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2011年03月12日 23:15に投稿されたエントリーのページです。

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恐怖の一日 - 2011年03月12日

いつものように金曜日の教室。昨日は展覧会を控え満員の状態でした。
Kさんの額を選んでいるときでした・・・。

『あれ、なんか揺れていない?』
正直、僕は最初の地震はあまり気がつかなかった。
我が家はかなり古い鉄筋の家ですが、3階までは鉄筋、その上は地震対策で軽量化として
鉄骨なんです。基礎もかなりしっかりやってたとかで、そうは揺れない。

だけど、二回目の地震はかなり揺れました。
物は多少動いたけど、たいした被害は無く。
ただ、生徒さんがいたので玄関を開けたり、帰りの交通の情報を入れたり・・・。
そうこうしてると知人が駅から避難してきたり。
町内会長とかとも相談し、あまりにひいていった波を見ると恐怖・・・。

バタバタでした。
その後も津波の避難サイレンが鳴り、母とどこに逃げようかと考えたり。
とりあえず、3階にいようということになって。

生徒さんの根岸さんが山の自分の家に避難してきたらと電話。
生徒さんの渡辺さんからも先生すぐに避難してくださいと電話。
下田、フミコ、洋子、のりちゃん、将人さんなど多くの皆さんから心配の電話が。
正直、こういった時ってやはり慌てますね。
だから電話は有難い。でも、なかなかというか繋がらないのが本当でした。

母も犬も鳥と上の階に避難して一夜を過ごす。
テレビではあまりに信じられない情報が入る。
僕に何ができるか、自分と家族の命を守り、多くも人と命を助けあう。

命があって今がある。楽しい人生もお金も命あってこそ。
そんなとき、絵なんか何の役に立つんだろうと考えた。
健康に気をつけてウォーキングをはじめてたった一日。

明日が迎えられるのは素晴らしいですが
被害にあわれた皆さまはどんな気持ちでいるのだろう。
早く救ってほしいです。

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