岩絵の具との出会い

このところ17日からの個展に向けて制作の日々が続いている。
昼間は来客や電話が多く、なかなか集中して描けない。
でも、有難いことに多くの支援してくださる方々のおかげで絵を描く生活ができている喜びは計り知れない・・・。
一年にどのくらい描くのだろう。大作はあまり描けないけれど、デッサン以外に小品は100枚近くは描くのではないかな。そのほとんどがお嫁入りしているので、手元にはあまりありませんが。

描く前の絵の具を見てる時間は心地よい。ついつい時間を忘れてしまうんだ。
高校時代、油絵と彫刻をやっていた私は岩絵の具と出会いました。市内にお住まいだった藤島先生(日展会員)のアトリエで拝見した日展作品『明けゆく』だった。鶴が数羽描いてある素晴らしい作品だったなあ。絵はもちろんのこと、画面にキラキラと輝く絵の具の美しさに魅了された。
あの感動は今も絵具を見るたびに思い出す。
あの日がなかったら絵描きにはなっていないよな。

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