私は普段は会社勤めもアルバイトもしていないのでひとりで時間を過ごすことが多い。
もちろん絵を描くのもたった一人、孤独な作業だ。
制作の時間は夜の10時から朝方5時までが集中できるのだが、ふと我にかえると
『私はいったい何をしてるんだろうか?このままで10年後絵描きとして生活ができるのであろうか?』
など不安と孤独感に押し潰されそうになる。
昼間は考えないことでも夜の静かな時間は不安との闘いでもある。
人は私のことを、毎日好きなことが仕事で、自由の時間があって生活できるのは羨ましいと言う。
私にしたらとりあえず安定した給料で、多くの仲間と仕事をして休みを休みと実感できる生活は羨ましいと思う。
内容さえ違え、結局求めるところは無いものねだりなんだね。
私には今、信頼をしてる仕事のパートナーがいる。
しかし彼とは仕事の内容は全く違う。
彼は週に一度の休みしかない。だから彼はその一日を宝物のように大切にする。
私は休みの充実感というものを感じたことがない。
毎日が充実はしてるし、自身で組み立てた予定で動いている。
また夜がやってきた。
あの不安と闘う日々はまだまだ続きます。

『海より』  6号  個展より

『山月』  6号  個展より

『洋梨と苺と』  4号 個展より

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