師は大き過ぎる存在


先生のご自宅へお伺いするのも今日が最後かも知れない。
そう思うと、いろいろなことを思い出しました。
僕は高山先生の弟子といっても一番若い存在。
先輩方は65歳くらいの日展の評議員や会員の先生がほとんど。
僕なんかは本当に奇跡的に弟子にしていただけたような気がします。
熱海での師、藤島先生の存在があって、亡くなった高木先生の後押しがあってなど。
本当に有難いです。
とある大先輩の日本画家にも『坂本君は高山先生と話できるなんて幸せだなあ』って言われました。
確かに、我々日本画家にとっても芸術を勉強してる人間にとっては
高山辰雄という存在は偉大です。
先生がいらっしゃるときはいつでもお伺いできるからと思っていました。
お亡くなりになって、もっともっと教えをいただきたかったと本当に残念です。
今日は先生の一周忌法要。
先生の画室での法要でした。

僕もほんの数か月でしたが先生のご自宅で書生をさせていただきました。
それも週に2,3日ほどでしたが大変勉強になりました。
朝起きてから、夜中先生が筆を置かれるまで先生のおそばにいられたのは宝です。
思い出や書きたいことは多くあるのですが、僕が書くのは先輩にも先生にも失礼になるので
心のなかの大切な思い出にします。
とにかく師は本当に大きいです。
その師がいなくなり、まだ32歳の僕はこれからどう勉強していくのか毎日考えています。

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