきを頂戴するのは久しぶりでした。

最近の若い人はそういったマナーを知らない。
はがきを書くという行為すら無いと思う。
良くて携帯メール、悪ければ知らんぷりなんてのが当たり前になった。
その親を見ても、その会社の上司を見てもそれは分かるかもしれない。

手紙を書くというのは素敵なこと。
僕も巻紙やら、手書きのはがきは常に気持ちを込めて書く。

鳩居堂の季節のシルクスクリーンのはがきは常時200枚。
もちろん切手は記念切手を。
巻紙には松栄堂の文香をいれる。
その小さな心配りは、尊敬する日本画家・森素光先生のお嬢様から
勉強させていただきました。

手紙を見れば字にしても空気にしてもその人が見える。

僕が昔お世話になったマネージャーさんもそんな手紙の人でした。

僕も早速、個展でお世話になった方に手紙を書いたところです。