大吾の酒は日本一

天気が良い今日は友人下田と静岡市に向かった。
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静岡市は最近、鷹匠という場所にかわいいカフェや雑貨屋、花屋などが次々に
オープンしているらしい。
そんな話を聞きつけて、ちょっと見に行ってみようかと。
しかし、富士山はどこから見ても良いですね。
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これは富士川のパーキングエリアからの富士。
行く前からこれだけで満足してしまいましたよ。
大きいスケッチブック持ってくればよかったぁ。
下田が話に夢中で静岡を通り越して焼津まで行ってしまった。
それもまた車での旅の面白さ。
途中、急に思い立って親友の大吾の家に寄ろうということになった。
大吾の実家は大きな酒屋。
酒販売も手広くやっていますが、この10年は日本酒作り、造り酒屋をやっている。
もともとお爺さんがハギニシキという静岡の老舗造り酒屋。
その想いと、大吾の父上と弟さんが廃業した酒屋を買い取って始めている。
曽我鶴・萩の蔵酒造、昨年から忠正・駿河酒造場の酒造権を買い取って立ち上げたらしい。
全くアポもなく行った僕たちを大吾は高校時代と同じの満面の笑顔で迎えてくれた。
『スーパーを改造して作ったから風情も何にもないよ』と言いながらも、嬉しそうに
酒蔵などを丁寧に案内してくれた。
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そこは香しいフルーティーな香りで酔いそうだった。
今しぼりたてってのをいただいた。最近の爽やかなワイン風とは違い、
しっかりとした男らしい辛口の酒だ。
ここから『天虹(てんこう)』、『萩の蔵』、『忠正』が生まれている。
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その後も麹室などを見せてもらった。
『忙しくて休む暇がないよ、展覧会もいけなくてごめん』
そんなことはどうでも良い、お互いが楽しい人生を歩んでいたら友としては嬉しいんだ。
本当に忙しそうだったけどキラキラと輝いていて嬉しかった。
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目じりにしわは増えたようだけど、高校時代より輝く笑顔に勇気づけられた。
酒造で勇気づけられて、鷹匠地区へ。
確かにおしゃれで、独自に地図もかわいく制作。
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良いお店が点在し、熱海の今後に役立ちそうだと感じた。
とにかく大吾の酒を日本一になるように僕も応援したいな。

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