悲しい決断

今日は悲しい決断をしました。
『今年の日展出品は諦める』
と言うことです。
日展には21歳から出品を重ねてきました。
約11年間ですね。入選は8回、落選は3回。
日展は出せば入選すると思ってる人は少なくないけど、入選するのは至難の業です。
もちろん、150号の大作を描ききって出品するもの大変。
僕も毎年これを続けてきました。
今までもいろいろなことがあっても、出品はしてきました。
高山先生をはじめ、多くの諸先輩方のご指導をいただきながらできたこと。
もちろん家族の支え、友人、後援者の方々もあってのお陰。
しかし、今年はどうしても描ききれなかった。
理由はいろいろあって言えませんが、一番は時間が無かった。
このブログを見たら食べて飲んでそんなことしてたらできっこないよ。
坂本は絵描きだろ?ってお叱りを受けそうですが、絵描きと言えども人間。
昔の絵描きのように絵だけ描いていれば生活できるってことはないからね。
いろいろな活動もしなければならんのですよ。
高山先生、門下の先輩方、後援者の皆様には本当に申し訳ありません。
来年は計画的に時間を作って制作に専念したいと思います。
自分でも悲しい決断でした。

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