子供たちの絵

この一年でどれだけの子供たちに絵を教えたんだろう。
たぶん、数百人はいたように記憶する。


とにかく子供たちは常に真剣だ。
遊びも、ケンカも、怒るもの、泣くこともとにかく一生懸命に感じる。
絵だって何のために描くとは考えてる子はいないだろう。
ただただ真剣なんだ。
絵を見ていても小さければ小さい子供ほど、生まれたての葉のようだ。
そう、人間の作ったものだけど、まるで自然の木の葉のようだ。
こう描こう、上手く描こう、褒められようとすればするほど人間臭くなる。
まあ、それも知恵がつくと言うことで素敵だ。






キラキラ輝く子供たち。
そんな彼らに僕が絵を通して伝えたいこと・・・・。
僕なんかつまらない人間だけど、彼らの人生の一か所に関われただけでありがたい。
とにかく涙が出るくらい素敵なんだ。
今日も文化庁の仕事でとある小学校に行てほしいと電話があった。
こんな僕でお役に立つなら、重い体もなんのそのだ(笑)。

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