祖母と駄菓子屋岩崎さん

今日、ホワイトデーは私の祖母の祥月命日でした。
私が中学2年の今日、祖母は他界しました。67歳でした。とにかく人に好かれる人で穏やかな人でした。いつも祖母の周りにはたくさんのお客さんがいました。
沼津の行商のおばさんや呉服屋さんなど、どんな人にも休んで行きなさい、食事をしていきなさい、泊って行きなさいと言う人で本当にいろんなお客様が家に帰るといたという印象です。
小学校時代、私と祖母の毎日の日課は夜、私がお風呂からあがると近所の駄菓子屋の『岩崎さん』に出かけて買い物をすることでした。
行くと岩崎さんのお兄さん(祖母がお兄ちゃんって呼んでたけど私から見たらオジサン)が赤い丸い椅子を一つだしてくれるんです。そこに祖母が座る。それから『たけちゃん(私の本名はたけのりです)、今日は何を買うの?』って言葉からから買い物スタートです。予算は一日1000円。
まずは冷蔵庫から祖母にイチゴ牛乳、私は丹那コーヒー牛乳をだして飲む。ベビースターラーメン、かっぱえびせんか、カールを。ペンシルカルパスのサラミを3本、10円のガムを数個買う。
残ったお金で祖父に雪見だいふくのアイスをおみやげ。祖父はなんだかこれが好きでしたよ。いつも車を買ってた『ヤナセ』からレディーボーデンのアイスの券が送られてくるとそれも岩崎さんで換えてたなぁ。とにかく毎日ぴったり1000円使い切るまで買い物してました。
よく考えたら駄菓子を毎日1000円買うなんて・・・。祖母も太ってましたが・・・私もその頃は痩せてましたがね。
岩崎さんで売ってた焼きそばパンも美味しかったな。毎日なかったけど、ケースにあるとやったー!って喜んでたよ。懐かしいな。
祖母が亡くなってしばらくして岩崎さんは閉店となりました。
お兄さんに僕が毎日買い物来るから辞めないでって言ったのを覚えてます。僕が毎日1000円買ってもね・・・。
今でも閉店した岩崎さんのお店の前を通るたびに祖母のあたたかなまなざしを思い出します。

祖母と(3歳ぐらいかな、変な口してるね・・・)

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