16時。熱海市長との懇談だ。
今日はどうしても話したいことがあって、文化交流課長にも同席をお願いした。
熱海市は文化振興に行政の力が弱い。
今回の市長の政策にも文化面の本当に薄い感じが僕には我慢できなかった。
市議の新しい公約を見ても文化の文字が入ってる議員はいない。
全く情けない街だとガッカリする。
観光、温泉、誘客、駅の新築計画・・・・・そんなのは当然。
国際文化観光都市ですよ、ここは。
もちろん、文化とは芸術だけを指すもんじゃあないとは理解している。
しかし、この3月いっぱいで数百人入るホールは耐震のために閉鎖。計画は無し。
生涯学習の基盤であった文化会館は耐震補強で閉鎖、補強後は議会となる。
じゃあ、熱海の文化、生涯学習、市民の発表の場はどこにあるの!!???
お金が無いのは解ってる、だけどそれでいいの!!??
イベントができる1000人入る文化ホールがあれば熱海の活性は目に見えてるのに。
頭の堅い職員や何も解ってない議員だけで話すからこういうことになる。
だから文化人をシンクタンク代わりに使えばいいのさ。
とにかく他にも言いたいことは山ほどあった。
『ブデンさん、かなり溜ってますね・・・』と斎藤市長。
『市長、あなたね、そりゃそーでしょ!!』と僕。
一期目の彼にそんな話を聞いてもらえる余裕はなかった。だけど今度は二期目。
市民の多くの賛同があって市長に当選した。
斎藤市長は優秀な人材だ。だけど、文化面はたぶん知らないことが多い。
だから僕はいつも会うとびしっと話す。知って欲しいから。
今日も彼はうんうんとしっかりと聞いていてくれた。
『課長、できることからやってください』と市長。
『ダメダメ!それじゃあやらないから。課長、必ずやってください!
それに市長、あなたがやるの!』と僕(笑)。
街づくりは飲み屋で愚痴を言っているだけではだめだ。
行政にも議員や首長にも直接話さなくてはいけない。町内会単位でもなかなか伝わらないから。
僕の生まれた大好きな熱海、とにかく良くなって欲しい。
だからこれまでも、これからも僕の意見は僕の口でしっかりと言っていく。
生意気と言われようと、僕はそれは続けていく。もちろん、画家として。
ただし、言うだけではないですよ。僕は20歳のころから街のため、教育のためにもボランティア活動にしても市の委員にしても自分なりにしてきましたから。
会社や老舗の看板や、何とか団体とかの虎の威を借りずに一人でね。これは自信があります。
言いたいことは言う、だけど街のためにも働く、しっかり自分の意思で選挙を応援し、
必ず投票する、そして税金は納める(笑)。
とにかくこの性格は変わらないよ。
確かに溜ってる顔してる・・・・(恥)
でも、今の斎藤市長は自信に満ち溢れている。彼なら絶対出来ると感じたよ。