About 2008年07月

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2008年07月 アーカイブ

2008年07月01日

Oさんの手

今日は来客の多い日でした。
午前中に2件、午後にも3件ありました。

来客の多いのは嬉しいですね。
たくさんの方と話をしたり、お茶を飲んだりする時間は最高です。
僕の5年前の夢は、自宅に毎日いろんな人とゆっくりとお茶を飲みながら話をしたりする
場所やアトリエがあったらいいなぁって思っていました。
小さいながらもそんな夢はかないましたね。
心に強く持っていると叶うもんなんでしょうね。

夕方、やはり5年前に絵画教室に通ってくださっていたOさんが立ち寄ってくださいました。
今は仙台に奥様とお子さんと住んでいらっしゃいます。
OさんはMOAの方。教室に通っていただいている間は一緒に美術館にも行きました。
母校熱海中学のすぐ上にあり、美術館は『紅白梅図屏風』を所有することでも世界的に有名ですね。
MOAや世界救世教は熱海にありますが、近いようで遠い存在でした。
そんな僕の素朴な疑問について、いつも解り易く説明してくれたOさん。
岡田茂吉先生の本も紹介いただき多くを拝読いたしました。
僕はMOAの信者ではありませんが、岡田著の本は勉強になりましたね。

本当に今の私たち年代には珍しく、良い意味で素朴でかつ爽やかな好青年でした。
勤勉家でもありました。
絵も好きとか嫌いとかではなく、勉強したいという気持ちから通われてた。

『さかもとさん、ご浄霊させていただきましょうか?』
教室が終わるといつもOさんはそういって約30分、私に手をかざしました。
いかにも宗教的と思いですか?
もちろん、私は信者でもありませんし、臨済宗の大本山南禅寺から戒名もいただいている身。
そういった観念は捨てて、気のキャッチボールだと思ってお願いしていました。
確かにOさんの大きな手からは『元気や勇気』が出てるような気がしたし。
爽やかな気持ちになっっていたのは事実。

何でもすぐ批判から始まるのが日本人。
でも、政治家も花も木も、そういった空気感も体験しなければわからんでしょ?
良いもは良いのですよ。

今日もいろいろな人から『気』をいただきました。感謝します。

アトリエにてOさん、肝心の大きな手がうつってなかったね


2008年07月03日

あたみ100円市場


今日は第二回熱海100円市場実行委員会。
以前も書きましたが、このイベントは今年の我が熱海青年会議所のメイン事業。
下田が委員長をつとめ僕も所属する まちづくり委員会が事務局を担当。
どんなことをするかと言いますと、商店街の活性化が一番の目的です。

開催日は9月13日(土)。
熱海ではその日は糸川沿いでパフォーマンスフェスティバルも開催。
その日に重ねて3商店街でイベントを開催する。
参加協力店舗は店先に100円の商品やサービスを提供し、
商店街のおもてなしの心が誘客につながればいいなって感じだよ。

イベントは40人足らずのメンバーでこんな事ができんのかってぐらいの内容・・・(-_-;)
田中理事長の2年越しの思いが重く詰まり過ぎた(笑)凄い内容です!
最初は強引だな~て思いましたが、本当に街への思いが強い理事長。
有言実行で自身が懸命に動いているから、委員会メンバーも心動かされたね。
これだけのことをやるのには、これだけ強引な理事長でなくてはできないかも。
最近は近く話しもするようになり、人柄も素敵で見直しました。
すいません、先輩に対して。でも正直な感想です。

下田委員長も忙しすぎて鬱になるのでは?って心配されながら何とか頑張っていますね。
まったくよくやってる、JCメンバーっていろいろ噂はありますが本当に皆素晴らしいと思う。
この3商店街からの実行委員会メンバーもほとんどがJCのOB。

ご協力感謝します。

詳細についてはまたお知らせいたします。
素晴らしいゲストもお招きし、その日は熱い日になる予定と下田が申しております。


2008年07月06日

研究会とロマンスカー

11時の東海道線アクティーで小田原へ。
36分のロマンスカーで町田まで。急行に乗り換えて成城学園前までの道のり。
恩師高山先生のお宅へ初めて伺ったのは1997年でした。
藤島先生にご紹介していただき、高山先生にお目通りが叶ったのでした。
それから10年間、先生にお教えをいただき研究会へも参加させていただけるようになりました。

今でも研究会の日は緊張しますが、初めの頃は本当に食事も喉を通らないくらい
緊張と不安がいっぱいでした。
幼い頃、ロマンスカー車内で温かいアップルティーを注文するのが楽しみだった思い出が。
先生のもとへ通うようになってからは、ロマンスカーは緊張してのみ乗っていました。
車内でも先生に見ていただく絵をパステルで直したり、もう一度反省してみたり
成城のご自宅まで緊張の連続でしたね。

昨年9月に先生がお亡くなりになられ、心にぽっかり穴が開きました。
ご高齢ではありましたが、いつもお元気だった先生にうかがえばご教授願えると信じてました。
お目にかかるだけで絵を描く元気をいただきました。
畏れながら絵の悩みをご相談させていただきました時も
『坂本君、あんたが絵を描きたいんでしょ?自分らしく描けばいいんだよ』
といつも励まして下さいました。
この道のりは本当に思い出がいっぱいです。
次回の研究会が先生のお宅で開催される最後の研究会となりました。


今日の研究会の課題を反省しながら、帰りのロマンスカーに乗る。
車内でスタッフのカズヤ君に連絡。
最近、カズヤ君が元気がなかったので食事でもしないかと誘う。
僕の熱海に帰る時間を伝え、祭りの太鼓の練習が忙しい中ではありますが出かけるよ。
町内の皆様ごめんなさい。
今日は三島方面に向かおうってことで隣町の函南の まつおか へ。
ここはDも大好きなお店。二人でも何度か行きました。
着くと店内は満席状態。美味しいので地元では人気なんでしょうね。
カズヤ君はかわいそうですが運転手なのでウーロン茶。
僕はビールを!

刺し盛りにビールは最高だね。




他にも食べたいもんはみんな注文しました。
自家製さつま揚げは旨かったね。
どれも職人の味!美味しくいただき完食。
でもDと来たときに食べたメニューの方が感動があったけどなぁ・・・。

人間っていろいろな人がいるし、いろんな人生がある。
それでいいんだよ。
人は知らない人ほど勝手な噂をする。くだらんね。
僕もカズヤ君もDだっていろいろあってそれで良いさ。
頑張っていきましょーうってなことで満腹の胃袋が心に言い聞かせてくれた夜でした。

2008年07月11日

忙しすぎる日々

8日から日本橋三越にて第50回 慈彩会展が始まった。
僕も2年前から会員として出品している。
本来は初日に常陸宮妃殿下がご来場くださるので、その日に行くのが慣習だが
今年は予定が重なり行けない。
今月に入り、いつもの生活ペースが守れない。
バタバタしていても、のんびりしたり空を眺めたりの時間はいつもあった。
それが僕の空気感だ。
でも、祭りの会計業務、準備、JC、画業、会社のことなど全く違うことが
いっぺんに押し寄せて楽しくてたまらないけど、時間がない。
まあ、明日死んでも悔いない人生って僕のテーマには良いのかも。

そんなこんなで、今月の第一小学校の授業は9月以降にしてほしいと
K先生に電話する。
『坂本先生!子供たちが楽しみにして今からワクワクしてるんで今月なんとか!』
ってお返事が・・・・・。
じゃあ、二時間づつ2日に分けて伺うということに。
朝からの授業は、夜中に制作する僕のリズムを乱す。
5時まで描いてるので、7時に起床は何とも辛いんだぁ(^_^;)

でも熱海を背負って立つ子供たちのために頑張りましょう!
ってことで朝にK先生の赤い車がお迎え。
ちょうどそのころ先日壊れた『茶房 月の渚』の看板が渡辺看板さんによってつけられていた。
JCのメンバーで電機は萩野直前理事長、壁の塗装は蛭田さんにお世話になる。
感謝します。

今日は色を使って自分の靴を描いてもらいました。
靴は点描で、床は線描で塗る。みんな上手く描けたね!

第一小の子供は挨拶はちょっと苦手のようですが、授業は頑張ってる。
真剣に2時間みっちり楽しく描き終えました。
次回は11月にでもやりましょうね!


2008年07月12日

第50回記念 慈彩会展

12日の今日は慈彩会展のパーティーが開催された。
今回が50回目、50年目の開催ということで歴史の長い展覧会です。
過去には伊東深水、熊谷守一をはじめ、歴代首相も出品していたようだ。
会場は日本橋三越。
12時半の式典に間に合うように新幹線に乗る。

東京駅はサウナのような暑さ・・・。
ホントは半そで短パンで参加したいくらいだが、そうもいくまい。
会場まではタクシーに乗った。
三越ぐらいなら歩いても15分だけどこの暑さでは限界。

とりあえず展覧会場に。
多くの人が作品をご覧になっていました。
さすがに常陸宮華子妃殿下の作品の前は人がたくさんでございました。

そう、僕の出品作は『渚の月』です。

初日にどなたかがお求め下さったようでした。
感謝します。
熱海湾に浮かぶ月をイメージしました。大好きな作品。
これも知らないお宅にお嫁に行くと思うと少しさみしいですね。
この展覧会は社会福祉を目的にしているので、作品の販売した代金は全額寄付です。

そもそもなぜ私がこの会の会員になったのか?
数年前に熱海の起雲閣の和室で屏風の展覧会を開催しました。
その時に、品の良い老夫婦が作品を熱心にご覧下さっていました。
そこにたまたま置いてあった僕の絵本『かさの手紙』が厚生省から奨励賞をいただいた話をしたところ、その方も元厚生省の関係者であるというお話で話がはずみました。
そして是非とも自分が会長をしている展覧会に出品して欲しいとお話をいただき
会員として推挙していただき現在に至ります。

久しぶりに大和田会長にもお目にかかり記念式典が始まりました。

会場はいつもの倍の参加者であふれていました。
今回は常陸宮華子妃殿下もご臨席下さっていたせいでしょうか。

僕はあまりの人の多さにちょっと席をはずし、下の階のカフェに。

朝食も食べなかったのでアイスオーレとチーズトーストを食す。
写真撮り忘れたけど、美味しいチーズだったね。
あんな狭い場所でも土地が高いんだろうなぁ・・・なんてくだらないことを考えながら、
しばしゆっくりと日本橋の行きかう車を眺めて涼む。
会場に戻りパーティーへ参加。

今回も僕は有難いことに華子妃殿下とお話をすることができました。
僕もいろんな人に出会ってこんな楽しい生活ができてる。
うーん、感謝ですね。

大丸でDの好物のシューマイとスタッフにチーズケーキを買って熱海に帰りました。
どこに出かけても熱海が一番良いとこに感じるよ。
夜は絵画教室、北海道から友人も泊まりに来る・・。忙しい!!!!

2008年07月13日

枝豆とカジキマグロ

札幌に住む高校時代の友人Tが昨日、富士宮への出張の帰りに我が家へ宿泊した。
彼のお父さんの経営する会社の社員として頑張っているみたい。
僕とは正反対の性格のT。
人間って正反対の性格の方が上手く付き合えるのかね。
僕は絵描きの友人やその関係とはどうもしっくりいかない気がする。
また、僕みたいな性格の人間とは合わない(笑)。
難しいものですね。
Tとは居酒屋でお酒を酌み交わしながら、高校時代の思い出を語り楽しい時間だった。

今日は沼津教室。
午後は日本画教室でした。
モティーフは枝豆。教材として白扇子を用意して、それに描いてもらいました。

下山さんの作品。
爽やかな感じに仕上がりましたね。
最近は枝豆も冷凍のものを食する機会が増えました。
でも、小さいころに祖母が茹でてくれた塩の利いた茹でたて自然の枝豆が大好きでした。

暑いので教室が終わると早々に熱海に帰りました。
自宅に着くとすぐに携帯が鳴る。
『あんたさぁ、今すぐ港に来れない?』と下田の声。
何でもカジキマグロがとれたのでどうとかこうとか言ってる。
話がよく解らないままに港に急ぐ。


港ではJCメンバーの秋山さんがカジキと格闘中でした。
しかしこれだけ大きいと魚って感じはしないよね。
小さい魚も触れない私にとっては宇宙人を解剖してるように見えました。
下田も山田坊ちゃまも僕も怖がって近くへは行かない。
S鮮魚さんが来てものの10分で解体しトラックへ。明日の市場にとのことでした。
これも冷凍でなく、生のカジキマグロ。きっと美味しいでしょうね。

多くの見物客がいる中で、これを食せたのは小さな野良猫だけでした。

2008年07月15日

こがし祭りの熱い日!

昨晩も夜中まで祭りの準備。
この数日、夜は祭りの準備と会合で連日深夜帰り。

祭り当日の今日は、朝8時に町内事務所に集合。
今日は熱海が一年で一番熱くなる夏祭りでございます。
僕も、神輿・東青會の副会長として、東町の祭りの役員などいろいろやることがあるよ・・・。
数年前は一度、メインイベント山車コンクールの審査員を任された。
そうね、ここ最近は祭りは『楽しむ』よりやることが多くて『働く』って感じかな。
小さい頃は本当に楽しいだけだった祭り。
楽しみで嬉しくてさ、一週間前からわくわくしてた。
その場に行けば神輿はあって、山車は完成していてさ。
今じゃあ、神輿の順路、組み立て、直会の支度、兄弟会の駐車場の手配まで
ビックリするくらいやることが多い。

我が『東青會』は熱海で一番歴史の古い町内神輿会。
うちの会から総一会などが分かれていったそうだ。
しかし、時代の流れで一度、神輿が出せなくなった。
数年間、神輿は倉庫にしまわれた。
それを僕と幼なじみの淡島寿司のちゃー坊と二人で復活させようって盛り上がった。
何にも解らない、過去の資料が一枚も無い中で二人で先輩のところに走り回ったよ。
一年がかりで組織作りから、全て一からはじめました。
とにかく二人で80人近い会員やら助っ人さんのことをよくやってきたと思うよ。
再興してまだ4年だけど、若い会員も増えたね。有難い。
今では、僕らのほかにも数名の役員が頑張ってくれてる。

神輿が我が家の前を通る。
この瞬間がなんだか嬉しい!

いろんな仲間が一つの目的で動くのは良いもんです。
しかし、祭りになると若者がこんなにこの街にもいるのかと思うほどいるよ。
祭りもだけどさ、平生ももっとまちづくりや政治にも関心を持って欲しいね。


ほんとは写真いっぱい撮りたかったけどね、忙しくて。
まあ、二日間熱い日でございました。


2008年07月17日

祭りのあと

祭りの二日間、本当に暑かったぁ。
なんだかんだで5キロ痩せたようです。

今日は反省会と称した食事会。
町内の役員、長老などが集まっての親睦会。
祭りはこれで〆ですね。
会場は渚町の料理旅館の渚館の大広間で。





そうですね、ボリュームも満点で美味しくいただきました。
小さいながらもアワビの踊り焼きはレモンバターでなかなか。
ステーキも良かったし。
祭りを頑張った仲間たちとの食事ってのがまた最高なんですよ。
淡島寿司のちゃー坊、みかんの木の藤間君、今井石材の淳さん、古屋旅館の宗ちゃん。
みんなそのうちにJCに入っていただく良き人材ですな(笑)。
まあ、冗談はさておき楽しいお祭りもこれで終わりです。
二次会も渚館の地下で。
そう言ってる時に友人から電話。
今日は祭り後で早めに終わったので二人で話をしようと・・・・。
とあるイタリアンで3時間話し合いました。
何事もあとの話し合いが大切なんですね。
でも、ちょっと疲れ気味です。

2008年07月19日

突然の別れに・・・

祭りの最中に三島のHさんのご主人が他界された。
先日、Hさんと榛葉さんの食事会でお会いした時ももちろん、細野の報告会の時も
御主人の話が出て、もちろんお元気だった。

10日ほど前に倒れられたと伺った翌日も、ほとんど良くなって普通病棟に移り、
筆談で冗談も言っておられたと聞いていたので、本当にショックでした。
昨年は我が家での花火大会をとても喜んでくださり、琵琶湖へも一緒に旅行させていただきました。
いつも笑顔で気配りをしてくださったご主人様。
富士で食品会社の専務として活躍され、高校も大学も日大と私の先輩でした。
葬儀の際も多くのご友人が参列され、悲しんでおられました。
私も通夜、葬儀と参列させていただきました。
Hさんもお寂しいと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。


2008年07月21日

絵を描きたいと思うとき

雨の降りそうな天気。
今日の予定は前から決めていた。
MOA美術館で岡田茂吉賞展を勉強に行きました。

茶房月の渚に母の友人で、私の後援会の役員でもある塩谷さんが来ており
帰り途中にMOAまで車で送ってくださった。

ヘンリームーアの『王と王妃』はこの場所に本当にあってる。
薪能の準備が始まっていました。
会場に着くとまずは長沢明の大胆な日本画が飛び込んでくる。
色も形もさすがに面白い。
麻のガサガサしたマチエールに重厚でかつ繊細な描写。
絵具も美しい。
自由でありながら考えられた力のある描写に心を打たれました。
どの作品も素晴らしかった。

隣の展示室へ。
松本哲男の作品。
群青の背景に美しい月がそこにあった。
砂子でぼかされた月が心にそっと入り込んでくる。
巧いな~。
大作の滝は両サイドに。
もの凄い迫力に感動。
その描写が非常に面白かった。
滝も緑も小さな丸が無数に描かれ、遠くから見ると緑だったり滝の流れに。
そんなに厚塗りではないのに重厚で爽やかな空気感だ。

・・・・・・・・・・・・・僕もしっかり勉強しないとな。
今日の率直な感想です。

帰りに少し竹藪を散歩。
気持ち良い時間。日本画について自身で考えていました。
私は今は団体展で勉強させていただいている。
高山先生をはじめ、多くの先輩にお世話にもなって今がある。
でも、本当は自身で勉強する環境と強さがあれば自分の表現をしてみたい。
あの時、高校時代あきらめずに芸大受験しとけばよかったかなって思う時も無くはない。
まあ、どんな環境でも絵が描けないわけではないし、才能がなければ努力かね。

無性に絵が描きたくなったのでアトリエにこもり仕事しました。
良い勉強になりました。

2008年07月22日

食べる大切さ

絵を描くこと、食事をすることは同じであって良いと思う。
いや、同じでありたいね。

空気を吸う、目が覚める、そして食事をして、絵を描く。
絵を描くことはときには苦しみであり、幸せであり・・・・。
でも空気を吸うように、脳みそが悩まないものでありたいな。

美味しいものを美味しく感じるのは素晴らしい。
普通であって、普通に感じない自身の修行かも。
宇宙の摂理に赴く儘はつまらないよ。

コンビニの前で座り込んでカップラーメン美味しそうに食べてる若者たち・・・。
そんな彼らが自然の美しさや、天然素材の美味しさを理解できるのだろうか?
くるくる回る寿司だけが寿司としか知らない子供は環境を恨まないでほしい。
料理は冷蔵庫と電子レンジだけでできてると思わせない食事は大切なんだ。

夏には夏の、
冬には冬の旨いもんを食したい。

食べることは人間の欲求。
時にいやしく思うこの欲望は、命と直結してる大切な感情。
細胞が欲しがってるんだよ。仕方ないことなんだ。
食べることの幸せは美しいし、素晴らしい。
生きる大切さにつながるんだよ。
僕が感じる食の理想かな。

2008年07月27日

神輿を担ぐ友、レコードを廻す友、放浪生活の友

小雨降る蒸し暑い日。
こういう日は本当に辛いです。
沼津教室を終え、友人の健君が神輿を担ぐので見に来てくださいとメールをくれたので
沼津東急近くの大通りへ向かう。
沼津はこの3日が年に一度の大きな祭り。
通り沿いは露店の食べ物屋のいろんな匂いでごった返してました。

健君の担ぐ浜睦会の神輿が通るところ。

おっと、いました!健君の雄姿。髪もきまってますよ。
奥さんと、お母様、娘のサキちゃんににも会えました。

そのまま、同級生のとっちゃんの店に行く。
一昨日、とっちゃんから楽しい電話があったのでその続きを聞くために。
以前にも紹介しましたが沼津の駅近くでドロップサイエンスと言う店を経営してる。
5月に三周年を迎え、多くのファンから愛されてる店。
ちょうど僕が行った時は音楽がガンガンにかかってました。
山梨から来たお客さんがレコードを楽しんでる。

とっちゃんの世界だね。
この先進もうとする彼の夢や、近しい将来の設計を聞きました。
僕にも絵の関係でコラボができたら協力して欲しいと言われたよ。
もちろん楽しいことはバンバンやりましょう。
その帰り、たまたま下のカフェでやはり10年来の友人のギターリストの
上遠野忍さんに偶然出会う。
最近、携帯は持ってないし放浪生活の彼に連絡をとりたいと思ってたところ!
お茶をしながら近況を聞きました。

いろんな人生がある。
いろいろな仕事、生活がある。
それで良いんだよね・・・・きっと。

2008年07月28日

夕焼けから花火へと


夕方、外へ出て夕焼けのあまりの美しさに感動。
この空を見て感動してる人はどのくらいいたんだろう。
今の多くの人は道端の石ころに興味を持つ人は少ない。
綺麗なものをきれいと感じる心、それを素直に口に出せる空気が欲しいね。
こんな美しい色はなかなか見れないから。神様感謝します。


いつもは6時閉店の我が月の渚も、熱海海上花火大会の日は9時半まで営業してます。
本当は夜のこの店は好きなんだ。
先日、下田んとこのセールで買わされた、いや買わせていただきましたアジアんちっくな鳥かごと
キャンドルをディスプレーして。
なかなか良い感じ。

8時20分、真黒な空には美しい花火が。



綺麗だよ。
熱海の花火はホントに最高。なおかつ、我が家からの花火は日本一!
最後は大空中ナイアガラ!!

確かに花火は素晴らしい。美しい。
・・・・だけど、僕はさっきの夕焼けの方が好きだなぁ。