アトリエの一日

珍しく一歩も外に出なかった。
14日から東京銀座松屋の7階美術画廊で始まる『グループ耕 日本画展』の出品画の制作。
絵を描くことが一番大切な時間なのに、このところは雑務が忙しすぎた。
なかなか思うような時間が取れなかった。
絵描きのくせに絵を描く時間がとれないなんてどうしようもない!
画面との格闘の時間が続く。
ジャズをかけてみたり、香を焚いたりしながら気持ちを高める・・・・。

写生を見ながら顔を描く。
色になるとどうしても甘くなるんだよね。
バックに砂子を蒔いてみる。親和箔と純金箔を使う・・・。


どうかな?ちょっとは画面が動いてきたみたいだけど・・。
何が描きたいのか?どう表現したいのか?何のために描くのか?
自分自身との自問自答。
雨が降っている。月が昇り、日が沈む。
この毎日が死ぬまで続く。
当たり前が有難いことなのは良く解る。人間の存在とは?私は何なのか?
何故に人は生きるのか?生まれてきたのか、生まれさせさせられたのか?
男とは?女とは?結婚の意味は?家族って?仕事はどうしてするのか?
ある友人から命を考えさせられる電話があった。
あ~あ、はじまってしまう。この脳みそ。
絵を描き始めるとこんなことばかり考えてしまうんだ。
つまんないでしょ?絵を描く生活のブログは(笑)。
だから書きたくないのよ!絵の制作過程はね。
夜、下田とDから電話が。ホッとしました。
寅さんのDVD見て寝るとします。

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