About 2008年11月

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2008年11月 アーカイブ

2008年11月01日

物価高騰はこんなとこにも!!

仕事を終えて夜の11時近く、親友のカズミから電話。
『たけちゃん、ちょっと話あるからお茶しない?』・・・と。

車で港近くの某ファミレスへ。
カズミからは楽しい話が聞けました。しかし、いつもいろいろなアイデアを考えて面白い。

で!注文したキャラメルハニーパンケーキがテーブルに。

『え!こんな小さかったっけ!!』と僕。

粉は高くなったからだよ!とカズミ。

僕なんかは50円高くても、そのままの大きさの方がよかったなぁ。
絵具も紙も高くなる、でも絵の値段はそうは高くはできないのが現状なのにね。

2008年11月02日

人間って悲しい・・・?

確かに毎日充してる気がする。
絵を描く生活、家業、素晴らしい友人たち、そして頼もしいパートナー・・・。

でもね、でも・・・どうしても悲しくなってしまうんだ。

この世界に生まれたしあわせと宇宙の摂理の束縛・・。
そんな中で、毎日葛藤し続ける。
人間は難しい、一人で生まれてきたがひとりでは生きていけない。
組織を作り、生きていかなければならない。
人間という括りであってもそこから男、女となる。
それがくっつき結婚しないと家族という組織はできない。
種族繁栄のための節理とは言え、これが当たり前になったその真理を知りたいね。

生まれ、育てられ、考え、行動し、育て、介護され死んでいく。
人間って本当に難しいですね。
そして、素晴らしけど悲しいね。

いつかは死んでいく。
狩りをし、獲物を獲ないと食べれない時代を数万年前に終え、
農耕と牧畜で食べ物を常に得れる時代をむかえた。
それによって人間は生きながらえる力を得た。
医学の進歩で人は100歳を超えるまで生きれるようになった。

平安時代はふくよかな女性が好まれ、現代は痩せたスタイルのよい女性が美しいとされる。
たった数百年で見方や教育は変わる。
人間って何なの?

とにかく考えると悲しいんだ。
午後のひと時、友とカフェにいながら涙が出た・・・・。

2008年11月03日

文化の日だから

朝からソワソワしてしまう。
だってさ、今日は文化の日だもん。

まあ、僕ら絵描きとかにとってはなんか大切な日のような気がしてならない。
日展に出品していれば、必ず上野にいる日(昨年からは六本木)。
出品してない高校時代から、先生の作品を拝見に日展に行ってたのはこの日。

いてもたってもいられずに、新幹線に飛び乗る。
今回は日展には出品できなかったが、とにかく先輩や友人の作品を拝見したかった。
真っ先に乃木坂の国立新美術館へ。
しかし、一昨年の上野のような活気は全くなかった・・・。
東京都美術館の日展は文化の日といったら人でごった返していたのに。

入場券を買う。
そういえば、日展の入場券を自分のために買うのは初めてかもしれない。
日本画一室から拝見いたしました。
感想はここには書きません。大切なことだし、自身が出品もできなかったので。
ただ、人が少ないのは事実感じました。
場所なのか、景気が悪いのか、はたまた・・・・・。

高校時代の友人と表参道で待ち合わせ。
朝から何も食べてなかったし、話でもしようと近くのカフェに。

しばし、秋の空気のする表参道を歩きました。
その後は銀座で出て、紅虎で餃子を食べる。

文化文化と思いながらも、最後は食におぼれた文化の日だった。


2008年11月05日

墓に刻まれた文字

午前中の雑務を終えて、今日もスタッフの運転で三島に向かう。
まずは一件、絵の納品。新しい出会いに感謝します。

それからいつもお世話になってる平山さんのお宅に。
先日僕が文字を書かせていただいたお墓が完成したとのこと。
坂本先生らしい字でぴったりだったよーと喜んでいただいた。

『我が 人生に 悔い無し』

実際のお墓は次回お参りにということで、写真で拝見いたしました。
お墓に文字を書かせていただいたのは正直初めて。
感慨深いものがありました。

最近はロゴ文字の依頼がかなり多い。
現在も6件を制作中。
書家ではないけれど、僕の独特の文字が面白いとご依頼いただいてる。

平山さん宅を出て、今日は沼津の松山先生宅にごあいさつ。
先の個展でもいろいろなご助言をいただき救われた。
先生にお目にかかるとなんだか心が安らぐ。
スタッフのタカは先生の言葉や教えを一生懸命メモに書いていました。
いつもとは違う勉強だけど、こういった時間も貴重で大切な仕事なんだ。

帰り道、僕の墓にはなんて刻もうかと考えていた。

2008年11月06日

旨いものも研究から

友人の健君が働いてる沼津の九十厨という店に立ち寄る機会があった。
沼津でもかなり人気のお店らしい。
確かに接客、料理、空気何をとっても素晴らしかった。
この土地にうまくなじみながらも、時代をリードしてる感があった。
焼き物が名物ということで、無難な串焼き5点盛りを注文する。

これが620円!というくらいの美味しさ!!!
ほかのメニューもかなりの美味しさ。
素材、焼き加減、塩どれも素晴らしいバランス。
厨房は見えないが、それぞれの担当に分かれての仕事だろう。感動した。

かねてより、研究してきた作品も今日が初お目見えとの連絡が入った。
友人の店、蕎麦の利久庵。
入ると店主のカネちゃんが『完成しましたよ!さかもっさんが一番最初のお客さんです!』と笑顔。
何が完成したのかって?この 肉汁うどんです。

熱々の豚肉の入ったつゆに、冷たいしこしこのうどんをつけて食す。
店主はこのためにあちこちの有名店を食べ歩き、研究に研究を重ねやっと完成させたのだ。
確かに旨い!平日限定のこのメニューは是非味わっていただきたい。

どんなものも研究をして素晴らしい発表の機会を得る。
さて、僕も帰って絵の研究をしよっっと!

2008年11月07日

Fさんの人柄

今日の熱海青年会議所の例会に市議の藤曲敬宏さんが講師として登場。
藤曲さんはJCの先輩でもある。

思い起こせば、藤曲さんとは絵画教室がご縁だった。
今から約8年くらい前になるのだろうか。
エリートサラリーマンのような若い紳氏が教室を見学に来られた。
電話の応対、服装などすべてにおいて熱海には珍しいような空気がした。
かといってインテリを鼻にかけるようなことは一切なく、とにかく素敵な人だなあと思っていた。
その後すぐに娘さんが2年ほど教室に通ってくれたのだった。
娘さんの送り迎かいもほとんどが藤曲さん自身だったので、何となく話す機会があった。
とにかく真面目で嘘を言わない素敵な人だよ。

昔のプランタンにも私の絵は2作品納めさせていただく御縁もあった。
御自宅のマンションに遊びに伺ったこともある。
僕が熱海JCに入会したのも、藤曲さんからの勧めや話があったからと言っても違いないし。

この夏も二人で絵を見に横浜にも出かることがあったなぁ。
まだ暑い8月30日の大雨の日。

会場では貴重な北朝鮮の作家の絵も見ることができ、
ちょうど、NOKKOさんのコンサートの背景画のコンセプトに悩んでいた時で
とても参考になった。

最近は議員としての仕事も多くて忙しそうだけど、
いつまでも変わらない人柄が皆に好かれるんでしょうね。

2008年11月09日

大人の隠れ家

僕が高校時代から通ってるお店。
大人の隠れ家?って何かと言いますと珈琲店です。
ショップカードにそう書いてあったの。

大人の隠れ家 珈琲舎 フレイバァ って。
とにかくここの珈琲は本物です。
実に旨い。喫茶店の息子が言うんだから間違いない。

3年ほど前までは、僕の沼津の絵画教室と同じ敷地内にあった。
本物の蔵で営業していた。
現在は少し離れたビルの地下に移ったが、以前の趣はそのまま。
髭のスマートなご主人と、ボーイッシュな奥様とお二人で経営されていた。
とにかく珈琲を淹れるのも無駄がなく、芸術の域に達した感じなんだ。
御主人は残念ながら他界されたが、今は奥様と娘さんとが変わらぬ旨いそれを淹れる。

今日は昼食にピザトーストを注文。
本当はミートパイを食べたかったんだけど、仕込みが間に合わなかったとのことでした。

ケーキもパイも自家製で本当に旨いんだ。
大切な友人だけは連れて行きたいお店です。


2008年11月21日

もとむら

19時に僕の自宅に集合して、下田の車で梅園にある料理屋へ。
今日はJC第二回の次年度の委員会。
僕が委員長をすることになった委員会メンバーの顔合わせです。

一回目もあったのですが、時間もなくゆっくり話しもできなかったので
今回の席を設けることにしたんだ。
会場は熱海の名店 もとむら。
旧起雲閣の板長だった御主人がご自宅で和食を提供してくれる店。
僕の大好きなお店の一つです。