新しい空気と秋の空

秋の爽やかな空気の今日、長泉町の日本画教室が新たに始まりました。

女性ばかり5名の新しい生徒さんでのスタートです。
今回はお若い方が多いようです(笑)。
月に二回、半年のコースで日本画の基礎を勉強します。
でも、みなさん初心者じゃあないですね。かなり上手いの。
半年後の3月には皆さんと展覧会を開催し、その後はサークルとして活動予定。
僕も心機一転新たな気持ちで頑張ります。
教室が終わるとスタッフの木村君が車で迎えに来てくれた。
来年に予定している企画展の打ち合わせやら、買い出しやら・・・。
帰り途、 『あ、木村君、韮山から伊豆スカイラインで帰ろう』 と僕。
先日、親友のMと一緒にドライブしてからこの道に感動し、すっかりハマってしまった。
通行料たったの100円で素晴らしい風景が味わえるのです。

今日もこんな秋の美しい空にパラグライダーが気持ちよさそうに飛んでいた。
『こんな素晴らしい場所があったんですね』と木村君。
『どう、良いでしょう!!!』と僕。
もちろん今までも何度も通っていましたが、新たに感じたのはMのおかげかな。

美しい空を見上げながらいろいろなことを考えていました。
人に生まれたこと。 親の有難み。 命の大切さ。 自分の小ささ。 友の大切さ・・・。
嬉しいことも、悲しいことも、苦しいことも常にありますが、
この世に生まれてきたことはやっぱり良かったんじゃあないかと・・・。
死は必ず来るんだけど、それまではとにかく毎日毎秒を大切に送りたい。
幸せは平等ではないけれど、僕には今が素晴らしく幸せなのかな・・とか(笑)。
絵描きの癖でしょうか、幸せだとついつい孤独感を感じるんですね。
美しすぎると時にその裏を感じてしまう。 まあ、仕方ないです、昔からだから。
とにかく、今年も美しい秋がまたやってきた。
それが何とも言えなく嬉しかった。

コメント

  1. ゆかりん より:

    とても気持ちのよい空ですね!!
    空を見上げる時、色んな事を考えます。
    遠くに住む人の事、天に昇った家族の事。。。
    そして、自然への何とも言えない感謝の気持ちが沸いてきて、
    あー!幸せ!!って感じます。
    25日は父の命日ですが、葬儀の日は見事な秋晴れで、
    太く白い雲が2本まっすぐ伸びていました。
    それが私には、父に用意された花道に思え、
    ちゃんと守られて旅立つんだなーと、安心して見送る事ができました。
    秋になり、綺麗な青空を見上げると
    今年もこのきれいな空に会えて良かった・・・
    そう思える自分が、とても幸せ者に感じるのでした。

  2. ぶでん より:

    お久しぶりです。
    そういった思い出は体の中に沁み込んでいますよね。
    熱海の秋の空も美しいです。
    またいらしてください。僕も今年、広島に行きたかったなぁ。

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