About

2011年02月23日 16:15に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「カエルの子がカエルでなぜ悪い」です。

次の投稿は「薬じゃあ治らぬ親」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

« カエルの子がカエルでなぜ悪い | メイン | 薬じゃあ治らぬ親 »

絵は人間なり - 2011年02月23日

朝から快晴。
最近は雑務の忙しさと、制作にかなり疲れているみたい。
目と肩が大変なことになっている・・。
昨晩もJCとかの理事会に5時間以上の人生の時間を無駄遣いしてしまった(笑)。
やはり絵描きは絵のことを考えなくてはいけないね。
だからこういった晴れの日は頭がスカッとするよ。
2.23.bmp
今日も長泉の桃沢工芸村での日本画教室。
一ヶ月後に迫った桃沢の生徒さんとしては初めての展覧会の制作も大詰め。
皆さん真剣です。

絵を描く考え方はいろいろあるけれど、写真のように描くのは僕は嫌きではない。
スケッチ(写生)は描く対象を真剣に見つめて、一つ一つの線を真剣に描く。
花弁の薄さ、茎の水を吸い上げる音まで感じて精神を集中して線を引く。
そして本画はそこに自分自身の考えや想いを込めて制作する。
一般の人は写真のようにかけている絵が上手いと思う傾向が多い。
残念なことだが、それも日本人の受けてきた教育の間違いだろう。

『先生、絵も哲学ですな』 と、生徒の林さんがポツリと言った。

そうですね、常に学び考えその人の空気が出る。
『絵は精神だ』とか『絵は人間だ』とか言うけど全くその通りだと思う。
同じものを描いても全く違ったものができる。
それが写真とは違う絵の素晴らしさなんだ。写す作業をしてるんじゃぁない。
もちろん写真は写真としての芸術文化があるので否定はしませんよ。

ただ、絵描きにとって最悪のほめ言葉は 『写真みたいですね』 だと思う。
これを言われて嬉しがるのはカルチャーのおばさんだけにして欲しい。
これをほめ言葉と思って画家に言ってる人は止めて欲しいのが僕の意見です。

とにかく絵というものは人が良く分かります。
僕なんかも若輩絵描きですが、もう数百人の生徒さんにお教えしてきたので
線一本書くだけでその人の感じが解るんだ。
部屋の中の様子、台所の片づけ方、人間性まで・・・・・(笑)。
結構当たってますよ。

終わって帰りは熱海でランチ。
駅から下って5分、咲見町の中華菜室の壹番。
熱海の中華の中ではとても美味しいと思います。
今日も一時過ぎに着きましたが満員。僕の席一つだけ開いていた。
ランチセットは美味しいが13時半までだったので、今日は人気の餃子と壹番麺を注文。
2.23%282%29.bmp
餃子はとんねるずの石橋さんがテレビで紹介してから大人気とか。
確かに美味しいですよ。
2.23%283%29.bmp
この壹番麺はよくある五目あんかけソバですが、僕はこの濃い味が好きです。
席はかなり狭いので、大柄の人はゆっくりはできませんし、
接客も正直かなりあっさりしてるのですが(笑) 味が美味しいのでお勧めです。
特にお勧めはカニ玉です。甘酢あんが間違いなく旨いです。


さて、今日から日曜日までは朝まで徹夜で制作です。
2.23%284%29.bmp

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://buden.jp/mt/mt-tb.cgi/421

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)