『坂本武典日本画展~春さくら~』

ひな祭り

『坂本武典日本画展~春さくら~』

●令和2年3月4日(水)~9日(月) 【午前10時半~午後4時半】
●坂本武典画室・展示室・和室 【熱海市渚町3-5】
●☎0557-85-8585


5年ぶりに、坂本武典の熱海市の自宅画室と展示室、和室にての個展を開催いたします。『春さくら』をテーマとして、ひな祭りやさくら、花や風景画を30作品展示いたします。普段は公開しない絵描きの仕事部屋を眺めながら、ゆっくりとお過ごしください。作者は毎日おります。あたたかいさくら茶をご用意してお待ちしております。お気軽にお出かけくださいませ。入場は無料です。画室ビル1階の茶房月の渚入り口よりご入場ください。


●日本画家 坂本武典 / さかもとぶでん
1976年熱海市に生まれる。3歳の時より絵を習い始める。9歳で油絵を学び、86年第36回学展にて初出品入選(以後4回入選)。熱海市立熱海中学校1年生の時に制作した絵本『かさの手紙』を、第12回日本の絵本賞・手づくり絵本コンテスト一般の部に出品し、最年少にて厚生省児童家庭局奨励賞を受賞する。後に出版する。

92年に日本大学三島高校に入学。美術部にて彫刻を学ぶ。このころより熱海市在住の日本画家藤島博文先生に日本画を学び始め、手ほどきを受ける。95年に日本大学芸術学部に入学、彫刻を専攻。同年、19歳にして初の個展を開く(以後毎年開催。現在までに80回開催)。96年日春展(日展日本画部春季展)初出品入選(19歳にてこの年の最年少入選)、97年日展(日本美術展覧会)に初出品入選をはたす。以後、日春展入選14回(会友)・日展入選8回など多くの美術展にて入選・受賞多数。

大学時代、日本画家 髙山辰雄先生(文化勲章受章・日本芸術院会員)の日本画作品と出会い大きな感動を受ける。3年後入門を許され以後師事する。98年髙山先生に師事したことをきっかけに絵の道で生きていくことを決心し、画業のみに専念する。
現在、一切の組織を断ち切り無所属となる。日本画制作を中心とした生活を送るとともに、熱海市など静岡県内や都内4か所の絵画教室や、多くの行政の講座を主宰し現在までに2,000人以上の生徒・児童に指導する。個展は熱海市や全国各地にて毎年開催。そのほか映画活動支援、テレビ番組出演・新聞やテレビ番組の絵画や挿絵連載(静岡新聞他)などジャンルを越え幅広く活動。さらに地域文化教育活動として、文化庁文化大使、静岡県芸術文化講師、静岡県教育委員会事務局職員として小学校に派遣され美術指導に。2007年より静岡県長泉町のながいずみ美術展の審査員に任命され、2010年より三島市美術展審査員にも就任。

生まれ育った地元熱海を中心に、静岡県東部の文化活動・生涯学習の活性化や児童教育、社会福祉活動(慈彩会・毎日新聞社会事業団・京都新聞社・各福祉団体主催展などへ毎年日本画作品を寄贈)などにも強い関心を持ち積極的に活動している。

2019年 熱海成田山に天井画25面『月輪花銀河』奉納

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