仕事の価値


最近、友人たちと会うと必ず仕事の話になります。
給料がどうだの、会社内での人間関係とか・・。
僕はそんな愚痴を聞くと
『嫌なら会社なんかやめて自分で商売しな』って言います。
決まって彼らはそんなことはできないと言うのです。
僕は大学を中退して以来、就職をしたことがありません。
大学時代にアルバイトをする代わりに絵画教室を立ち上げた。
19歳で初個展をし、何となく絵の注文もいただけて33歳の今まで
アルバイトすらしないで画家として食べてきました。
自分の力とは思いません。
応援してくださる皆様や家族あってのこと。
でも、常にアンテナは張ってきたつもりです。
人生は一度きり、やりたいことはやってみる、それが僕のポリシーです。
失敗だって何度もあります。
その人のために、そのご家族の力になりたいと人生をかけて仕事し
結果として裏切られたこともあります。
でも、それも自分がやってきた人生です。仕方のないこと。
その分、人一倍華やかで楽しい人生とも感じます。
ただのサラリーマンではできないお付き合いもさせていただける。
元内閣総理大臣から一流文化人、一部上場企業の役員、芸能人からその道の親分まで。
そういった方たちだって、若い絵描きとしてでなく、
一人の画家として丁寧に接してくださいます。
そんな皆さんに絵をお納めしても、心から喜んで『ありがとうございます』って
反対にお礼を言ってくださる。
お金が欲しくて、お金儲けをしたくて画家になる人は一人もいない。
安定した生活を求めて画家になる人もいない。
有名になりたくて、女性にもてたくて画家になった人も聞いたことがない。
じゃあ、何故に画家になったのか?
そこなんです。絵が好きだから、絵を描いて自分を知りたいからなんです。
仕事ってそんなもんじゃあないですかね。
もちろん、今だって電通に入社できるならしてみたいとも思う。
テレビ局でバリバリ働きたいとだって思いますよ。
でも、そんなことより絵を描きたいのです。
そこに生活が無くなる瞬間まで、描いていきたいのです。
もちろん、理想と現実は違うけど、
それが僕の思う僕の人生をかけた絵の仕事なんです。

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