秋の風に

最近、静かに音楽を聞きながら考え事をする時間を一日1時間は作ります。
普通の人に比べて僕は時間に余裕はありますね。
特に今は自分にとって大切な時期なんだと考えてます。
だからこそ、考えるだけの時間を作っています。
この頃、人との別れ ということについて考えています。
出会いは偶然だったり必然だったり。
別れは必然な運命でしかありませんね。
僕も今までに多くの別れを経験してきました。
大切な家族や飼っている動物との死別、転校や引っ越しでの別れ。
大切なスタッフとの別れ、恩師との別れ。
大切な友人や恋人との別れ・・・・。
小さい時から、このことにとても敏感でした。
電車で出会って数分話した人と別れた後、もう二度とあの人と会えないのだと
大泣きをして祖母に涙を拭いてもらうことはよくありました。
別れることは常に悲しかった。
できればそうなりたくないと悩み苦しみ、時には何とか別れたくないと必死になりました。
しかし、それを止めることはできないことがほとんどでした。
別れというのは普遍的な真理なのでしょうが、本当に辛いです。
これから幾度と僕の身に訪れるであろう別れ。
秋の風は心地よいけど、こんな日は心の隙間に冷たく入り込んで悲しくなりますね。

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