長泉の児童画教室。
前回のスケッチをもとに今日は彩色、バックに貼り絵をして仕上げる。
朝から元気な子供たち。パワーが漲ってる。
絵の好きな子って描くことが楽しくて仕方ないんですよね。
僕もそうでした。学校の黒板、家の前の道路にチョークでドラえもん。
はじまる前からホワイトボードでいたずら書き。
楽しく描くことは素晴らしい。
漫画でも、アニメの絵でも、電車でも描きたければなんでも形にしたらいいのです。
親はそれを止めたらいけない。
昨年の教室は父兄の見学は自由としたのですが、
そうすると親が後ろから手や口を出してしまうんだ。
『ママーやって!』と子供も赤ちゃんになってしまう。
家の中が丸出しになってしまい、習い事の空気が無くなってしまうの。
だから今回からは父兄の見学はご遠慮いただいた(もちろん僕の個人教室もそうです)。
子供はとにかく自然だ。
その自然の感覚は知性とともに失う。
それはまたそれで良い。上手く描こう、こうしたら良くなると知恵がつき絵も上達する。
どこで教わったでもないけど、人間の生きる力なのかもしれない。
絵描きの僕が言うのもなんですが、絵の上手い人に頭の悪い人はいない。
習い事や芸事は6歳の6月6日までにはじめたら良いと言い伝えがある。
現代の子供は塾には行っても芸事を習うのは経済的に厳しいらしい。
でもね、塾より学ぶべきものは多いと思いますよ、芸事は。
まあ、だから僕はこの活動をやってるんだけどね。
だけどこの一生懸命な姿を見てください。
夢中ですよ、真剣そのもの。素晴らしいじゃあないですか!
勉強なんて中学入れば差が出る。科挙や国家公務員一種受かるほどにはならないよ。
医者や弁護士になるならともかく、
その辺の企業に勤めるのに夢中で勉強するほどのこともない。
まして有名大学出て小さな家業継ぐなら意味無いって思うよ、失礼だけど(笑)。
東京大学以外はどこの大学もそんなに差は無いでしょ。
もちろん、東大法学部がこの日本をダメにしたとも言えるので、
勉強ができれば良いってもんじゃアないし。
自分の家系を見れば我が子がどの程度かは知れてるよ(笑)。
トンビが鷹を産むなんてことはめったにない。
我が家系も早稲田慶応は結構いるけど、東大生はたった一人。
それもだから何なんだって感じ。
我が家の東大生もごく普通のサラリーマンだしね。
もちろん、何事も一生懸命は大切。
だけど、僕は勉強よりもサッカーや野球、習字にピアノや絵画。
そういったものを小学校時代に真剣に習ったほうが人生の糧になると思うんだ。
カエルの子はカエルで良いさ。もっと良いカエルになればいいの!
僕だってもちろんただのカエル。だけどちょっと違うカエルを目指してますよ(笑)。
良家の名門坊ちゃんもエビゾーになったら元も子もない。
完成してみんなで記念撮影。素晴らしい作品ができました。
画家になるわけではないけど、この子たちの将来の希望を感じたよ。
みんな素敵な大人になってね!!!